iOS 7は82%まで上昇!

Apple(アップル)は23日(現地時間)、iPhoneやiPadなど向けプラットフォーム「iOS」のアプリ配信マーケット「App Store」によって計測したバージョン別利用台数シェアを2014年2月23日(日)付のものに更新しています。集計期間は、2月23日までの7日間。

これによると、最新の「iOS 7」が82%と先月よりも2%向上。iOS 6が17%から15%に減少していることからiOS 6からiOS 7に移行したものと見られます。そのため、iOS 7とiOS 6の合計は97%と先月と変わらず、iOS 5以下は3%となっています。

一方、iOS 7の増加割合は昨年10月から11月が10%、11月から12月が4%、12月から今年1月が2%、1月から2月が2%とかなりiOS 7への移行が緩やかになっています。

なお、先日SSLおよびTSL通信における脆弱性の修正でIOS 7およびiOS 6はアップデートが配信開始されましたが、いつからこの脆弱性があったかはわかっておらず、iOS 5が安全なのか、すでに稼働率が非常に小さいためアップデートが行われてないのかは現在のところ不明です。

iOS 7はスマートフォン「iPhoneシリーズ」では2010年に発売した「iPhone 4」以降、タブレット「iPadシリーズ」では2011年に発売した「iPad 2」以降、ポータブルミュージックプレイヤー「iPod touchシリーズ」では2012年に発売した「iPod touch(第5世代)」以降に対応しています。

無料でアップデートできるため、基本的にはこれらの機器を利用している場合には、ソフトウェア・アップデートを促すように「設定」に「アイコンバッジ」による通知が行われています。

これらの対応している機種でアップデートしていないのか、あるいは非対応機種を長らく使っているのかは判断しにくいところですが、まだiOS 6の利用者が15%いるということになっています。

なお、Appleでは、iOS 7のリリースに際してiOS 7にアップデートできない旧iOS搭載機種向けにアプリの旧版をダウンロードできるように提供しています。

記事執筆:memn0ck


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