Appleの次期小型スマホ「iPhone SE 2」が来年前半に発売か?写真はiPhone SE

台湾メディアの経済日報は22日(現地時間)、Appleの4インチサイズの小型スマートフォン(スマホ)「iPhone SE」の後継機種を2018年前半に発売する計画だと報じています。iPhone SEも2016年3月31日に発売され、年の前半に発売されましたが、おおよそその2年後に新機種「iPhone SE 2」(仮称)を投入という流れになりそうです。

記事では現行のiPhone SEと同様に約4.0インチディスプレイを搭載し、指紋認証「Touch ID」も引き続き採用するとしており、外観などもほぼそのまま流用し、チップセット(SoC)などの各種部品を入れ替える可能性が高そうです。

iPhone SEは2012年発売の「iPhone 5」や2013年発売の「iPhone 5s」の流れを汲む約4.0インチ640×1136ドットRetina液晶(約326ppi)を搭載したモデルで、小型ながらその半年前に発売された「iPhone 6s」と同じ第3世代64bit対応SoC「Apple A9]]」や約1200万画素リアカメラを搭載した高性能機種でした。

SoCやカメラは高性能ながら価格はiPhone 6sよりも抑えられており、海外の一部では廉価モデルとして投入されていました。また現在でも現行モデルとして販売されており、特に「Y!mobile」や「UQ mobile」などではiPhone 6sとともに人気機種となっています。

iPhone SEの後継機種が同様に今年発売の「iPhone X」や「iPhone 8」シリーズと同じSoC「Apple A11」を搭載するかどうかはわかりませんが、仮に昨年の「iPhone 7」シリーズと同じSoC「Apple A10」であっても十分に高性能なように思われます。

製造は台湾のWistronが独占的に行い、Wistron傘下でインドのICT Service Management Solutionsのバンガロール工場で生産されるとのこと。この工場では2017年5月より現行のiPhone SEも生産されており、実績があるということです。

価格も450ドル(約5万円)程度になるとしており、既存のiPhone SEと同じような立ち位置になりそうです。iPhone SEは当初は販売数が予想より少ないといった話も聞かれましたが、後継機種が出てくるということはそれなりの実績があったということでしょうか。

個人的にもiPhone SEは今でも使うことがあるくらいかなり使用頻度の高い機種で、特にサブとしては不満はありませんが、もしメインとして使うのであれば、FeliCaによる「Apple Pay」に対応して欲しいというくらいです。

記事執筆:memn0ck


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