楽天モバイルオリジナルスマホ「Rakuten Hand」を写真や動画でチェック!

既報通り、楽天モバイルは8日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線を構築して提供している携帯電話サービス「楽天モバイル」( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )において今年9月に発表していたオリジナルブランドの4G対応スマートフォン(スマホ)「Rakuten Hand(型番:P710)」を2020年12月8日(火)より順次販売しています。

当初は公式Webサイトによるオンライン販売のみでしたが、その後、12月12日(土)からは全国の楽天モバイルショップおよび楽天モバイルショップ(量販店を含む)といった店舗でも販売されており、価格は一括で税抜18,182円(税込20,000円)、分割で税抜378円/月×48回または税抜757円/月×24回となっています。

また発売を記念して「Rakuten Hand 発売記念キャンペーン」( https://network.mobile.rakuten.co.jp/campaign/rakuten-hand/ )を実施し、正式プラン「Rakuten UN-LIMIT V」の申し込みとセットで購入した場合にすでに実施されている「Rakuten UN-LIMIT Vお申し込みキャンペーン」の5,000ポイントと合わせて最大15,020ポイントの楽天ポイントをプレゼントしているため、実質4,980円で購入できるようになっています。

今回は楽天モバイルよりRakuten Handをお借りしたので、パッケージを開封して外観や同梱品、基本機能などを写真や動画を交えて紹介したいと思います。

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Rakuten Handのパッケージ(箱)を開けたところ

Rakuten Handは「Rakuten Mini」や「Rakuten BIG」に続く楽天モバイルオリジナルスマホ第3弾で、Rakuten MiniやRakuten BIGに続いて日本市場でニーズの高いおサイフケータイ(FeliCa)に対応しつつ、スリムな横幅とサイドに丸みを帯びたデザインによって手にフィットするボディーを備えた4G対応のAndroidスマホです。

また同じくRakuten MiniやRakuten BIGに続き、楽天モバイルは推進するeSIM対応モデルで、nanoSIMカード(4FF)などの物理SIMには非対応となっています。そのため、Rakuten UN-LIMIT Vとセットで申し込んだ場合はeSIMが設定されて出荷されるようになっています。

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Rakuten Handの同梱物一覧

同梱物は本体のほか、ACアダプターやUSB Type-Cケーブル、クイックスタートガイド(保証書)および安全上のご注意といった紙類のみ。microSDカードなどの外部ストレージスロットもないため、いわゆる「SIMピン」の類のスロットを引き出すためのツールも付属しません。

開発・製造はRakuten Miniと同様にTinno Mobile Technologies(天瓏移動技術)が行っており、輸入元はWiko Japan(ウイコウ・ジャパン)となっています。そのため、ACアダプターにはPSEマークとともにウイコウ・ジャパンと記載があります。なお、ACアダプターは5V・2Aで、製造はBeicom Electronicsとのこと。

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本体が半透明の保護シートに包まれているので出しているところ

ディスプレイはノッチやパンチホールといった切り欠きのない約5.1インチHD+(720×1520ドット)有機ELを採用し、画面側は左右端がラウンドした3Dガラスとなっており、左右の縁(ベゼル)は非常に狭くなっています。そのため、幅は63mmとかなり狭く、持ちやすいだけでなく、片手でも操作しやすくなっています。

一方、上下のベゼルはそれなりに幅があり、上側には約1600万画素CMOS/広角レンズ(F2.0)のフロントカメラを搭載し、顔認証にも対応しているほか、生体認証では光学式の画面内指紋センサーも搭載しており、持ち上げて画面ONにも対応しているので持ち上げてすぐに指紋認証ができるようになっています。

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Rakuten Handの正面。ディスプレイを点灯させていない状態。下側のベゼルがそれなりに幅があることあり、誤操作しにくくなっているのも良いところかと思いました

外観はプラスチックではありますが、質感は悪くなく、本体カラーはブラックおよびホワイト、クリムゾンレッドの3色展開で、各色ともにツヤのある光沢仕上げとなっています。また生活防水(IPX2準拠)および防塵(IP5X準拠)もサポート。サイズは約138×63×9.5mm、質量は約129gで、持ってみると、もちろん軽いです。

ただし、電池持ちはバッテリー容量が2750mAh(取外不可)なので、連続待受時間は4Gで約420時間、3Gで約440時間、連続通話時間は4Gで約18.3時間(約1098分)、3Gで約24時間(約1440分)と最近の大容量バッテリー搭載機種と比べると持たないと見られ、実際に使ってみても特に電池持ちが良いという感じではないですが、逆にすごく電池が持たないというわけではなさそうです。

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Rakuten Handを手に持ってみたところ。Rakuten Miniはきっちり使うには小さ過ぎた気もするため、ちょうど良い大きさという印象


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ディスプレイの上にはフロントカメラや通話用レシーバー(受話口)、照度センサー、近接センサー、そして一番右側に通知用LEDライトが配置されています


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Rakuten Handの背面。中央には楽天のロゴ「R」が配置され、写真では見にくいものの、Rロゴの少し下におサイフケータイ(FeliCa)のマーク(アンテナ)が配置されています


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Rakuten Handの左右側面。左側には音量上下キーと電源キーが配置され、右側には何もありません


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Rakuten Handの上下側面。上側には3.5mmイヤホンマイク端子とサブマイク、下側には外部スピーカーとUSB Type-C端子(USB 2.0)、マイク(送話口)が配置されています

サイズ感としてはひと昔に4.6インチや4.7インチのコンパクトモデルと言われていたiPhone 6〜8やiPhone SE(第2世代)、Xperia Z3 CompactおよびXperia XZ1 Compactなどよりも少し幅が狭くなっており、重さも軽めなので持ち比べてみてもRakuten Handは持ちやすい印象を受けます。

