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新発想なツインカメラ搭載のdocomo向けハイエンドスマホ「AQUOS R2 SH-01K」を購入!まずは開封から |
NTTドコモから6月8日に写真撮影用と動画撮影用にそれぞれ特化した2つのカメラを背面に搭載した最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R2 SH-03K」(シャープ製)が発売されました。
以前はNTTドコモとau、SoftBankといった大手携帯電話会社向けに名称のバラバラだったブランド名を統一させたシャープのフラッグシップスマホ「AQUOS R」シリーズの第2段におけるNTTドコモ版です。
昨夏モデルで初代の「AQUOS R SH-03J」とごくわずかながら大きくはなっていますが、ほぼ同一のサイズのままに画面が大型化し、約6.0インチQHD+(1440×3040ドット)ハイスピードIGZO液晶(約561ppi)となりました。
またスマホにおいては世界初となる「ドルビービジョン(Dolby Vision)」と「ドルビーアトモス(Dolby Atmos)」の両方に対応と、各方面のトレンドを取り入れ、スペックも高く非常に魅力的な1台となっています。
どうせ筆者のまわりでは人気の「Galaxy S9+」や「Galaxy S9」、「HUAWEI P20 Pro」といった機種を選ぶ人が多いだろうと多い、骨心から選んだというわけでなく、筆者にとって今回の夏モデルの中において心惹かれるポイントがあったために購入してみました。
そこで、今回から数回に分けてレビュー記事をお届けしていこうと思います!まずはさっそく開封の儀を執り行いましたので、AQUOS R2 SH-03Kの同梱品や外観を紹介します。
【個装箱は2重構造】
前機種のAQUOS R SH-03Jでは白いデザインの非常にシンプルな個装箱でしたが、今回は打って変わって黒い高級感のあるものとなっています。箱は光沢があり、目の細かい粒子状のエンボス(浮き彫り)加工がされています。なお、個装箱がツヤツヤのエンボス加工がされているため、くすんだ写真に見えますが、照明の反射の都合です……念の為。
個装箱の背面側にはネットワークに関連する注意書き(特定の地域における利用制限やWi-Fiの制限など)が書かれているほか、右側面には内容物の一覧や本体カラー、そして底面側にはIMEI番号とバーコードの印刷されたシールが貼られていました。
AQUOS R2の個装箱は2重構造で、箱を開けると内箱が出てきます。内箱はツヤのないシンプルなもので、正面の「AQUOS」のロゴ以外には特になにも書かれていません。なお、内箱はお弁当箱のように蓋を開けるタイプとなっており、これを開くと本体とのご対面になります。
本体を取り出して、中底を外すとSIMピンやマニュアル類などの本体以外の同梱品が1つにまとめられて入っていました。
内容物としては、AQUOS R2 SH-03K本体のほか、テレビ用アンテナケーブル(3.5mmイヤフォンジャック接続型)、SIM取り出しツール(SIMピン)、マニュアル類2冊(「クイックスタートガイド」と「ご利用にあたっての注意事項」の2つ)となります。
購入時に確認はするとは思いますが、もし不足しているものがあれば購入店に問い合わせるなどしましょう。
ちなみにSIM取り出しツール(SIMピン)は先代のAQUOS Rに同梱されていたものと同じで、一般的に量販店などで販売されているもの違うものとなっていますので、ガジェクラ界隈のSIMピン収集家の方は覚えておきましょう。
【AQUOS R2の外観をチェック】
それでは、さっそく箱から取り出した本体
本体正面のディスプレイ上部付近には「AQUOS R compact」や「Essential Phone PH-1」と同様にカメラ部分のみ切り欠き(ノッチ)があります。国内だけでなく海外でもデザイン上のトレンドとなっているため、ディスプレイ上部中央にノッチのあるスマホが多く発売されていますが、カメラ部分のみのノッチは、画面内に欠けている部が極力ないようにする配慮だと筆者は好意的に受け止めています。
指紋センサーははかなり縦幅が狭くなっていますが、読み取り率は上々。ちょうど筆者がこれまで使ってきた「HTC 10」の指紋センサーをさらに平べったくしたような印象を受けます。ホームキーとして設定することもできるのも同様です。ちょっと試したところ、筆者の野太い指でもまったく問題ありませんでした。
本機最大の特徴である写真撮影用と動画撮影用のカメラは約2260万画素と約1630満画素の2つ背面カメラが配置。近寄ってみてみると全然違うレンズが並んでいるのが一目でわかります。カメラ機能については後日、個別に記事をお送りしますのでお楽しみに。
左右の側面の配置はわかりやすく「左側面がSIM/メモリーカードスロットで右側面がボタン類」と別れています。
筆者としてはボタン類とカードスロットの位置が逆だったらカメラ使用時に音量キーをシャッターやズームに割り当てるのに便利なのに……とは思いましたが、この辺りは個人の好みの差もあるでしょうか。
天面および底面もオーソドックスな配置で、天面にはイヤフォンおよびヘッドセット用3.5mmジャック、動画撮影用マイク。底面には外部スピーカーと通話・動画撮影兼用のマイクにUSB Type-C端子があります。
今回のNTTドコモ向け2018年夏モデルにおけるハイエンドスマホの中で3.5mmヘッドセット用ジャックが搭載されているのは本機とGalaxy S9 SC-02K、Galaxy S9+ SC-03Kの3機種だけ(docomo with対応のエントリーモデルには搭載されていますが)なので、電車内や街中でBluetoothヘッドセットの接続が切れて、あまり大っぴらにできない音声などを公開してしまった
というわけで、駆け足気味に開封レポートと外観のざっくりとしたおさらいをお届けしました。次回以降、プリインストールアプリやカメラなどの内蔵機能の紹介やしばらくの間使ってみて、その後に気が付いたことなどをお送りしていく予定です。
AQUOS R SH-03Kは価格が本体代が95,904円(分割3,996円/月×24回)で実質負担額が新規契約および機種変更なら49,248円(分割2,052円/月×24回)で、他社から乗り換え(MNP)なら実質価格は32,400円(分割1,350円/月×24回)となります。
また、これはNTTドコモ版のAQUOS R2 SH-03Kだけでなく、au版、ソフトバンク版も共通していますが、各社5,000円分のポイントがもらえる購入キャンペーンをそれぞれ行っているので、7月1日までに入手した方はキャンペーンへ登録は早めに済ませておきましょう。