楽天モバイルがRakuten UN-LIMIT VIの4Gサービスエリアを人口カバー率目標を変更!年内96%に

楽天モバイルは21日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービスの正式プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )における日本全国の人口カバー率についてこれまで目標としていた「今夏96%」から「年内96%」に変更しています。

同社ではこれまで昨年下期から総務省に提出した基地局開設計画に対して5年前倒しで4Gサービスのエリア拡大を急ピッチで進めてきましたが、昨今の世界的な半導体不足などの影響による基地局整備への影響などによって変更されたとのこと。同様の影響などでさらに変更となる場合もあるとしています。

なお、Rakuten UN-LIMIT VIの4Gサービスエリアは今年3月末時点で日本全国における人口カバー率で80%を超えたことが案内されていましたが、その後のエリア拡大によって5月末時点で88.6%まで広がっているとのこと。同社では4Gおよび5Gのサービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/ )を公開し、2021年秋以降のエリア拡大予定などについても掲載しています。

02

楽天モバイルではRakuten UN-LIMIT VIにおける4Gサービスエリア展開を総務省に提出した当初の計画よりも5年前倒しで実施しており、昨年末時点で日本全国の人口カバー率を2021年3月末時点で80%、2021年夏時点で96%をめざしているとしていました。

これに対し、2021年3月末時点で80%を達成し、これまでは2021年夏時点における96%に向けて順調に基地局整備が進んでおり、達成見込みだと説明していました。今回、この今夏96%という目標が半導体不足の影響による基地局整備の遅れによって年内96%に変更されました。

一方、5Gサービスについては47都道府県すべてで利用可能になっているほか、2021年3月時点で1000以上の5G対応基地局が稼働しており、直近の6月24日にはRakuten UN-LIMIT VIの一部ネットワークにおいて4Gを利用しないで独立して運営できるSA方式を導入開始しています。



記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
楽天モバイル 関連記事一覧 - S-MAX
楽天モバイル