トーンモバイルの次期スマホと見られる「TONE e21」が各種認証取得!写真は旧機種のe19

総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにCPSpeedがスマートフォン(スマホ)「TONE_e21」(認証番号:018-200380)の工事設計認証(いわゆる「技適」)を2020年12月30日付けで認証技術支援センターによって取得しています。

型式または名称として登録されているTONE_e21からフリービット傘下のドリーム・トレイン・インターネット(以下、DTI)が仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「トーンモバイル」向け次期スマホ「TONE e21」になると予想されます。

なお、工事設計認証からはスマホかどうかといった製品カテゴリーはわかりませんが、Bluetooth認証機関のBluetooth SIGにて2021年1月20日(現地時間)付けで同じくCPSpeedによって「TONE_e21」の認証が取得されており、こちらに「Smart Phone」であることが示されています。

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トーンモバイルではサービス開始時より独自スマホを提供し続けており、直近の「TONE e20」や「TONE e19」などのようにこれまではWiko/Tinnno Mobile TechnologyによるODM/OEM製品が多くある一方、過去には富士通コネクテッドテクノロジーズ製「TONE m17」にような機種もありました。

そうした中で、新たにTONE e21の存在が明らかになりましたが、TONE e21は未発表の製品であり、製品情報は不明ですが、少なくともこれまでのTONE e20やTONE m17のようなWiko/Tinnno Mobile Technologyや富士通コネクテッドテクノロジーズによる製品ではなさそうです。

というのも、各種認証を申請しているのがWiko/Tinnno Mobile Technologyや富士通コネクテッドテクノロジーズではなく、CPSpeedであるからで、同社はAUKEYの日本正規代理店などを行っている輸入代理店といった色合いが強く、これまでスマホの開発・製造だけでなく、輸入業務も行っていないため、どういった製品になるのかわかりません。

なお、工事設計認証およびBluetooth SIGの認証情報からわかる内容は携帯電話ネットワークの3G(W-CDMA方式)および4G(LTE方式)、2.4GHzおよび5.xGHz帯に対応した無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.2に対応しており、3GはBand IおよびVI、VIII、XIX、4GはBand 1および3、8、18、19、26で取得しています。

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記事執筆:memn0ck


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