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実用性十分なAndroidタブレットはいかが!?動画視聴やカジュアルゲームも結構いける「Blackview Tab15」 |
Blackview Japanは11日、同社が展開している「Blackview」ブランドの新商品として携帯電話ネットワークに対応した約10.51インチIPS液晶ディスプレイ搭載Androidタブレット「Blackview Tab15」(Doke Electronics製)を日本のオープン市場にて2022年11月11日(金)より販売開始しています。価格(金額はすべて税込)は大手Webストア「Amazon.co.jp」( https://www.amazon.co.jp/dp/B0BJQ2DS1F )では35,900円です。
Blackview Tab15は中国・深圳を拠点とするスマートフォン(スマホ)やタブレットなどのモバイル製品を開発・販売しているメーカーであるDoke Electronicsの新製品で、チップセット(SoC)はエントリー向けのUNISOC製「T610」ながら内蔵メモリー(RAM)は8GBと大容量となっており、さらに内蔵ストレージを利用した仮想拡張メモリー機能で6GBを追加した合計14GBで利用できるなど、快適に動作するための工夫がなされています。
またフルHD(1080p)のコンテンツをしっかりと表示できる約10.51インチWUXGA(1920×1200ドット)IPS液晶やクアッドスピーカーを搭載し、動画コンテンツ対応においてはDRM(著作権保護機能)のセキュリティーレベル「Widevine L1」に対応しており(現時点ではNetflixを除く)、Disney+やAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスを高画質で楽しむことができます。
今回、Blackview JapanよりBlackview Tab15のサンプル機を試させてもらえる機会に恵まれましたので、外観や基本機能、特徴などを写真や画像を交えて紹介していこうと思います。なお、現在はAmazon.co.jpで6,000円OFFクーポン(2022年11月23日まで)が提供されているほか、Blackview Japanより当ブログメディアの読者向けAmazon.co.jpにて6,000円OFFクーポンと併用できる1,000円OFFクーポン(2022年11月21日まで)を提供いただきましたので購入する場合にはご活用ください。クーポンは記事の最後に記載しています。
【同梱品と外観、スペックを解説】
・Blackview Tab15の同梱品を確認
まずはBlackview Tab15のパッケージ(箱)や同梱物をチェックしていきます。同梱されているのはBlackview Tab15本体のほか、画面保護ガラスフィルムや本体ケース(ブック型)、USB Type-Cケーブル、USB充電器、マニュアル、SIMピンとなっています。画面保護フィルムやケースなどが一式揃っているので、購入してすぐに使うことができるのはありがたいところです。

USB充電器の仕様。型番は「HJ-FC010K7-JP」で、9V・2Aまたは12V・1.5Aの最大18Wまで対応しています。PSEマークはあるものの、中国メーカーではたまにある「XXX株式会社」の表記がちょっぴり気になります(汗)
・Blackview Tab15の外観と主なスペックをチェック
Blackview Tab15の前面は約10.51インチWUXGA(1920×1200ドット)IPS液晶ディスプレイと約800万画素CMOSフロントカメラがあります。一方、背面には撮影用ライト付きの約1300万画素CMOSリアカメラが搭載されています。
本体上側側には電源キーおよび音量上下キー、そして動画撮影や音声通話に対応したマイクがあります。10インチオーバーのタブレットながらも音声通話にも対応しているのは実用的かどうかは別としてなかなか面白いのではないでしょうか。本体下側面には特に何もありません。なお、マニュアルには下側面に外部キーボード接続用のコネクターが存在するという図が記載されていましたが、実機にはありませんでした。
左側面には外部スピーカー、右側面にはSIMカード/microSDカードスロット、外部スピーカー、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子があり、3.5mm端子はイヤホンやヘッドホンなどを利用する際のほか、FMラジオを聴取する際にも利用します。なお、カードスロットはnanoSIMカード(4FF)が2つ装着できますが、片方はmicroSDカード(1TBまでのXC対応)との排他利用となります。
サイズ | 約246.4×161.5×7.3mm |
質量 | 約525g |
SoC | Unisoc T610(オクタコアCPU) |
内蔵メモリー(RAM) | 8GB(仮想拡張メモリーで+6GBを追加可能) |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDXCカードスロット(最大1TB) |
バッテリー容量 | 8280mAh |
ディスプレイ | 10.51インチWUXGA(1920×1200ドット)IPS液晶 |
カメラ | 約800万画素CMOSフロントカメラ 約1300万画素CMOSリアカメラ |
携帯電話ネットワーク | 2G(GSM):B2/B3/B5/B8 3G(W-CDMA):B1/B8 4G(LTE):FDD B1/B3/B7/B8/B20、TDD:B40 |
その他のネットワーク | 無線LAN(Wi-Fi):IEEE802.11 a/b/g/n/ac準拠 Bluetooth:Ver 5.0 NFC:非対応 |
OS | Doke OS 3.0(Android12ベース) |
SIM | スロット1:nanoSIMカード スロット2:nanoSIMカード(microSDカードと排他 |
カラーバリエーション | シルバー、ブルー、グレー |
位置測位 | GPS/GLONASS/Galileo |
その他 | 急速充電(最大18W)、顔認証、FMラジオ、PCモード、無線画像出力(画面のキャスト)機能 |
