SoftBank向けフォルダブルスマホ「motorola razr 50 ultra」がAndroid 15に!

ソフトバンクは3日、携帯電話サービス「SoftBank」向け5G対応フォルダブルスマートフォン(スマホ)「motorola razr 50 ultra(型番:A404MO)」(Motorola Mobility製)に対してより新しいプラットフォーム「Android 15」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2025年7月3日(木)より順次提供開始するとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(5G・4G)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新時間は最大100分で、ソフトウェア更新にかかる通信料は無料となっているものの、更新ファイルサイズが大きいと思われるのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されています。ただし、契約時に提供したUSIMカード以外を利用したり、契約または登録内容と異なる用い方をした場合などでは通信料が発生するときがあるとのことなのでご注意ください。

更新後のビルド番号は「V2UX35.47-37-5」で、ビルド番号は「設定」→「端末情報」→「ビルド番号」から確認可能。主な更新内容は両機種ともに以下の通りとなっているほか、Android 15へのOSバージョンアップに関してはMotorola Mobilityの公式Webページ『ユーザーガイド(HTML) - motorola razr 40 | Motorola Support JP』における「電話のセットアップ」の「Android 15の新機能」も合わせてご確認ください。

・Android15へのOSアップデート
・動作安定性の向上
※ 上記以外にもより快適にご利用いただくための更新が含まれております。


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motorola razr 50 ultraはMotorolaがフォルダブルスマホとして展開する「motorola razr」ブランドとして2024年に投入した「motorola razr 50」シリーズの上位機で、開くと普通のスマホサイズで閉じるとコンパクトで持ちやすくなるという“縦開き型”となっており、大型サブディスプレイを搭載したモダンで持ち歩きやすい小型サイズとなっています。

画面は開くと上部中央にパンチホールが配置されたアスペクト比9:22の縦長な約6.9インチFHD+(1080×2640ドット)pOLED(有機EL)メインディスプレイ(約413ppi)、閉じると約4.0インチ1272×1080ドットpOLED(有機EL)サブディスプレイ(約417ppi)が搭載されており、メインディスプレイは折り畳めるLTPOパネル、サブディスプレイも新たにLTPOパネルが採用されています。

開いた状態での画面占有率は約85.33%で、外装は背面パネルが大胆な色合いの柔らかいフェイクレザー仕上げで手に持ったときの感触と同じくらい見た目に優れた輪郭のあるエッジが特徴となっており、側面などのフレームは6000シリーズのアルミニウム素材となっており、防水(IPX8準拠)に対応し、サイズは開いた状態で約171.42×73.99×7.09mm(最薄部)、閉じた時で約88.09×73.99×15.32mm、質量は約189g、本体色はSoftBank版ではミッドナイトブルーの1色のみです。

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パンチホール部分には約3200万画素CMOS(1画素0.7μm、4in1)+広角レンズ(F2.4)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証としては本体側面に指紋センサーが搭載されています。またリアカメラは以下のデュアル構成で、サブディスプレイを使ってリアカメラをセルフィー(自撮り)に利用したり、友人に自分のポーズのプレビューを表示したりできるため、誰もが写真の画質に満足できるとのこと。

・約5000万画素CMOS(1画素0.8μm、Instant-all Pixel Focus、4in1)+広角レンズ(F1.7、OIS)
・約5000万画素CMOS(1画素0.64μm、4in1)+望遠(F2.0、光学2倍ズーム)

主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapragon 8s Gen 3 Mobile Platform」および12GB LPDDR5X内蔵メモリー(RAM)、256GB内蔵ストレージ、4000mAhバッテリー、超急速充電「Turbo Power」(最大45W)とワイヤレス充電(最大15W)、ワイヤレス給電(最大5W)、USB Type-C端子(USB 2.0)、位置情報取得(A-GNSSなど)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、NFC Type A/B、ステレオスピーカーなど。

SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しており、携帯電話ネットワークは日本向け製品の対応周波数帯が以下の通り。同梱品はmotorola razr 50 ultra本体のほか、ACアダプター(68W TurboPower対応)およびUSB Type-Cケーブル、カバー(ケース)、SIM取り出しピン、ガイド類などの紙類となっています。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

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5G NR: n1, n3, n8, n28, n41, n77, n78
4G LTE Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G:850, 900, 1800, 1900MHz

OSはAndroid 14をベースにした独自ユーザーインターフェース「MYUI 5.0」がプリインストールされていましたが、今回、最新のAndroid 15が提供開始されました。更新は「設定」→「システムアップデート」→「アップデートの確認」→「了解」→「今すぐ再起動」から行います。詳細は『更新後のソフトウェアバージョンを確認する(PDF形式:502KB)』をご確認ください。その他、更新に際しての注意事項は以下の通りとなっています。

・ソフトウェア更新中は、発着信を含むスマートフォンの各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェア更新の完了までに最大100分程度かかる場合があります。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波状態のよい場所で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本機の電源を切らないでください。故障の原因となります。
・ソフトウェア更新は電池を十分に充電した状態で実施してください。ソフトウェア更新中に電池切れになると、故障の原因となる可能性があります。
・本機の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失されることがあります。必要なデータは、ソフトウェア更新前にバックアップしておくことをおすすめします。なお、データが破損・消失した場合の損害につきましては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・その他のご注意点はソフトバンク公式サイト<<ソフトウェアアップデート>>をご確認ください。




記事執筆:memn0ck


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