LINEモバイルのベーシックプランが4月から増量! |
ソフトバンク傘下のLINEモバイルは5日、同社が移動体通信事業者(MNO)から回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供する携帯電話サービス「LINE MOBILE」( https://mobile.line.me )においてベーシックプランの月間高速データ通信容量を4月から増量するとお知らせしています。
ベーシックプランは現在、500MBおよび3GB、6GB、12GBの4プランが提供されていますが、増量後はそれぞれ2GBおよび5GB、10GB、30GBとなるとのこと。回線種別はすべて(NTTドコモ回線およびau回線、ソフトバンク回線)が対象で、SIMタイプも音声通話SIMおよびデータSIM(SMS付き)のすべてとなっています。これに伴って「データSIM限定約2倍増量キャンペーン」は「データSIM限定データ増量キャンペーン」に名称が変更されています。
なお、旧料金プラン(LINEフリー、コミュニケーションフリー、MUSIC+)は増量の対象外ですが、ベーシックプランにプラン変更した場合は増量の対象になるとのこと。増量開始日などの詳細は3月中に別途案内するとしています。また同社では併せて2021年4月以降はネットワーク増強も予定しており、昨年末に実施したソフトバンク回線の増強に加え、NTTドコモ回線とau回線の増強も予定しているとしています。
その他、システム改修に伴って旧料金プラン(LINEフリー、コミュニケーションフリー、MUSIC+)のNTTドコモ回線において2021年4月6日(火)よりVoLTEが利用できなくなる予定だとお知らせしています。VoLTEが利用不可になると通話は従来の3G音声通話になり、音声通話は可能ではありますが、VoLTEを利用したい場合はベーシックプランへのプラン変更をするよう案内しています。
LINEモバイルは2016年9月にサービスを開始し、当初はLINEの子会社でLINEの年齢認証に対応するほか、コミュニケーションサービス「LINE」のデータ通信量がカウントフリーになるサービスなどを特徴として若者と中心に提供していました。
その後、ソフトバンクが株式の51%を出資してLINEと共同で展開しており、LINEがソフトバンク傘下のZホールディングス(ヤフーの親会社)と経営統合を昨年12月に行った流れでソフトバンクが新料金ブランド「LINEMO」(仮称)を2021年3月31日に提供することに合わせてLINE MOBILEの新規申込受付が終了されることになっています。
そんなLINEモバイルですが、新規申込受付が終了した後もサービスは継続されることが案内されており、今回、昨年2月より提供されているベーシックプランについては月間高速データ通信容量が4月より増量されることになりました。各プランにおける月間高速データ通信容量は以下の通り。なお、現在検討中の仕様によっては数十MBの誤差が生じる可能性があるとのこと。
月間高速データ通信容量 | 月額基本利用料(税別) | ||
現在 | 増量後 | 音声通話SIM | データSIM |
500MB | 2GB | 1,100円 | 600円 |
3GB | 5GB | 1,480円 | 980円 |
6GB | 10GB | 2,200円 | 1,700円 |
12GB | 30GB | 3,200円 | 2,700円 |
一方、ベーシックプランよりも前に新規申込受付を行っていた旧料金プラン(LINEフリー・コミュニケーションフリー・MUSIC+)のNTTドコモ回線についてシステム改修によってVoLTEが利用できなくなるということです。VoLTEが利用できなくなると、音声通話は3Gを利用することになり、通話音質が下がります。
記事執筆:memn0ck
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