【ホーム画面とプリインストールアプリ】
続いてBlackview Tab15のホーム画面やプリインストールアプリを紹介していきます。ホーム画面は左側にある「Google Discover」を含めた全3面で、サードパーティー製アプリは右側に集められています。また後述しますが、タブレットであると同時に電話アプリを搭載しており、ホーム画面の最下段ドック部分の左端にある電話アプリのアイコンが目を引きます。
プリインストールアプリとしては定番のGoogle検索やGmail、GoogleマップなどのGMS(Google Mobile Service)アプリのほか、引っ越しアシスタントやシステムスチュワード(動作メモリーの開放やバッテリー管理)、FMラジオといったBlackviewのメーカーアプリ、そしてサードパーティー製アプリとしてWPS OfficeやTikTok、Toy Clash FeverとゲームやSNS、Officeスイートアプリなどが1種類ずつプリインストールされています。
ちょっと珍しい点としてエントリーからミドルレンジクラスのタブレットにも関わらず「ゲームモード」のアプリが用意されており、インストールしたアプリを登録することで、通知や着信を表示させないようにすることができます。ただし、CPUクロックなどを引き上げるターボモードなどの機能はありませんけども。
【ベンチマークアプリで基本性能を確認】
次にBlackview Tab15の性能をベンチマークアプリを用いて確認してみました。計測方法としては3回ベンチマーク計測を行い、中間値のスコアを参考値とし、周辺スコアの端末などから全体的な性能を把握する方法にてテストしており、全体的な性能を計測するベンチマークアプリ「PC Mark」を用いています。
今回の参考値は7151点となりました。これにより、スコアランキング表にて日本国内で正規に出回っていた製品の近似値スコアのものとしては「Pixel 3」シリーズ(Google製)や「AQUOS sense 6」(SHARP製)、「Atom XL」や「Atom L」(ともにUnihertz製)あたりが確認できます。
Blackview Tab15の場合はSoCの性能として近似値の製品よりももう少し下のものではあるものの、8GB RAM(追加でさらに+6GB)というミドルレンジとしてはかなり余裕のあるメモリーなどが評価点に加わっていそうです。実際に描画レベル設定などを低い負荷の設定へ変更すると、ほとんどのゲームアプリがそれなりにスムーズに動いてしまうので、ゲームアプリを遊ぶためのサブ機としても悪くないと思います。
【カメラ性能はそれなり】
Blackview Tab15のリアカメラは約1300万画素CMOSのソニー製「IMX258」を採用したシングルカメラで、日中の明るい場所での撮影であれば、ちょっとしたスナップ程度なら十分な写真が撮れます。ただし、光量の多くない屋内や食べ物の写真(いわゆる飯テロ写真)などはあまり得意ではないように感じられました。
一方、フロントカメラは約800万画素CMOSのサムスン製「5K4H7」を採用しており、ビデオ通話やSkypeなどのビデオチャットなどには十分な性能となっています。
【対応キャリアが限られるものの音声通話が可能】
前述していますが、Blackview Tab15は電話アプリが搭載されており、ワイモバイル(ソフトバンク系通信キャリア)と楽天モバイルのSIMを挿したところ、VoLTEおよびHD Voice(3G)による音声通話が可能となっていました。なお、筆者が確認した限りでの音声通話の対応状況は以下の通りです。通信キャリア | 音声通話 | 備考 |
NTTドコモ系SIM | 不可 | アンテナピクト部にはHDマークが表示されるも発信・受話できず |
KDDI系SIM | 不可 | HDマーク非表示で発信・受話できず |
ソフトバンク系SIM | 通話確認 | アンテナピクトにHDマーク表示(ワイモバイルにて確認) |
楽天モバイル | 通話確認 | アンテナピクトにHDマーク表示(通常の電話アプリにて確認) |
ただし、音声通話に対応しているものの、ヘッドセットなどを別途、接続しない場合は外部スピーカーから通話相手の声が大きく聴こえてしまうため、タブレットのマイクとスピーカーを使ってそのまま通話するのは正直オススメできません。なお、LTEまでのデータ通信機能については各社のSIMを挿すことで利用可能となっています。
【まとめ:コンテンツ試聴からゲームまで、あらゆる用途をそれなりにこなす汎用性の高さが魅力】
Blackbiew Tab15の特徴はスペックはそれほど高くないながらもAndroidタブレットとしてはかなり大容量の8GB (ストレージからの仮想メモリー機能でさらに+6GB)というRAMによってゲームコンテンツを楽しんだり、Widevine L1(少なくとも現時点ではNetflixを除く)に対応しているため、動画配信サービスの利用にも十分に耐えうる性能がポイントです。携帯電話ネットワークにも対応した実用性高めなAndroidタブレットとしては比較的安価であるのも魅力ですし、本体性能も必要十分な要件はしっかりと満たしているので、Androidスマホに慣れた人がAndroidタブレットを初めて使ってみようという入門機にもオススメできると思います。
【Blackviewよりクーポンプレゼント!】
前回の「Blackview OSCAL C80」に続き、今回もBlackview Japanのご厚意でAmazon.co.jpにて利用できるBlackview Tab15の割引クーポン(※クーポンは2022年11月21日まで有効)を提供いただきました!販売価格より1,000円の引きが受けられるので、気になった方は是非使ってみてください!クーポンコード:BVTAB15D1000

商品ページで6,000円OFFクーポンにチェックを入れて「カートに入れる」→「レジに進む」で購入手続きに進み、購入手続きにて「ギフトカード、種類別商品券、またはプロモーションコードを追加する」のテキストボックスに上記クーポンコードを入力して「適用」すると合計7,000円が割り引かれて28,900円で購入可能
Blackview
記事執筆:河童丸
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