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メッセンジャーサービス「Allo」のWeb版がリリース! |
Googleは14日(現地時間)、機械学習(ML)や人工知能(AI)などを利用したサポート機能「Google アシスタント」に対応したメッセンジャーサービス「Allo」を新たにパソコン(PC)などにおけるWeb版( http://g.co/alloforweb )を提供開始したとお知らせしています。
これまではAndroidおよびiPhoneなどのiOS向けアプリが提供されていただけでしたが、Web版がリリースされたことでPCなどでも利用できるようになりました。ただし、対応するWebブラウザーはGoogleの「Chrome」のみ。
Alloは2016年9月に提供開始した新しいテキストでメッセージを送受信する、いわゆる“チャット”ができるメッセンジャーサービスで、大きな特長はGoogle アシスタントに対応している点です。
利用するには電話番号認証が必要だったり、競合サービスの「LINE」や「Facebook Messenger」、さらにはそれまでGoogleのコミュニケーションサービスの中心だった「ハングアウト」などの存在によって日本では利用しているという声はほとんど聞きません。
またAlloのリリース後にGoogleではハングアウトをややビジネス寄りの方向に舵を切ったようですが、ハングアウトにはPCなどではGmailのWeb版と統合されていたり、履歴がGmailに残せるなどのメリットも多く、個人的にもあまりAlloを積極的に利用しようというようには思えていません。
その大きな理由の1つがPCなど向けサービスがなく、スマホなどからしか使えなかった点にもありますが、ようやく今回、PCなど向けWeb版がリリースされました。Web版を使うにはまず、スマホなど向けアプリのメニューから「Web向け Allo」を選択し、「QRコードをスキャン」を押します。
それから今度はPCなどのChromeにて https://allo.google.com/web を開き、表示されているQRコードをスマホなどで読み取ります。すると、PCなどのChromeで開いているページが自動的にログインされ、PCなどでAlloが利用できる状態となります。
なお、現時点ではAndroid向けアプリのみがWeb版で利用開始する機能に対応しており、iPhone向けについては後日対応予定とのこと。PCなど向けWeb版では一部、スマホなどのアプリでは表示されている画像が現時点では表示されなかったりしますが、Google アシスタントのサポートは受けられる模様。
またPCなどのChromeでは複数タブでは開けないようで、新しいタブで開くとそれまで開いていたタブは「別のブラウザタブでウェブ向け Allo を使用中です」と表示されて「このブラウザに切り替え」ボタンと「ログアウト」ボタンが表示されるようになっています。
記事執筆:memn0ck
価格:無料
カテゴリ: 通信
開発者:Google Inc.
バージョン:16.0.024_RC10
ANDROID 要件:4.1以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.fireball

価格:無料
カテゴリ:ソーシャルネットワーキング
開発者:Google, Inc.
バージョン:15.0
条件:iOS 9.1 以降。iPhone、iPad、および iPod touch に対応。
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id1096801294?mt=8

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