WiMAX 2+のCAによる下り最大220Mbpsを先行して試せるパイロットモニターを実施! |
UQコミュニケーションズ(以下、UQ)は15日、高速通信サービス「WiMAX 2+」(TD-LTE方式互換)に対応した新サービスおよび新商品を披露する「WiMAX 2+ 新サービス・新デバイス発表会」を開催し、WiMAX 2+においてLTE-Advancedの技術要素である「キャリアアグリゲーション(CA)」による下り最大220Mbpsを先行して試せる「CA技術による220Mbpsパイロットモニター」を実施します。
パイロットモニターの募集は専用Webページ( http://www.uqwimax.jp/220monitor )にて2015年1月16日(金)10時から2月9日(月)まで行われます。ただし、応募できるのは栃木県在住者に限定され、応募した人の中から抽選で50名のみとなっています。
当選した人にはCAによる下り最大220Mbpsに対応したモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W01(メーカー型番:HWD31)」(ファーウェイ・ジャパン製)および利用料が無償で貸し出され、モニター期間の2015年2月下旬〜3月31日(火)まで利用できます。
このパイロットモニターはすでに「UQコミュニケーションズ、下り最大220Mbpsに対応したWiMAX 2+の「ヤ倍速」を3月より提供!4×4 MIMOは3月に全国で、CAは2月12日に栃木県から順次エリア化ーー2016年には440Mbpsも - S-MAX」にて紹介したようにWiMAX 2+のCA対応基地局が2月12日より栃木県真岡市から導入開始されることに伴い、まずは栃木県在住者に試してもらうということを目的としています。
Speed Wi-Fi NEXT W01は1月16日に事前予約が開始され、1月30日に発売予定ですが、CAによる下り最大220Mbpsを利用するには3月末に予定しているファームウェアのアップデートが必要なため、2月下旬から3月末のファームウェア提供まではパイロットモニターに渡されるSpeed Wi-Fi NEXT W01でのみで下り最大220Mbpsのサービスが試せることになります。
ただし、パイロットモニターに渡されるSpeed Wi-Fi NEXT W01のCA対応ファームウェアはβ版となります。
なお、WiMAX 2+のCA対応に伴い、現在提供しているデータ通信サービス「WiMAX」は現在の下り最大40Mbpsから下り最大13.3Mbpsに2月12日より順次切り替わるとしています。
サービス | WiMAX 2+ | WiMAX |
CA対応エリア (2月以降) | 帯域幅40MHz(20MHz+20MHz) 下り最大220Mbps 上り最大10Mbps | 帯域幅10MHz 下り最大13.3Mbps 上り最大10.2Mbps |
現行エリア | 帯域幅20MHz 下り最大110Mbps 上り最大10Mbps | 帯域幅30MHz 下り最大40Mbps 上り最大15.4Mbps |
記事執筆:memn0ck
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