モトローラがAndroid 12へのOSバージョンアップ対象機種を案内!2022年2月より順次提供

Lenovo傘下のMotorola Mobility(以下、Motorola)は21日(現地時間)、同社が開発・製造・販売するスマートフォン(スマホ)における最新プラットフォーム「Android 12」へのOSバージョンアップ対象機種やAndroid 12における独自ユーザーインターフェース「My UX」の取り組みを案内しています。

現在、同社ではAndroid 12+My UXの開発を進め、完成に向けて懸命に取り組んでおり、同社の「Motorola Feedback Network」にてベータテストを行っていますが、正式版の提供は2022年2月より順次開始するとしています。グローバルモデルの対象機種は「motorola razr 2020」をはじめとした31機種。

また同社の公式サポートWebサイトにて日本向け製品におけるAndroid 12へのOSバージョンアップ対象機種も確認でき、現時点においてAndroid 12へのOSバージョンアップを予定している製品には「Android 12をインストールしようとしています。」といった記載があります。

対象機種は「motorola edge 20」および「motorola edge 20 fusion」、「moto g100」、「moto g50 5G」、「moto g30」、「razr 5G」、「moto g PRO」の7機種となっており、今年発売された機種の中でも「moto e7」や「moto g10」などは含まれていません。

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Android 12では「Material You」という新しいデザインが導入されましたが、MotorolaのMy UXでもすでに導入している見た目のパーソナル化をMaterial Youによってさらに向上し、好みに応じて見た目を変更できるパーソナルタッチを追加するということです。

またGoogleの「Pixel」シリーズと同様に壁紙の色合いを抽出して通知や設定などの色をカスタマイズできるようになっており、ホーム画面から[パーソナライズ]にアクセスすれば、フォントのスタイルやサイズ、表示サイズ、色、アイコンの形状やレイアウト、サウンド、壁紙を一元的に個別に設定可能となっているとのこと。

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また同社のAndroid 12+My UXでは以下の新機能や改善が行われているとしています。これらは同社のAndroid 12における一握りの変更点で、新しいMy UXによる体験は新しいカメラ機能や新しい「Ready For 2」などのさらに多くの機能が提供される予定となっているということです。

○会話ウィジェット
新しい会話ウィジェットは気になる人とのメッセージがホーム画面の前面中央に配置されるので、大切な人とのチャットを見逃すことはなく、不在着信や誕生日なども一目でわかるようになります。

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○アクセシビリティーの改善
Android 12では以下の新しい視認性向上の機能を用いてさらに見やすく、操作しやすくなります。

・エリア倍率:新しいウィンドウ拡大鏡を使用すると、画面コンテンツの残りの部分のコンテキストを失うことなく、画面の一部を拡大できます。

・これまで以上に画面を暗く:夜間のスクロールや最低の明るさの設定でも明るすぎる状況ではディスプレイを非常に暗くします。

・太字:全体でフォントを太字に切り替える機能によってテキストをより明確に表示できます。

・グレースケール:色の表示方法をグレースケールに調整します。

○マイクとカメラのインジケーターとトグル
Android 12ではステータスバーに新しいインジケーターが表示されるため、アプリがマイクやカメラを使用していることを確認できます。またアプリがマイクやカメラにアクセスしたくない場合はクイック設定の2つの新しいトグルボタンを使ってこれらを完全に無効にすることができます。

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○おおよその場所のアクセス許可
一部のアプリはターンバイターン方式のナビゲーションなどのタスクに正確な位置情報を必要としますが、他の多くのアプリはおおよその位置のみを必要とします。そのため、Android 12では代わりにアプリに正確な位置またはおおよその位置へのアクセスを許可するかどうかを選択できます。

○プライバシーダッシュボード追加
プライバシーダッシュボードはアプリが過去24時間に位置情報やカメラ、マイクにアクセスしたときの明確で包括的なビューを提供します。気に入らないことがあれば、ダッシュボードから直接権限を管理できます。またThinkshield for Mobileによってセキュリティーへの取り組みを継続しています。

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○強化されたゲーム
Android 12ではダウンロードしながらゲームをプレイできるため、完全なダウンロードが完了するのを待たずにゲームプレイに直接ジャンプできます。また「Moto Gametime」はUX全体を次のレベルに引き上げ、通知をブロックできる高度なコントロールを提供し、画面記録およびお気に入りのゲームをプレイしながらオーディオを制御できます。

○簡単にデータ移行が可能に
Android 12ではケーブルまたは無線LAN(Wi-Fi) を使って古いスマホと新しいスマホを接続し、すべてのデータを転送できます。iPhoneからでも問題なく移行できます。

【Android 12へのOSバージョンアップ対象機種】
<日本向けモデル>
・motorola edge 20
・motorola edge 20 fusion
・moto g100
・moto g50 5G
・moto g30
・razr 5G
・moto g PRO

<グローバルモデル>
・razr 5G
・razr 2020
・motorola edge 20 pro
・motorola edge 20
・motorola edge 20 lite
・motorola edge 20 fusion
・motorola edge (2021)
・motorola edge 5G UW
・motorola edge plus
・motorola one 5G ace
・motorola one 5G UW ace
・moto g200 5G
・moto g71 5G
・moto g51 5G
・moto g41
・moto g31
・moto g100
・moto g60s
・moto g60
・moto g50
・moto g50 5G
・moto g40 fusion
・moto g30
・moto g power (2022)
・moto g pure
・moto g stylus 5G
・moto g pro
・motorola edge (2021)
・motorola edge 20
・motorola edge 20 lite
・motorola edge 20 fusion







記事執筆:memn0ck


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