小さくて色もかわいいワイヤレスイヤホンを紹介!(モデル:有里彩さん、撮影:筆者)

40代のおっさんなのにかわいいものについつい反応してしまう筆者が見つけたかわいいデジタルグッズを紹介していく「#おっさんが見つけたかわいいガジェット」の第5回目は、Anker(アンカー)ワイヤレスイヤホンSoundcore Life P3(サウンドコア ライフ ピースリー:型番 A3939)」(以下、Life P3)だ。

およそ1カ月前の第3回でもワイヤレスイヤホンを紹介したばかりで、しかもその時もSoundcore製品だったため、正直なところ今回の製品を紹介するかどうか迷ったが、予想以上にかわいい製品が出てきて発売日に即買いしてまったほどなので紹介させてもらいたい。

既報通り、アンカー・ジャパンは12日からLife P3の販売を開始した。公式サイト( https://www.ankerjapan.com/ )や大手Webストア「Amazon.co.jp」および「楽天市場」といったECサイトのほか、⼀部家電量販店などで取り扱われる。

価格(金額すべて税込)は、「ブラック」が8,990円、「オフホワイト」「ネイビー」「コーラルレッド」「ライトブルー」の4色は9,990円。Amazon.co.jpでは数量限定で全色20%オフの初回セールを実施しており、「ブラック」は5000個限定で7,192円、「オフホワイト」と「ネイビー」は2色合計2500個限定、「コーラルレッド」と「ライトブルー」は2色合計500個限定で、それぞれ7,992円で販売されている。本記事執筆時点(2021年8月18日)でもセール価格で販売されている。

以前紹介した「Soundcore Liberty Air 2(サウンドコア リバティ エアー ツー)」(以下、Liberty Air 2)は、2019年11月に発売されたモデルだったが、今回は最新モデルで発売日にAmazon.co.jpでライトブルーを購入したので、開封、操作方法、使用感などをレビューしていく。

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Amazon.co.jpの商品ページ(画像=左)、注文確定ページ(画像=右)

数量限定の初回セールということで、発売日の午前中にスマートフォン(スマホ)で注文した。結果的にそれほど急ぐ必要はなかったが、無事にセール価格で購入することができた。

注文時は発売日の翌々日にあたる8月14日(土)到着予定だったが、実際には翌日8月13日(日)の昼には届いた。

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個装箱正面(画像=左)、個装箱裏面(画像=右)


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個装箱を手に持ったところ

ライトブルー専用の個装箱となっており、裏面には特徴やセット内容が、蓋の下部側面には製品仕様や日本の技適マークやPSEマークなどが記載されている。また、個装箱の記載はすべて英語表示となっている。

今回、筆者はライトブルーのみ購入したので他の色はどうなっているかTwitterで購入者のツイートを確認してみたが、個装箱はカラーに合わせた仕様になっている。以前紹介したLiberty Air 2もカラーに合わせた個装箱となっており、こうした細かな点を評価したい。実は、個装箱だけでなく製品や付属品にも細かな配慮が施されているので、そうした点も順に紹介していく。

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個装箱の蓋を開けたところ


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早速かわいい色の充電ケースが見える

個装箱の蓋は上に引き上げるタイプで、開けるとまず目に飛び込んでくるのは充電ケースだ。かなり小さめの個装箱のため、イヤホン本体は充電ケースに収められている。予想通り充電ケースが衝撃的にかわいいので、筆者はこの時点で悶絶してしまった。

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内容物一式

すべての内容物は以下の通り。
・Life P3 イヤホン
・Life P3 充電ケース
・イヤーチップ 5種類(XS/S/M/L/XL:Mはイヤホンに取り付け済み)
・USB Type-Cケーブル
・カスタマーサポート用紙
・クイックスタートガイド
・安全マニュアル

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USB Type-Cケーブル


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メーカー名が入った結束バンド

USB Type-Cケーブルの結束バンドにも細かな配慮が見られる。これもLiberty Air 2と同様だが、多くの製品では付属のケーブル類は針金に黒や白のビニールが巻いてありねじってまとめるビニールタイやソフトワイヤーなどと呼ばれるもので止められているが、Life P3ではメーカー名が入ったしっかしりとしたマジックテープで止められている。

