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BIGLOBEのAndroidスマートウォッチついに予約開始!

千葉の幕張メッセにて2015年10月28(水)~30日(金)の3日間に渡ってIT技術やサービスなどに関連する8つの展示会が合同で行われるイベント「2015 Japan IT Week 秋」が開催されています。

本記事ではビッグローブブースにて展示されていた仮想移動体通信事業者(MVNO)による携帯電話サービス「BIGLOBE SIM」向けのIoT(Internet of Thing)なAndroidスマートウォッチ「BL-01」の実機展示と活用ソリューションのプレゼンテーションをしていたので紹介します。

◯通話可能な超小型Androidデバイス
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BIGLOBEの腕時計型Androidデバイス「BL-01」

BL-01は2015年1月に開催された「第1回ウェアラブルエキスポ」で、初めて披露された超小型のAndroidデバイスで、当時は「Intenet Connect Device」という仮称で展示されていました。

通常のAndroid Wearを搭載したスマートウォッチとは異なり、OSには標準のAndroidを搭載し、BL-01自体がSIMフリーのスマートフォン(スマホ)としても利用でき、3G(W-CDMA方式)ネットワークを利用して音声通話やデータ通信が利用可能です。

一方、画面解像度の関係上(アプリ配信マーケット「Google Playストア」などの機能を搭載するためには解像度がQVGA以上であることが求められているとのこと)、Google Playストアは非対応で、ユーザー自身でアプリケーションをインストールして利用する必要があります。

外見やスペックなどは初登場時の記事で紹介してありますので、こちらも併せてご覧ください。

今回の展示では、Bluetoothで外部センサーと接続してM2M機器としての活用やBIGLOBEクラウドと連携したBL-01を使ったソリューションを展示していました。

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展示していたソリューションを解説していたパネル


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外部センサーの計測結果をリアルタイムで表示

当初は年内発売予定であるとされていましたが、ついに「法人向けモデル」が現在予約受付開始されたそうです。価格は4万円を切る程度とのことで、予約は「BIGLOBEに直接メールで問い合わせ」となります。

この価格は開発キット込みの値段で、一般向けモデル(こちらは2万円前後予定で開発キットなどは付属せず)も予定しているということです(こちらの発売日は未定)。

BL-01法人向けモデルの予約・購入を希望する場合、「wearable@ml.biglobe.co.jp」(ビッグローブ株式会社 第二営業本部 IoT/M2M/ウェアラブル担当)に購入を希望する旨を伝えてやりとりをすることになります(このアドレスコピーする場合、@は半角に直してご利用ください)。また、法人向けモデルという扱いですが、購入は個人でも受け付けてくれるそうです。


一般向けの販売はまだ先となりますが、SIMカードの挿さる単体で通話も可能な超小型AndroidデバイスなBL-01ということで、Google Playストアに非対応であるなどのクセの強い製品ではありますが、今後の展開が楽しみではあります!

記事執筆:河童丸


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2015Japan IT Week 秋 - Japan IT Week