新フォルダブルスマホ「motorola razr 50」と「motorola razr 50s」が登場! |
モトローラ・モビリティ・ジャパン(以下、モトローラ)は17日、都内にて「新製品記者説明会/新製品・新ブランドアンバサダー発表会」を開催し、同社が展開する「motorola razr」ブランドにおける新商品として5Gやおサイフケータイ(FeliCa)に対応した縦折りなフォルダブルスマートフォン(スマホ)「motorola razr 50(型番:XT2453-7)」および「motorola razr 50s(型番:XT2453-9)」(ともにMotorola Mobility製)を2024年9月27日(金)より順次発売すると発表しています。
motorola razr 50はオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)として販売され、販路は公式Webショップ「MOTO STORE」( https://store.motorola.co.jp/ )のほか、量販店やECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)などにて9月27日に発売され、発売に先立って2024年9月17日(火)より予約受付が行われており、価格(金額はすべて税込)はオープンながら市場想定価格およびMOTO STOREでは135,800円円で、ヨドバシカメラやビックカメラなどでは135,800円の10%(13,580ポイント)還元で実質122,220円となっています。
またMVNOではすでに携帯電話サービス「IIJmio」を提供しているインターネットイニシアティブ(以下、IIJ)が取り扱うことを発表しており、IIJでは9月27日10時に販売開始され、通常価格は135,800円(分割では5,666円/月×24回)で、2024年10月31日(木)までの期間限定で料金プラン「ギガプラン」の「音声SIM」または「音声eSIM」を他社から乗り換え(MNP)で契約した場合に特別価89,800円(分割では3,743円/月×24回)となるということです。
なお、motorola rarz 50では安心して購入・利用してもらうために購入特典として「ディスプレイ破損1回無料サポート」(申込不要)が実施され、購入後に落下などによって発生したディスプレイ破損を保証期間内に1回無料で修理するとのこと。対象はモトローラの日本国内正規販売店にて購入(中古品・転売品などを除く)したすべての製品が対象で、ディスプレイを破損した場合にはサポートWebページ( https://jp-jp.support.motorola.com/app/mcp/contactus )から申し込むようになっています。
一方、motorola razr 50sはソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」から販売され、発売日は同じく9月27日となっており、発売に先立って9月17日より予約受付が実施されています。価格は115,200円(分割では1〜12回:3円/月、13~48回:3,199円/月)で、販売施策「新トクするサポート(プレミアム)」の早トクオプションを利用して24回目の支払いの後に返却すると残りの割賦金の支払いが免除されて実質負担額が19,836回(早トクオプション利用料含む)となります。
またSoftBank版ではモトローラが「motorola razr 50s PayPayガチャキャンペーン」( https://moto-bu.motorola.co.jp/razr50s-campaign/ )を2024年10月31日まで実施し、購入前にキャンペーンWebページでガチャを回し、購入後に専用Webページから応募した場合に20,000円相当・10,000円相当・5,000円相当・3,000円相当のいずれかのPayPayポイントをプレゼントするほか、WチャンスとしてSamsung Electronicsの「Galaxy」製品から乗り換えの場合なら抽選で200人に10,000円相当のPayPayポイントがプレゼントされるということです。
さらに9月17日からソフトバンクショップに設置しているQRコードや公式Webサイトからアクセスして顔写真をアップロードすると、自分自身のAIアバターを生成できる「AIBOU MAKER」を体験でき、生成したAIアバターを2024年10月16日(水)までに指定ハッシュタグをつけてSNSに投稿すると、抽選でそのAIアバターがモトローラのプロモーション映像に出演することができる「motorola razr 50 AIBOUアバター CM出演キャンペーン」( https://moto-bu.motorola.co.jp/campaign/razr50/campaign/ )をモトローラが実施します。
なお、motorola razr 50およびmotorola razr 50sはともにnanoSIMカードスロット(4FF)が1つとeSIMのデュアルSIMがデュアルVoLTE(DSDV)に対応しており、本体色としてコアラグレイ(SKU:PB230000JP)およびサンドクリーム(SKU:PB230001JP)、スプリッツオレンジ(SKU:PB230002JP)の3色展開となっており、内蔵メモリー(RAM)および内蔵ストレージはmotorola razr 50が12GB RAM+512GBストレージ、motorola razr 50sが8GB RAM+256GBストレージとなっています。
motorola rarz 50およびmotorola rarz 50sはMotorolaが展開するフォルダブルスマホであるmotorola razrブランドの最新機種「motorola rarz 50」シリーズのベースモデルで、昨年発売された前機種「motorola rarz 40」および「motorola rarz 40s」の後継機種となり、フォルダブルスマホには主に閉じた状態では普通のスマホサイズで開くとタブレットサイズになるような“横開き型”と開くと普通のスマホサイズで閉じるとコンパクトで持ちやすくなるという“縦開き型”がありますが、両機種ともにそれぞれ縦開き型となっています。