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4種類のイヤーチップを付属

こちらはLife P3の特徴にもなるが、イヤホン取り付け済みと付属品を合わせて5種類のイヤーチップが用意されている。専用の「Soundcoreアプリ」の「イヤーチップ装着テスト」機能と併せて、ジャストサイズのイヤーチップを使うことができる。Soundcoreアプリについては後述する。

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カスタマーサポート用紙

HOW DO WE SOUND?と記載された用紙には、製品が気に入った場合はシェアを、あまりよくないと感じた場合のためにカスタマーサポートの連絡先が記載されている。

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クイックスタートガイド


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11の言語で記載

クイックスタートガイドは、以下の13項目に渡って操作方法や使用上の注意、サポートについて記載されている。1枚ものの用紙で、日本語を含む11言語で表記されている。
(1)SUPPORT(サポート)
(2)APP(アプリ)
(3)FIRMWARE UPGRADE(ファームウェアの更新)
(4)AMBIENT SOUND(外音取り込み)
(5)WEARING(装着)
(6)CHARGING(充電)
(7)POWERING ON/OFF(電源 オン/オフ)
(8)PAIRING(ペアリング)
(9)CONTROLS(タッチ操作)
(10)RE-PAIRING(再ペアリング)
(11)RESET(リセット)
(12)LED LIGHT GUIDE(LEDランプについて)
(13)カスタマーサービスや保証など

(13)の項目には、購入日から18カ月の保証期間があると記載されている。また、アンカー・ジャパンのカスタマーサポートの電話番号とメールアドレスも記載されている。

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安全マニュアルの日本語ページ

安全マニュアルは全67ページに渡り多くの言語で記載されている冊子だが、日本語表記は58ページの1ページのみとなっている。

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充電ケース上面


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充電ケース底面


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充電ケース背面


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充電ケース前面には3つのLEDランプを搭載


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ワイヤレス充電にも対応(こちらの充電器は前回紹介したもの)


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充電ケースを開けた状態


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充電ケースからイヤホンを取り外した状態


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充電ケースを手のひらに乗せた状態

充電ケースは、Soundcoreの完全ワイヤレスイヤホン製品の中でも小型のものとなっており、さらさらとした手触りで質感が良い。底面には日本の技適マークやPSEマークなどの記載があり、背面にはUSB Type-C端子を、前面にはLEDランプを搭載する。イヤホンにはLEDランプが搭載されていないためペアリングモードの状態も充電ケースのLEDランプで確認できるようになっている。

充電中のLEDランプは充電ケースのバッテリー容量を表示
・左が点滅…0%~30%
・左が点灯・中央が点滅…30%~70%
・左と中央が点灯・右が点滅…70%~99%
・3つとも点灯…100%

イヤホンをセットして充電ケースの蓋を開けた状態
・左から順に点滅…ペアリングモード
・3つ点灯…接続(ペアリング完了)

充電ケース内側の中央にはボタンが搭載されている。ペアリング完了状態で他の機器とペアリングする際は、イヤホンを充電ケースにセットし、充電ケースの蓋を開けたままで充電ケース内側のボタンを3秒間押すことでペアリングモードに移行する。

もしくは、ペアリングが完了している機器のBluetoothをすべてOFFにして接続を一旦切ることで、イヤホンが自動的にペアリングモードに移行する。

イヤホンをセットして充電ケースの蓋を開けた状態
・ボタンを3秒間長押し…再ペアリング
・ボタンを10秒間長押し…リセット

バッテリー容量はイヤホンが片側63mAh×2、充電ケースが800mAh。連続再生時間は通常モードの場合、イヤホン単体で最大7時間、充電ケース併用で最大35時間、ノイズキャンセリングおよび外音取り込みモードの場合、イヤホン単体で最大6時間、充電ケース併用で最大30時間の長時間利用が可能。また、約10分間の充電で約2時間の連続再生が可能な「短時間充電」にも対応している。

そして、この充電ケースにも細かな配慮がなされている。先に書いたように小型や質感の良さはもちろんだが、イヤホンが取り出しやすい点と、蓋の内側にバンパーが取り付けられている点だ。

イヤホンの収納のしやすさは様々なイヤホンでもそれほど気になることはないが、取り出しやすいと感じる製品はかなり少ない。イヤホンの形状にもよるがLife P3はイヤホンの形状と充電ケース内部の形状がマッチしており取り出しやすい。

