Y!moble向け新Android Oneスマホ「S1」と「S2」が発表!

ソフトバンクおよびウィルコム沖縄は18日、都内にて発表会「Y!mobile 2017 Spring」を開催し、新しいスマートフォン(スマホ)「Android One S1」(シャープ製)および「Android One S2」(京セラ製)を発表しています。

発売時期はAndroid One S1が2017年2月下旬以降、Android One S2が2017年3月上旬以降を予定。ソフトバンクのサブブランドとして展開している「Y!mobile(ワイモバイル)」では2016年7月に日本初の「Android One」に対応した「Android One 507SH」を発売していましたが、今回新たにAndroid Oneシリーズを2機種追加します。

Android Oneはもともと新興国向けのアップデートプログラムとして展開が開始されましたが、その後に立ち位置を拡大して現在は各国・地域に合わせた「Nexus」シリーズのようなGoogleが提唱するスマホの「リファレンスデザイン」的な存在になっています。

そのため、Android One 507SHでも日本市場に合わせてAndroid Oneシリーズでは初となる防水・防塵やワンセグに対応していましたが、Android One S1でも同じように防水・防塵、Android One S2では防水・防塵に加えて耐衝撃や赤外線通信にも対応しています。

【Android One S1】

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Android One S1はY!mobileのAndroid Oneの第2弾で、初のAndroid One 507SHと同じくシャープが開発しています。サイズも同じ約5.0インチで比較的コンパクトで持ちやすく、約143×69×8.0mm(突起部を除く)に。

質量は約134gで、本体色はホワイトおよびブラック、ピンク、ターコイズの4色展開。防水はIPX5およびIPX7に準拠、防塵はIP6Xに準拠。ワンセグは省かれています。一方で、ディスプレイパネルはフルHD(1080×1920ドット)IGZO液晶(最大1677万色表示)に向上しています。

主な仕様は64bit対応Qualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 430(MSM8937)」(1.4GHz×4コア+1.1GHz×4コア)や2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大256GBまで)、2.4および5.xGHz対応でIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1、約1310万画素CMOSリアカメラ(LEDフラッシュライト対応)、約800万画素CMOSフロントカメラ、2530mAhバッテリー、GPSなど。

高音質通話サービス「VoLTE」に対応し、最大通信速度は下り112.5Mbpsおよび上り37.5Mbpsで、連続通話時間および連続待受時間はW-CDMA網で約1110分および約695時間、FDD-LTE網で約1370分および約550時間、AXGP網で非対応および約530時間、GSM網で約610分および約620時間。急速充電「Quick Charge 2.0」に対応。

SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズ。対応周波数帯はFDD-LTE方式の900MHz・1.7GHz・2.1GHz、AXGP方式の2.5GHz、W-CDMA方式の900MHz・2.1GHzなど。Wi-FiはMassive MIMO対応し、テザリングは最大10台まで。おサイフケータイ(FeliCa)やNFC、赤外線通信、緊急速報メールには非対応。

OSは購入時からAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)を採用し、発売から18カ月間に最低1回以上のOSバージョンアップを保証かつ発売から最低2年間のセキュリティーアップデートを保証するプログラムに対応。そのため、常に最新のAndroidを利用できるほか、最新のセキュリティー機能が自動アップデートで毎月提供されるので、セキュリティー面の心配をせずに安心して利用することが可能です。

【Android One S2】

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Android One S2はY!mobileのAndroid Oneの第3弾で開発はAndroid One初の京セラが担当しています。507SHやS1と同じく約5.0インチとなっていますが、より性能は低くなっており、解像度はHD(720×1280ドット)でTFT液晶(最大1677万色表示)となっています。

またSoCも64bit対応Qualcomm製クアッドコアCPU「Snapdragon 425(MSM8917)」(1.4 GHz×4)を採用。代わりに米国国防総省が採用する基準「MIL-STD-810G」に準拠した耐衝撃性能に対応しています。防水はIPX5およびIPX7、防塵はIP5Xに準拠。

その他の主な仕様は2GB RAMおよび16GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大200GBまで)、2.4GHzによるIEEE802.11b/g/n準拠のWi-Fi、Bluetooth 4.2、約1300万画素CMOSリアカメラ(LEDフラッシュライト対応)、約200万画素CMOSフロントカメラ、2300mAhバッテリー、GPSなど。

高音質通話サービス「VoLTE」に対応し、最大通信速度は下り112.5Mbpsおよび上り37.5Mbpsで、連続通話時間および連続待受時間はW-CDMA網で約1320分および約750時間、FDD-LTE網で約1300分および約660時間、AXGP網で非対応および約620時間、GSM網で約630分および約750時間。

SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズ。対応周波数帯はFDD-LTE方式の900MHz・1.7GHz・2.1GHz、AXGP方式の2.5GHz、W-CDMA方式の900MHz・2.1GHzなど。Wi-FiはMassive MIMO対応し、テザリングは最大10台まで。おサイフケータイ(FeliCa)やNFC、ワンセグ・フルセグ、緊急速報メールには非対応。

OSはS1と同じ兎購入時からAndroid 7.0 Nougatとなっており、同様にOSバージョンアップやセキュリティーアップデートの保証があります。サイズは約143×72×10.6mm、質量は約142g、本体色はレッドおよびネイビー、ホワイトの3色展開。



記事執筆:memn0ck


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