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ソニーがフラッグシップスマホ「Xperia XZ1」を発表! |
Sonyは31日(現地時間)、ドイツ・ベルリンにて2017年9月1日(金)から9月6日(水)まで開催される世界最大級の家電見本市「IFA 2017」に合わせてプレスカンファレンス「Sony Press Conference at IFA 2017」を開催し、Sonyブランドのフラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia XZ1」およびコンパクトスマホ「Xperia XZ1 Compact」、ミッドレンジスマホ「Xperia XA1 Plus」(Sony Mobile Communications製)などを発表しています。
Xperia XZ1は、昨冬モデル「Xperia XZ」の後継機種で、Xperia Zシリーズ後半から続く約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)液晶「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載し、新たにHDRに対応したほか、今夏モデル「Xperia XZs」と同様に960fpsのスローモーション撮影に対応した「Motion Eyeカメラ」を内蔵しています。
また、Xperia XZsはXperia XZのカスタマイズモデルとしてチップセットは据え置きの「Snapdragon 820(MSM8996)」でしたが、Xperia XZ1では新たに「Xperia XZ Premium」と同様の最新ハイエンドチップセット「Snapdragon 835(MSM8998)」となっています。
また新機能として独自開発の素早く手軽に立体の被写体をスキャンして3Dデータを作成できる「3D クリエイター」に対応し、3DアバターとしてカメラのARエフェクトで利用したり、ライブ壁紙に設定できるほか、3Dステッカーを作成してSNSで共有したり、3Dプリンターを用いれば立体造形物として出力することもできるようになっています。
なお、Xperia XZ1およびXpeira XZ1 Compactはともに日本を含めた各市場で発売する予定で、海外ではXperia XZ1が来週以降、Xperia XZ1 Compactが9月以降に発売されます。日本での販売される携帯電話会社は明らかにされていませんが、これまでもXperiaシリーズはNTTドコモなどの各社が扱ってきたため、それらから販売される可能性は高いと思われます。
昨年、それまでのフラッグシップスマホ「Xperia Z」シリーズから新たにミッドレンジスマホ「Xperia X」シリーズを中心に、ハイエンドスマホ「Xperia XZ」シリーズ、エントリークラススマホ「Xperia XA」シリーズとして展開していますが、Xperia XZ1はそんなハイエンドモデルのXperia XZシリーズの最新機種となります。
Xperia XZシリーズの5.2インチモデルとしては、昨年のIFA 2016で発表された初代のXperia XZ、そして、今夏に発売されたXperia XZのカスタマイズ版となったXperia XZsに続く、3機種目。なお、Xperia XZシリーズには今夏に5.5インチ4Kディスプレイ搭載のXperia XZ Premiumもラインナップされています。
外装はアルミのメタルボディーデザインはこれまでのXperiaシリーズの中でもかなりスクエアな印象。ただし、ディスプレイを覆うのは端が湾曲した2.5Dガラス「Gorilla Glass 5」(Corning製)を採用していますカラーバリエーションはMoonlight BlueおよびBlack、Warm Silver、Venus Pinkの4色展開。サイズはは約148×73×7.4mm、質量は約156g。
右側面には指紋センサーが内蔵された電源キーを引き続き搭載。本体下部の充電・通信端子は新たにUSB Type-Cを採用。IP65およびIP68に準拠した防水・防塵に対応。バッテリーは容量が2700mAhで、Smart Stamina 3.0やQnovo Adaptive ChargingやBattery Care、スタミナモード、急速充電「Quick Charge 3.0」、USB給電に対応。
リアカメラはXperia XZsやXperia XZ Premiumに初搭載されたソニーが開発したメモリー積層型CMOSのMotion Eyeカメラを背面に搭載し、センサーは1/2.3型(1画素1.22μm)の有効画素数約1900万画素メモリー積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」で、トリプルセンシング技術や先読みハイブリッドオートフォーカス、ISO12800、4Kムービー撮影、5軸スタビライザー、BIONZ for mobileなどに対応。レンズはF2.0で25mmのGレンズを採用。
世界初の最大960fpsスーパースローモーション機能に対応し、新規開発された「Predictive Capture(先読み撮影)」機能では被写体の動きを検出すると、自動的に最大4フレーム分の画像をバッファリングし、シャッターが押される直前の画像も記録することで、決定的な瞬間を捉る「Motion Eye」カメラシステムに対応しています。
起動から撮影まではXperia XZ Premiumと同じく0.5秒をうたっています。またフロントカメラもXperia XZ Premiumと同様にF2.0の明るく広角22mmレンズを採用した1/3.06型約1300万画素積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobie」を搭載。
主な仕様は4GB内蔵メモリー(RAM)や64GB内蔵ストレージ(UFS)、microSDXCカードスロット(最大256GBまで)、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応でIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 5.0、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GPS・GLONASS)、ステレオスピーカー、USB Type-C端子(USB 3.1 Gen 1)、3.5mmイヤホンマイク端子など。
OSはAndroid 8.0(開発コード名:Oreo)を採用し、サービス面ではGoogle CastやDLNA、Miracast、ハイレゾ音源、DSEE HX、LDAC、デジタルノイズキャンセリング、Clear Audio+、S-Force Front Surround、ステレオ録音、PS4リモートプレイなどに対応。
シングルSIMおよびデュアルSIMのモデルがあり、SIMカードスロットはすべてnanoSIMカード(4FF)サイズになっています。なお、デュアルSIMモデルは片方がmicroSDカードと共用。携帯電話ネットワークではLTE UE Category 16に対応し、下り最大1Gbpsおよび上り最大150Mbpsで利用可能。なお、対応周波数帯や最大通信速度は販売する国・地域・事業者によって異なります。
動画リンク:https://youtu.be/xjZEWLX317w
動画リンク:https://youtu.be/fqyTTKaNal0
記事執筆:memn0ck
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・Sony IFA 2017 News & Live Stream Product Announcements | Sony GH
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