新たにmotorola rarz 40・40sよりも折り畳んだ時にも使える外側にあるカバーディスプレイが大型化し、motorola razr 50では最大90Hzリフレッシュレートに対応した約3.63インチ1056×1066ドットpOLED(有機EL)(413ppi)となって折り畳んだ状態においてアウトカメラモジュールを除くとほぼ全面に広がりました。またメインディスプレイは上部中央にパンチホールが配置されたアスペクト比9:22の縦長な約6.9インチFHD+(1080×2640ドット)pOLED(有機EL)メインディスプレイ(約413ppi)を搭載し、10-bitカラーや最大90Hzリフレッシュレート、最大120Hzタッチサンプリングレート、明るさ最大1700nits、HDR10(Amazonビデオ対応)、100% DCI-P3などに対応しています。またサブディスプレイのパネルはLTPSとのこと。
さらに開いた状態での画面占有率は85.33%に達し、外装はディスプレイ面が強化ガラス「Corning Gorilla Glass Victus」で覆われ、背面パネルはフェイクレザー素材で、側面フレームは6000シリーズのアルミニウム素材を採用し、防滴(IPX8)にも対応しています。サイズは開いた状態で約171.30×73.99×7.25mm、閉じた状態で約88.08×73.99×15.85mm、質量は約188g。カメラはメインディスプレイのパンチホール部分に約3200万画素CMOS(1画素0.7μm、4in1)+広角レンズ(F2.4)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証としては本体側面に指紋センサーが搭載されており、リアカメラは以下のデュアル構成となっています。
・約5000万画素CMOS(1画素0.8μm、4in1)+広角レンズ(F1.7、OIS)
・約1300万画素CMOS(1画素1.12μm)+超広角/マクロレンズ(F2.2、画角120°)
主な仕様はLPDDR4X規格の8GBまたは12GB内蔵メモリー(RAM)およびUFS 2.2規格の256GBまたは512GB内蔵ストレージのほか、Wi-Fi 6Eに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5、6GHz)の無線LANやBluetooth 5.4、NFC Type A/B、USB Type-C端子(USB 2.0)、ステレオスピーカー、Dolby Atoms、ハイレゾ音源、マイク×3、近接センサー、環境照度センサー、加速度センサー、ホールセンサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、位置情報取得(A-GNSS:GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSSなど)など。microSDカードなどの外部ストレージスロットやワンセグ、フルセグ、赤外線通信、3.5mmイヤホンマイク端子、FMラジオは非対応。
バッテリー容量は4200mAhで、急速充電「Turbo Power」(最大30W)とQi準拠のワイヤレス充電(最大15W)をサポートしています。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。OSはAndroid 14(Hello UX)がプリインストールされてます。同梱品は保護ケースおよびSIM取り出しピン、ガイド類やLG(法令/安全/規制)などの紙類となっており、ACアダプターやUSBケーブルは付属しないのでご注意ください。
[motorola razr 50]
5G NR: n1, n3, n5, n28, n41, n66, n77, n78
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 17, 18, 19, 20, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42, 66
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: -
5G NR: n1, n3, n5, n28, n41, n66, n77, n78
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 17, 18, 19, 20, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42, 66
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: -
SoftBankでは最大通信速度が5Gで下り2.1Gbpsおよび上り113Mbps、4Gで下り624Mbpsおよび上り46Mbpsとなるほか、連続通話時間がVoLTEで約2760分、連続待受時間が5Gで約450時間、4G LTEで約460時間、4G AXGPで約460時間、充電時間が約58分(USB Type-C PD-PPS対応 ACアダプタ使用時)となっており、高音質通話サービス「VoLTE(HD+)」に対応しているとのこと。また緊急速報メールや国際ローミングサービス「世界対応ケータイ」に対応しています。OSはAndroid 14(MYUI 5.0)がプリインストールされてます。
記事執筆:memn0ck
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