蓋の内側のバンパーについては、閉じた時に「パタン!」という音が鳴らず柔らかい閉め心地がとても良い。これは明らかに他社製品やSoundcoreの他の製品と比べても異なる点といえるだろう。正直、充電ケースの「パタン!」という音にはどうしてもチープさを感じてしまうが、Life P3の充電ケースは上品な印象で所有感も満たされる。ちなみに蓋の開け心地もよく、片手で開けることもできる。

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イヤホン外面

ほとんど水色1色だが、外側をぐるりと囲むシルバー部分がきらきらと輝き、ジュエリー感がアクセントになっている。Soundcoreのロゴ「d」の部分がタッチセンサーとなっており、指でタップすることで各種操作が可能。軽く叩いても優しく触れる程度でも、どちらでも反応してくれる。

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イヤホン内面。絶縁シールが貼られている


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イヤホン内側。絶縁シールを剥がした状態


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イヤホンを手のひらに乗せた状態


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イヤホンを装着した状態

イヤホンの仕様は、片方の重量が約5.2g、両方合わせて約10.4g、Bluetooth 5.0、Bluetoothの対応プロファイルがA2DP/AVRCP/HFP/HSP、対応コーデックがSBC/AAC、IPX5の防水性能も備えている。

最初から充電ケースにイヤホンが収められている製品は、イヤホンの充電の接点部分にシールが貼られている場合が多い。Life P3も白いシールが貼られているため、そのシールを剥がしてから充電ケースに改めてセットし、1度蓋を閉じてから再度蓋を開けることでイヤホンがペアリングモードを起動する。

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Windows 10のBluetooth設定の「デバイスを追加する」画面


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Androidスマホ(シャオミのMIUI 12)のBluetooth設定画面。左から「追加可能なデバイス」、「ペア設定」確認画面、ペア設定完了画面

パソコン(PC)やスマホ、タブレット、音楽プレーヤーなどBluetooth対応機器とペアリングする際は、まずイヤホンをペアリングモードにしてから、接続する機器側のBluetooth設定で「Soundcore Life P3」の表示を選択するだけでペア設定が完了する。

Windows 10のPCであればスタートメニューから「設定」→「デバイス」→「Bluetoothとその他のデバイス」の画面でBluetoothをONにしてから「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」を選択。「デバイスを追加する」の画面で「Bluetooth」を選択し「Soundcore Life P3 オーディオ」が表示されたら選択し、ペア設定ができたら「完了」をクリック(タップ)すればペアリング終了だ。

AndroidスマホもBluetoothの設定画面で追加するデバイスに「Soundcore Life P3」が表示されるので、それを選択すればペア設定が完了する。

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シリーズ選択画面


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製品選択画面(クリックで拡大)


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左から「検索中」画面、「装着方法」のチュートリアル画面、「タッチ操作」のチュートリアル画面

ここからは、専用のSoundcoreアプリをみていこう。iOSおよびAndroidに対応したSoundcoreアプリをダウンロード、インストールして、スマホとLife P3を接続した状態でSoundcoreアプリを起動する。

まず最初に「Libertyシリーズ」か「Lifeシリーズ」かを選択する画面が表示されるので「Lifeシリーズ」をタップ、その後「Life P3」をタップする。接続中のLife P3を認識すると「装着方法」と「タッチ操作について」の画面が表示され「確認しました」をタップすると、アプリのホーム画面(トップ画面)が表示される。

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トップ画面(画像=左)、設定画面(画像=右)

なんと、アプリ内で表示されるイヤホンのカラーもライトブルーになっていた。カラーを気に入って購入した人にとってはこうした細かな部分でもお気に入りのカラーで表示されるのはとても嬉しい。そして、筆者もこれまでにいくつかのSoundcore製品でこのアプリを使ってきているが、トップ画面からして機能の多さに驚いた。これまでは、「イコライザー」と「コントロール」の2つがメインで、その他は設定画面があるという程度の構成だったが、Life P3では「設定」「モード設定」「ゲームモード」「イコライザー」「睡眠モード」「コントロール」「イヤーチップ装着テスト」が用意されている。

それでは、ひとつずつ見ていこう。まずはトップ画面右上の歯車マークをタップして「設定」画面を開き「ファームウェアを更新する」をタップする。

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「ファームウェアを更新する」画面。左から「ダウンロード」「インストール」「完了」

