世界最小5Gスマホ「Unihertz Jelly Max」のクラウドファンディングが日本時間7月16日21時スタート!

Unihertz(ユニハーツ)は11日(現地時間)、以前に予告していた超小型スマートフォン(スマホ)「Jelly」シリーズの次期モデル「Jelly Max」をクラウドファンディングサイト「Kickstarter」( https://www.kickstarter.com/discover/advanced?term=unihertz )にて現地時間(CST)の2024年7月16日(火)20:00から支援募集開始するとお知らせしています。

日本時間(JST)では同日7月16日21:00から。クラウドファンディングの支援(プレッジ)に対するリワードとしてのJelly Maxが返礼され、支援達成後には一般販売も計画しており、価格は通常価格が329ドル(約52,000円)で、支援ではSuper Early Bird(超早期割引)なら40%OFFの199ドル(約32,000円)からとなるということです。

なお、すでに紹介しているようにJelly MaxはJellyシリーズとしては初の5G対応機種となり、これまでの同シリーズからはかなり大型化しているものの、性能もかなり向上して実用性が高くなっていると思われます。また日本の認証などは取得して日本向けにも出荷する見込みで、現時点ではおサイフケータイ(FeliCa)に対応するかどうかは明らかにされていません。


Jelly MaxはUnihertzが超小型スマホとして展開しているJellyシリーズの次期製品で、これまでのJellyシリーズは発表当時に世界最小4Gスマホだった初代「Jelly Pro」や2世代目「Jelly 2」、そして前機種「Jelly Star」まで3インチサイズでしたが、新たに5Gに対応したことによってかなり大型化しており、正確なサイズは明らかにされていないものの、恐らく4インチ台後半となると見られています。

一方で5Gに対応するに伴ってチップセット(SoC)もより高性能な4nm(第2世代TSMC)プロセス(N4P)で製造されたMediaTek製「Dimensity 7300」(オクタコアCPU「2.5GHz Arm Cortex-A78×4+2.0GHz Arm Cortex-A55×4」、ヘキサコアGPU「Arm Mali-G615 MC6」)を搭載し、内蔵メモリー(RAM)も12GBのLPDDR5、内蔵ストレージも256GBのUFS 3.1となり、Jelly Starと比べてCPU性能で+54%、GPU性能で+87%、RAM性能で+36%となっているとのこと。

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また電池も4000mAhバッテリーとかなり容量が増加しており、新たに急速充電(最大66W)にも対応し、20分で0%から90%まで充電可能となっているということです。カメラもリアカメラに約1億800万画素CMOSを採用し、光学3.4倍ズームにも対応するほか、フロントカメラも約3200万画素CMOSとなるとしています。ただし、光学ズームは「望遠レンズ」と記載されていますが、約1億800万画素CMOSの他にセンサーを搭載してデュアルカメラなのか、約1億800万画素CMOSの撮影画像を部分的に切り抜いて対応しているシングルカメラなのかは不明です。

さらにこれまでに公開されたティザー画像によってこれまでのJellyシリーズと同様に背面が丸みのある厚いデザインで、画面の左上にパンチホールがあるほか、3.5mmイヤホンマイク端子や画面内指紋センサーに対応していることが判明しています。その他、同社ではFacebookにて公式グループ「Unihertz Jelly Max」にて徐々に製品について明らかにしていきつつ、Jelly Maxに興味がある人はどういった製品になるか予想したり、要望を出したりといった議論をして欲しいとしています。

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記事執筆:memn0ck


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