楽天モバイルがOPPO A5 2020をAndroid 11へのOSバージョンアップ予定機種から削除!

既報通り、楽天モバイルが移動体通信事業者(MNO)として自社回線を構築して提供している携帯電話サービス「楽天モバイル」( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )にて販売している製品において最新プラットフォーム「Android 11」へのOSバージョンアップを提供する予定の機種一覧をお知らせしています。

当初(2020年10月16日時点)は9機種のスマートフォン(スマホ)に対してAndroid 11へのOSバージョンアップを提供する予定であるとしていましたが、提供製品一覧を2020年10月20日時点に更新し、9機種のうちの「OPPO A5 2020(型番:CPH1943)」を削除したと案内しています。

同社ではOPPO A5 2020の納入元であるOPPO Mobile Telecommunicationsの日本法人となるオウガ・ジャパン(旧:オッポジャパン)からの情報修正によってOPPO A5 2020をバージョンアップ予定機種から削除したとしています。なお、その他の製品については提供開始時期や実施方法などの詳細は公式Webサイト内の「製品アップデート」ページにて順次お知らせするとしています。

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Android 11はGoogleが開発・提供するスマホなど向けプラットフォームの最新バージョンで、正式版は今年9月8日にリリースされ、オープンソースで公開されている「AOSP(Android Open Source Project)」に加え、Googleの「Pixel」シリーズ向けにOSバージョンアップやファクトリーイメージが提供されており、日本でもすでにPixel 3・3 XLやPixel 3a・3a XL、Pixel 4・4 XL、Pixel 4aに提供開始され、Pixel 5やPixel 4a (5G)にはプリインストールされています。

そうした中で楽天モバイルが同社の販売する製品についてAndroid 11へのOSバージョンアップ予定機種を案内し、当初は9機種でしたが、OPPO A5 2020が削除され、現時点ではAQUOS R5G(型番:SH-RM14)」、「AQUOS sense3 lite(型番:SH-RM12)」、「AQUOS sense3 plus(型番:SH-RM11)」、「AQUOS zero(型番:SH-M10)」、「AQUOS R2 compact SH-M09(型番:SH-M09)」、「Galaxy S10(型番:SM-G973C)」、「Galaxy Note 10+(型番:SM-N975C)」、「OPPO Reno3 A(型番:CPH2013)」の8機種となっています。

OPPO A5 2020は昨年11月に発売された大容量5000mAhバッテリーを搭載したミッドレンジスマホで、楽天モバイルでも低価格であることから人気となっており、発売時にはAndroid 9.0(開発コード名:Pie)を搭載していましたが、今年8月より順次、Android 10へのOSバージョンアップが提供開始されています。

2度目のOSバージョンアップとなるAndroid 11も提供されると案内されましたが、今回、楽天モバイルではAndroid 11へのOSバージョンアップ予定機種から削除されました。OPPO A5 2020の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

オッポジャパン、クアッドカメラや大容量5000mAhバッテリーなどを搭載したSIMフリースマホ「OPPO A5 2020(CPH1943)」を発表!11月上旬発売で価格は約2万円 - S-MAX
実売3万円以下の高コスパモデル!背面4眼カメラや大容量5000mAhバッテリーを搭載したSIMフリースマホ「OPPO A5 2020」を写真とともに紹介【レポート】 - S-MAX

なお、OPPO A5 2020は楽天モバイル以外にも量販店や仮想移動体通信事業者(MVNO)などでも販売されていますが、メーカーのオウガ・ジャパンの情報修正による削除のため、それらの販路の製品もAndroid 11へのOSバージョンアップは提供されない可能性が高そうです。



記事執筆:memn0ck


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