新しいバージョンのファームウェアが配信されていたので更新した。画面表示に沿って「ダウンロード」「インストール」をタップするだけだ。時間は2~3分程度で終了したが、急いでいる時には更新しない方がいいだろう。発売日に購入したが、ファームウェア更新があり、現在は最新バージョンが2.61となっている。

なお、設定画面で「ファームウェアの更新」の上にある「タッチ音」はON/OFF設定のみとなっており、これはイヤホンでタッチ操作をした際にイヤホンから操作音を出すか出さないかの設定だ。デフォルト(初期値)ではOFFになっているので、特に必要なければそのままOFFでいいだろう。

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左から「デバイスを探す」の画面、「ヘルプ」の画面、「クイックスタートガイド」の画面

その他、設定画面には「デバイスを探す」「ヘルプ」「クイックスタートガイド」の各項目を選択することができる。Life P3では独自機能として「デバイスを探す」が搭載されており、この画面で「L」か「R」もしくはその両方の再生ボタン「▶」をタップすることで、イヤホンから「ピー」という音を出すことができる。

試してみたところ、イヤホンを装着したままこの操作をすると危険ではあるが、ブザーやサイレンまたはスマホの緊急地震速報のような大きな音ではないので、イヤホンが何かの下敷きになっていたり、何mも離れた場所だと正直気付かないレベルの音ではある。

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「モード設定」の画面(画像=左)、「モード設定」内のインフォメーション「ウィジェット」の画面(画像=右)


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「モード設定」画面。左から「ノイズキャンセリングモード」「外音取り込みモード」「標準」の画面

「モード設定」ではノイズキャンセリングに関する設定が可能。Life P3ではいわゆるアクティブノイズキャンセリング(ANC)という機能を搭載しているが、それに加えこのSoundcoreアプリの「モード設定」による各種設定を併用できるノイズキャンセリング機能全般を「ウルトラノイズキャンセリング」と名付けている。

この「モード設定」内の「ノイズキャンセリングモード」では「交通機関」「屋内」「屋外」と、それぞれの環境に適したノイズキャンセリングを選択することができる。イヤホンを装着した状態で、音声は流さずに切り替えてみると、それぞれの違いがわかる。

「外音取り込みモード」も同様に「全ての外音」「音声フォーカス」の切り替えが可能で、こちらもイヤホンを装着し音声は流さず切り替えてみると、違いがよくわかる。

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「ゲームモード」のインフォメーション(i)ボタンを押した画面(画像=左)、ゲームモードをONにした状態(画像=右)

「ゲームモード」もLife P3の特徴的な機能のひとつで、レーテンシーを軽減しつつ、ゲーム内音声の向上を図るというもの。レーテンシーとは一言でいうと応答時間のことで、映像と音声のズレを低減するということ。そして、音声向上については、アクション音や足音などを強調することで臨場感のあるサウンドを楽しめるというもの。

画面表示にもあるが、接続が不安定になる場合があることと、このゲームモードをONにしている間は「イコライザー」機能は併用できない(自動OFFになる)ため注意が必要だ。

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左から「イコライザー」の選択画面、「プリセット」の画面、「カスタム」の画面


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「プリセット」の全画面(クリックで拡大)

「イコライザー」では「プリセット」か「カスタム」を選択できる。プリセットイコライザーでは「イコライザー(デフォルト)」を含め21種類の「イコライザー」を選択できる。「カスタム」では自分好みに設定することができる。なお、Liberty Air 2で紹介した「HearID(ヒアアイディー)」や「プロフェッショナル」には対応していない。

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「睡眠モード」の全画面(クリックで拡大)


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「カウントダウンタイマー」の画面(画像=左)、再生中の画面(画像=右)

「睡眠モード」ではヒーリングサウンドをミックスして聴くことができる。画面上部の月マークをタップすると「カウントダウンタイマー」の設定画面が表示され、再生ボタン「▶」をタップすると音声が流れる。雨の音や風、波、時計、電車の音、鳥の声など合計11種類の音を聴くことが可能。アイコンを左から右に移動することで、それぞれの音量を上げることができる。

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「コントロール」の画面。左から「シングルタップ」「ダブルタップ」「2秒間長押し」


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「シングルタップ」の設定画面(画像=左)、「ダブルタップ」の設定画面(画像=右)