また幅は少しだけ狭い程度で、当時のコンパクトモデルと比べると画面のアスペクト比が変わって縦に長くなっていることもあり、画面のスペースも十分にある感じがし、さすがに大画面スマホと比べると情報量は少ないですが、SNSやWebブラウザーなどを通常使う分には必要十分程度ではあります。

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大きさ比較のために5.8インチサイズのPixel 4a(左)や4.6インチサイズのXperia XZ1 Compact(右)と並べてみたところ。Pixel 4aよりもひと回り小さいのがわかります


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幅を比べてみると、Pixel 4aよりもそれなりに狭いのがわかり、Pixel 4aのサイズは約144.0×69.4×8.2mm、質量は約143gなので、数値的にも幅は6.4mm違います。Pixel 4aも最近のスマホでは十分小さい方ですが、Rakuten Handはさらに小さいです


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一方、こちらはXperia XZ1 Compactと横幅を比べたところで、Xperia XZ1 Compactのサイズは約129×65×9.3mm、質量は約143gなので、横幅としてはかなり近いです


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今度は右に5.8インチサイズのiPhone X(左)、左に4.7インチサイズのiPhone SE(第2世代)を並べてRakuten Hand(中央)と比べてみました。縦はiPhone SE(第2世代)にかなり近いように思います


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横幅はiPhone Xよりもだいぶ狭いので省きますが、こちらはiPhone SE(第2世代)との比較ですが、iPhone SE(第2世代)よりも狭いです。サイズと質量はiPhone SE(第2世代)では約138.4×67.3×7.3mmと約143gです

背面には約4800万画素CMOS/広角カメラ(F1.8)と背景ぼかしを実現する約200万画素CMOS/深度測位カメラ(F2.4)のデュアルリアカメラを搭載し、LEDフラッシュライトにも対応しています。なお、オートフォーカス(AF)やAIカメラ、HDRには対応していますが、手ブレ補正には非対応となっています。

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リアカメラの出っ張りもそれほどなく、背面を下にして置いてもカタカタしたりはしなそうです。また背面側も左右がラウンドしていて持ったときに手になじむようになっています。また電源キー2回押しでカメラ起動が可能


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標準カメラアプリのファインダー画面(画像=左)と設定画面(画像=右)。設定はかなり少なめで、写真撮影では標準で1200万画素相当にて撮影され、設定で4800万画素相当にすることも可能


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撮影サンプル(屋外、晴天、オート)


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撮影サンプル(屋内、蛍光灯、オート)


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モードは写真や動画のほか、背景ぼかしが用意されており、ボケ具合はF値でF0.95〜F16相当で変更可能


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背景ぼかし(F0.95)の撮影サンプル(屋内、白熱灯、オート)

これでいてチップセット(SoC)にはQualcomm製「Snapdragon 720G」(2.3GHz×4+1.8GHz×4のオクタコアCPU)や4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージといった基本スペックなのも価格を考えるとかなり魅力なのではないでしょうか。もちろん、外部ストレージスロットがないので、64GBだと少なかったり、電池持ちも多少気になるところですが、ライトに使う分にはなんとかできそうです。

またSIMフリーモデルではあるものの、楽天モバイル以外で使う場合にはeSIMのみなのでかなり限定され、VoLTEも楽天モバイルのみに対応しているため、仮に他社で音声通話に対応した日本国内向けのeSIMが提供されても音声通話が利用できなかったりしますし、問題がないわけではないですが。

なお、通信面ではIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHzおよび5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 5.0のほか、携帯電話ネットワークでは4x4 MIMOや256QAMをサポートして下り最大400Mbpsおよび上り最大75Mbpsで、対応周波数帯は4G(LTE方式)のBand 1および2、3、4、5、7、18、19、26、28、38、41、42、3G(W-CDMA方式)のBand IおよびII、IV、V、VI、XIXに対応しています。

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アプリ一覧。新型コロナウイルス 接触確認アプリ(通称:COCOA)がプリインストールされているのはなかなか良く、COCOAを含め、楽天系の楽天市場や楽天トラベル、楽天銀行、楽天カード、楽天ペイ、楽天Edy、楽天マガジン、Rakuten Music、Rakuten TVの各アプリはアンインストールが可能となっています


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購入時にはデフォルトで「ランチャー」がホームアプリに設定されていますが、Rakuten Miniで採用されていたような「ランチャー(オリジナル)」(画像=左)も搭載されています。購入時の内蔵ストレージの空きは約48.87GB


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設定画面一覧。いわゆる“素のAndroid(Pure Android)”といったところ。NFCや位置情報取得(GPSなど)、緊急速報機能などにも対応しています


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すでにソフトウェア更新が配信されており、最新バージョンにしたところ(画像=左)。OSはAndroid 10をプリインストール。モデル名は「P710」、いわゆる「技適」の番号は電波法に基づくRが「003-200215」、電気通信事業法に基づくTが「ADF200192003」


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アプリ切替画面(画像=左)と文字入力画面(画像=右)。アプリ切替では一気にすべてを消すことが可能。プリインストールされている日本語入力アプリは「iWnn」


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ベンチマークアプリ「Geekbench 5」による結果。ベンチマークはそれぞれ3回ずつ計測して中央値を掲載しており、CPUのシングルコアが568、マルチコアが1814、Computingが1205


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こちらはグラフィック性能を測る「3DMark」にてSling Shot Extremeの結果。OpenGL ES 3.1では2585、Vulkanでは2401となっています。動作は快適。カメラのシャッター音だけでなく、スクリーンショットの撮影音も消せないのは少し残念なところ






記事執筆:memn0ck


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