docomoが国内最速の受信時788Mbpsをスタート!

NTTドコモは4日、すでに案内していた高速通信サービス「PREMIUM 4G」における下り(受信時)最大788Mbpsを2017年9月4日(月)より提供開始するとお知らせしています。

下り最大788Mbpsは2017年年9月末までに東名阪の一部地域における全国約250都市において提供され、それ以外の地域では下り最大738Mbpsとなります。なお、9月4日時点での利用可能エリアは関東甲信越管内とのこと。

対応製品は「Galaxy S8+ SC-03J」および「Xperia XZ Premium SO-04J」、「AQUOS R SH-03J」、「Wi-Fi STATION N-01J」の4機種。これにより、auが9月1日より下り最大708Mbpsでサービス開始して国内最速となっていましたが、再び、NTTドコモが国内最速となりました。

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788Mbpsの場合


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732Mbpsの場合

PREMIUM 4Gの下り最大788MbpsはLTE-Advancedの従来技術である「キャリアアグリゲーション(CA)」や「256QAM」、「4x4 MIMO」に加え、新たに4x4 MIMOの伝送効率を向上させることにより実現しています。

これまでの下り最大通信速度である682Mbpsが788Mbpsになり、788Mbps対応エリア以外では従来の632Mbpsから732Mbpsに高速化されます。なお、上り(送信時)速度は最大50Mbpsとのこと。

対応製品のうち、Galaxy S8+ SC-03JおよびXperia XZ Premium SO-04J、AQUOS R SH-03Jの3機種についてはサービス開始となった9月4日よりソフトウェア更新が提供開始されており、それぞれ下り最大788Mbpsの高速通信に対応しています。

各機種のソフトウェア更新における変更点は以下の通り。3機種ともにすでに紹介しているように9月1日に新規契約および機種変更における月々サポートを増額して実質負担額が6千円程度値下げされているのでこの機会に購入を検討してみても良いかもしれません。また、Wi-Fi STATION N-01Jについては2017年9月以降にソフトウェア更新を提供開始予定としています。

【Galaxy S8+ SC-03Jの製品アップデート情報】
主なアップデート内容
・受信時最大788Mbpsの高速通信
・設定等の画面が変更になります。
 (1)Wi-Fi利用時のバッテリーの使用量を減らすことが可能になります
   <手順>
   設定→接続→Wi-Fi→詳細設定→Wi-Fi省電力モード
 (2)カレンダーの同期機能が追加されます
   <手順>
   「カレンダー」→「その他」→「今すぐ同期」追加
 (3)明るさ調節記録の履歴をリセットすることが可能になります
   <手順>
   「設定」→「サウンドとバイブ」→音量キーでメディアを調整
 (4)端末本体の音量キーでメディア音量を制御するよう設定可能になります
   <手順>
   「設定」→「サウンドとバイブ」→音量キーでメディアを調整
 (5)Galaxyアカウントにログインする際に、ID・PWの入力だけではなく、「Galaxy Pass」機能(生体認証)が利用可能になります
   <手順>
   「設定」→「ロック画面とセキュリティ」→Galaxy Pass

改善される事象
・セキュリティ更新(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2017年8月になります。)

【Xperia XZ Premium SO-04Jの製品アップデート情報】
主なアップデート内容
・受信時最大788Mbpsの高速通信

改善される事象
・まれに電池残量が正常に表示されない場合があります。

【AQUOS R SH-03Jの製品アップデート情報】
主なアップデート内容
・受信時最大788Mbpsの高速通信

改善される事象
・まれに正常に充電ができない場合があります。
・セキュリティ更新(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2017年8月になります。)



記事執筆:memn0ck


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