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「長押し」の設定画面

「コントロール」では、シングルタップ、ダブルタップ、2秒間長押しのそれぞれで操作を割り当てることができる。デフォルトではシングルタップはOFFになっているため、利用する場合はまずONに切り替えてから設定することになる。

シングルタップでは
・音量小
・音量大
・次へ
・戻る
・再生/一時停止
これら5種類の操作を割り当てることができる。

ダブルタップと2秒間長押しでは、上記5種類に加えて、
・音声アシスタント
・モード設定
の操作を選択できる。

モード設定は「ノイズキャンセリングモード」「外音取り込みモード」「標準」のそれぞれのチェックボックスにチェックをいれたものをタッチ操作時に順番に切り替えていく。

なお、通話に関するタッチ操作は以下の通り。
・左右どちらでも2回タップ…着信に応答する/現在の通話を保留し新規着信に応答する
・左右どちらでも2秒間長押し…通話を終了する/着信の拒否/保留中の通話と現在の通話を切り替える

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「イヤーチップ装着テスト」の画面(画像=左)、「テスト中」の画面(画像=右)


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「テスト結果」の画面。最適ではない場合(画像=左)、両耳とも最適な状態(画像=右)

イヤーチップの紹介でも少し触れたが、Soundcoreアプリを使って「イヤーチップ装着テスト」もできる。「テスト開始」のボタンをタップすると10秒もかからない短い音楽が流れてテストをし、すぐに結果が表示される。静かな場所でテストをすることになるが、とてつもなく静まり返った場所というわけではなく、普通に屋内であれば実行することができる。

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装着イメージ(撮影協力:有里彩さん

5月に開催された「Anker Power Conference - ‘21 Spring」のタッチ&トライで、会場の説明員にLife P3の概要は教えてもらっていたが、実際のカラーバリエーションは発売直前まで知らず、プレスリリースを見てとにかく一目惚れで購入した。実際に製品が届いて使ってみると、細かな点の配慮がとても好印象で、予想以上の多機能っぷりや音質の良さ、タッチ操作のしやすさなど、見た目だけではない部分への感動も大きかった。装着感や密閉感は、これまでのSoundcoreの製品と比べても強力になっており、没入感はもちろん、外音取り込みモードでの周囲の音の聞こえやすさも評価したい。

もちろんワイヤレスイヤホンなので、音質の良さというところは重要だが、普段から頻繁に使うとなると、持ち運びやすさ、イヤホンの取り出しやすさ、蓋の開けやすさ、充電のしやすさなどの要素も重要であり、Life P3はそうした点においてもとても品質が高い製品だと感じた。

最後にLife P3の開封動画を紹介する。



【 Life P3の主な仕様】
製品名Soundcore Life P3
重量約60g(充電ケース含む)
約5.2g(イヤホン本体 片耳)
BluetoothVer.5.0
BluetoothプロファイルA2DP/AVRCP/HFP/HSP
対応コーデックSBC/AAC
ドライバーサイズ11mm
周波数応答20Hz - 20kHz
電気抵抗16Ω
ノイズキャンセリングウルトラノイズキャンセリング
(ANC、外音取り込み、モード設定)
充電方法USB Type-C、ワイヤレス充電
バッテリー容量63mAh×2(イヤホン)/800mAh(充電ケース)
再生可能時間・通常モード…イヤホン本体のみ:最大7時間/ケース使用時:最大35時間
・ウルトラノイズキャンセリングおよび外音取り込みモード…イヤホン本体のみ:最大6時間/ケース使用時:最大30時間
防水性能IPX5
アプリ対応Soundcoreアプリ
その他・ゲーミングモード
・デバイスを探す(紛失防止機能)
・睡眠モード
・イヤーチップ装着テスト
カラーバリエーション5色:ブラック/オフホワイト/ネイビー/コーラルレッド/ライトブルー
発売時価格・8,990円(ブラック)
・9,990円(オフホワイト、ネイビー、コーラルレッド、ライトブルー)
発売日2021年8月12日(木)


















[Image] QRコードアプリ名:Soundcore
価格:無料
カテゴリー:
開発者:
バージョン:2.7.2
Android 要件:5.0以上
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=com.oceanwing.soundcore

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[Image] QRコードアプリ名:Soundcore
価格:無料
カテゴリー:ミュージック
開発者:Power Mobile Life LLC
バージョン:2.7.2
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/app/id1331876603?mt=8

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