使いやすさとカメラ機能で幅広い層にアピールするau向けスマホ「Qua phone PX」を紹介!

既報通り、KDDIおよび沖縄セルラーは5月31日、今夏以降にau向けに発売する新モデルや提供開始する新サービスを披露する「au発表会 2016 Summer~CHANGE!~」を開催し、約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶やオクタコアCPU、2GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載したAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)採用スマートフォン(スマホ)「Qua phone PX(型番:LGV33)」(LG Electronics製)を発表した。

発売時期は2016年7月上旬以降を予定しており、すでにauショップなどのau取扱店の店頭や公式Webストア「au Online Shop」にて事前予約が受付されているほか、旗艦店の「au SHINJUKU」(東京・新宿)および「au NAGOYA」(名古屋・栄)、「au OSAKA」(大阪・梅田)、「au FUKUOKA」(福岡・天神)、「au HAKATA」(福岡・博多)で先行展示が行われている。

今回は、発表会終了後に行われたタッチ&トライコーナーで実際にQua phone PXの試作機を触ることができたので、その外観および機能を写真と動画で紹介していく。


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Qua phone PXは、auのオリジナルブランド「Qua」シリーズにおける第2弾スマホで、開発は初代の2016年春モデル「Qua phone 01(型番:KYV37)」では京セラが担当していたものの、今回は同時に発表されたタブレット「Qua tab PX(型番:LGT31)」と同様にLGエレクトロニクスが行っている。製品の特長は価格を抑えたミドルレンジクラスで、シャープしたイメージだったQua phone 01から、女性でも手に取りやすいソフトなイメージに路線を変更している。

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それに合わせてボディーカラーも「ピンク」を含む「ホワイト」および「ネイビー」の3色となった。色合いも相まってラウンドした側面が印象を和らげている。また背面にはQua phoneのロゴが横向きに入り、デジタルカメラを意識しているようだ。

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リアカメラのレンズ付近には「27.00mm F2.2 16.1M pixels」の表記がある。デジタルカメラを意識したのはデザインだけではない。

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カメラの使い勝手の部分は同じLGエレクトロニクス製のフラッグシップスマホをベースにした「isai vivid LGV32」のユーザーインターフェイス(UI)を継承し、スローシャッターを含む本格的な撮影機能を持つ。

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さらにユーザーがカメラを”使う理由”を考慮し、オートモードでは「Facebook」や「Twitter」などのSNSに簡単に共有できるよう撮影直後にそれぞれのアイコンが表示され、すぐに投稿できるようにしている。

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共有機能をメニューやギャラリーからではなく、カメラからダイレクトに呼び出せるようにし、使い勝手を良くしている。また、これは初心者でもすぐにSNS投稿ができるというメリットもある。

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豊富なデジタルフィルター機能も用意されている。SNSに投稿する写真もお気に入りのデジタルフィルターで自分らしさを演出することが可能だ。

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本体のデザインは8インチタブレットのQua tab PXと2台持ちを意識した統一感のあるものとしている。

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本体の機能として、右側面(写真=上)には、ストラップホール、電源キー、左側面(写真=下)には、ボリュームキー、SIMカード・microSDカードスロットがある。

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ディスプレイ面に向かって細くなる台形型のデザインをしているため手にフィットして持ちやすい。バッテリーは3000mAhのものが搭載されているが、重さは約127gと軽い点も良いと感じた。下面(写真=下)には3.5mmイヤホンマイク端子、microUSB端子がある。IPX5およびIPX7準拠の防水、IP6X準拠の防塵に対応し、各端子はキャップレス防水対応だ。

【Qua phone PXの外観とカメラ機能を動画で紹介】

動画リンク:https://youtu.be/YhsT3Aex0gc


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Qua tab PXとの連携機能「au シェアリンク」では、Qua tab PX上に表示されたQua phone PXの画面(著作権関連の映像以外)からほとんどの操作を行うことができる。写真では、Qua phone PXのカメラをリモートで操作している。また、Qua tab PXに表示される端末のカラーもペアリングする際に対応しているとのことだった。

価格もミドルレンジなオリジナルブランドということでお買い得感のあるものになるということで、iPhoneとiPadと持つようにQua phone PXとQua tab PXを合わせて持っても低価格で抑えられつつ、統一感のあるデザインや本体色などに加え、連携できる機能が嬉しい機種になりそうだ。

◯主な仕様
商品名Qua phone PX
OSAndroid 6.0
メーカーLG Electronics
ディスプレイ約5.2インチフルHD IPS液晶
サイズ約73(W) x148(H) x7.5(D) mm
質量約127g
カラーホワイト、ネイビー、ピンク
内蔵メモリー(RAM)約2GB
内蔵ストレージ約16GB
外部ストレージmicroSDXC(最大200GBまで)
リアカメラ約1610万画素
フロントカメラ約800万画素
電池容量3000mAh
連続通話時間(VoLTE)約1300分
連続待受時間(LTE・WiMAX 2+)約500時間
電池持ち時間※1約105時間
4G LTE
キャリアアグリゲーション
4G LTE CA
受信時最大速度150Mbps
WiMAX 2+
VoLTE
シンクコール
ボイスパーティ
Eメール(@ezweb.ne.jp)
SMS
フルセグ-
ワンセグ-
Wi-Fi テザリング
(最大接続数 8台)
au世界サービス
(LTE・GSM/GPRS・UMTS)
Bluetooth◯(ver. 4.2)
Wi-Fi◯(IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠)
緊急速報メール
おサイフケータイ
NFC(情報取得・リンク)
赤外線-
防水
防塵
耐衝撃-
※1 電池持ち時間とは平均的なスマートフォン利用(インテージの2015年6月調査データを基に算出)した場合の各機種における電池の持ち時間です。2016年夏の新商品以降、より公平でよりわかりやすい電池の持ち時間訴求をめざし、インテージが提供するデータを活用し、NTTドコモと共同で設定した基準で測定しています。なお、各機種の実使用時間については順次、auのホームページで公表される予定です。
※2 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。



記事執筆:mi2_303


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