Samsung初のスマートリング「Galaxy Ring」が日本で発売へ!技適取得

総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにSamsung Electronics(以下、Samsung)が展開する「Galaxy」ブランドにおける初のスマートリング「Galaxy Ring」となる「SM-Q503」および「SM-Q505」、「SM-Q506」、「SM-Q507」、「SM-Q508」、「SM-Q509」、「SM-Q500」、「SM-Q501」、「SM-Q502」の電波法に基づく工事設計認証(いわゆる「技適」)を相互承認(MRA)によって2024年11月20日(水)付けでNemko North Americaを通じて取得しています。認証番号は「218-240468」。

これにより、Samsungの日本法人であるサムスン電子ジャパンが日本市場にてGalaxy Ringを発売する準備を進めていると見られ、認証はBluetoothで利用する2.4GHz帯高度化小電力データ通信システム(第2条第19号に規定する特定無線設備)で取得し、SM-Q500〜509までの9つの型番で通過しており、すでに海外で販売されている5〜13号の9つのUSサイズ(日本の指輪のサイズでは9〜27に相当)がそれぞれ販売されると予想されます。

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Galaxy RingはSamsungが展開するGalaxyブランドにおける初のスマートリングで、光学式心拍(PPG)センサーや加速度センサー、皮膚温度計が内蔵されており、各種のワークアウトや睡眠などをモニタリングできる指輪型のウェアラブル製品となります。昨年2月に発表され、その後、昨年7月に韓国やアメリカなどの1次販売国・地域では発売されていましたが、ようやく日本でも発売されることになりそうです。

主な仕様は10気圧防水(10ATM)や防水・防塵(IP68)、Bluetooth 5.4、8GB内蔵メモリー(RAM)となっており、外装はグレード5のチタニウムが採用され、本体色はチタニウムブラックおよびチタニウムシルバー、チタニウムゴールドの3色展開となっています。大きさは約7.0×2.6mmで、質量およびバッテリー容量はUSサイズ5が約2.3gおよび約18mAh、USサイズ13が約3.0gおよび約2.35mAhとのこと。

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充電は専用充電ケースに収納して行い、充電ケースは大きさが約48.9×48.9×24.51mm、質量が約61.3g、バッテリー容量は約361mAhとなっており、30分で40%まで充電でき、フル充電なら最大7日間の電池持ちとなっています。機能的にはSamsungの最高クラスの睡眠分析とAIによる強力な睡眠アルゴリズムを備えており、睡眠パターンを簡単に解析してより良い習慣を身に付けるのに役立つようになっているとのこと。

また睡眠スコアといびき分析に加えて睡眠中の動き、睡眠潜時、心拍数と呼吸数などの新しい睡眠指標によって睡眠の質を詳細かつ正確に分析できます。さらに周期追跡を使えば、夜間の皮膚温度をモニタリングして月経周期をより正確に追跡できるとしています。他にもスマートフォン(スマホ)など向けアプリ「Samsung Health」と連携して心拍数アラートなどにも対応しています。対応製品はAndroid 11以上。

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記事執筆:memn0ck


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