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コスパ良好のミドルハイスマホ「ZTE BLADE V7 MAX」が新登場!まずは機能やアプリをチェック |
ZTEジャパンから9月22日に発売された新しいSIMフリーのAndroidスマートフォン(スマホ)「BLADE V7 MAX」(ZTE製)。価格はオープンながらメーカー希望小売価格で34,800円(価格)と格安スマホとして売れ筋の2〜3万円台の中ではやや高めのミドルハイモデルです。
しかしながら、3GB RAMと余裕のある動作メモリーやレスポンスのよい指紋センサー、そして、まだ少ない国内での「デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)」に対応するなど、その価格でも十分にコストパフォーマンスの高い製品となっています。
今回実際にBLADE V7 MAXを試す機会があったので、数回に分けて実機のレビューをお送りします。まずは基本的な内蔵アプリや機能などをチェックしたいと思います。なお、外観などはすでに発表会の展示機にて紹介していますのでそちらをチェックしてみてください。
【ホーム画面と内蔵アプリ】


BLADE V7 MAXのホームアプリ「MiFavorランチャー」
BLADE V7 MAXのホームアプリなどは独自ユーザーインターフェース(UI)を採用しており、iPhoneなどと同じようにドロワー(アプリ一覧)とホーム画面が同一になっています。そのため、購入直後の状態では初期状態のホーム画面から右へ移動するとプリインストールアプリがすべて並んでいます。
アプリ一覧一体型のホーム画面では、アプリなどを大量にインストールするとアイコンだらけになってしまう状態を防ぐためアプリアイコンを整理するためにフォルダーを作ることができます。また、実際に購入時の段階でもGoogleのアプリなどは1つのフォルダーにまとめられています。



初期状態でのアプリフォルダの中身
さらにアプリ一覧を見てみるとサードパーティー製のアプリは一切なく、GoogleのアプリとZTEの標準アプリのみで、サードパーティー製でプリインストールされている定番アプリのFacebookやTwitterも入っておらず、まさに"まっさらな状態"です。
【通知などの基本操作】
・通知エリアおよびステータスバー

通知エリアおよびステータスバー
通知エリアにはおなじみの機能とアイコンが並んでいる中で「データ1」や「データ2」、「デュアルSIM設定」などのデュアルSIM・デュアルスタンバイ対応機種ならではの項目も並んでいます。なお、デュアルSIMの設定については後日、別途紹介したいと思っています。
ちなみに「スマートパワー」は省電力機能で、CPUの動作クロックを落として駆動時間を延ばすことができます。ゲームや3D VRなどの電力消費の大きいアプリなどをあまりやらないのであれば常時ONでも特に問題はありません。


端末情報画面(画像=左)とストレージ情報画面(画像=右)
・カメラ機能<



カメラを起動し設定メニューを出しているところ
カメラ機能は標準的な機能はひと通り網羅しており、標準のカメラアプリだけでも特に困ることはないかと思われます。
撮影モードは「標準」や「HDR」、「パノラマ」、「美顔」。、「スマイル」のほか、マニュアルで設定を自由に変更できる「プロモード」があります。
また、360°パノラマ撮影は標準のカメラアプリではサポートしていないので、別途、アプリ配信マーケット「Google Playストア」から「Googleカメラ」などを追加して入れておくのもいいでしょう。

「プロモード」の画面
【その他の細かい機能など】
・ナビゲーションキー

タスクキーとバックキーの位置を入れ替えできる
設定メニューの「ナビゲーションキー」の項目ではホームキーの左右にある「タスクキー」(アプリ履歴)と「バックキー」(戻る)の位置を入れ替えることができます。
メーカーによってこれらのキーの位置が「バックキー」が左だったり、右だったりする場合もあるので、自身の使い慣れた方に変更することができます。
・レザーケースモード


「レザーケースモード」の設定画面
その他に「レザーケースモード」という項目があり、レザーケースとはスマホの定番周辺機器のひとつの「窓付きフリップカバー」のことで、装着時の挙動や窓の部分に表示させる時計のデザインなどを変更できます。
純正オプションとしてのレザーケースの販売予定があるのかZTEジャパンに問い合わせてみたところ「直接の販売予定はないが、サードパーティーから販売を予定している」とのことでした。
・指紋認証機能
BLADE V7 MAXは本体側面にセンサーのある指紋認証機能に対応しています。指紋認証は、設定画面から専用メニューに入ることができます。試していて、指紋認証機能の設定画面がFREETELの指紋認証対応機とデザインがよく似ていることに気が付きました。
これは恐らくですが、どちらもMediaTek製チップセットを搭載し、標準でサポートされている指紋認証機能を使っていることによるものと思われます。


BLADE V7 MAXの指紋読み取り画面(画像=左)と「FREETEL SAMURAI KIWAMI」の指紋読み取り画面(画像=右)
内蔵アプリや基本的な機能紹介はここまでとなります、次回はベンチマークアプリを利用して本機の性能を調べたいと思います。
記事執筆:河童丸
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