SoftBankとY!mobileでもメール持ち運びが提供開始!2022年夏頃にサービス改定予定

ソフトバンクは20日、携帯電話サービス「SoftBank」および「Y!mobile」において提供している「@softbank.ne.jp」や「@●.vodafone.ne.jp」、「@jp-●.ne.jp」、「@ymobile.ne.jp」、「@willcom.com」、「@pdx.ne.jp」などのドメインによるメールサービス(いわゆる「キャリアメール」)のメールアドレスを回線契約を終了した後も利用できるサービス「メールアドレス持ち運び」を2021年12月20日(月)に提供開始すると発表しています。

これにより、料金プランをSoftBankからY!mobileやY!mobileからSoftBankに移行したり、オンライン専用料金プラン「LINEMO」へ変更してもそのままのメールアドレスで利用できるほか、他社の携帯電話サービスに移行後などで解約した場合も同様に同じメールアドレスが利用可能となります。

利用料は1メールアドレス当たり年額3,330円(金額はすべて税込)ですが、2022年夏以降に月額払い(330円/月)でも提供する予定とのこと。対象ブランドとメールサービスはSoftBankがS!メール(MMS)およびEメール(i)、Y!mobileがMMSおよびY!mobile メールとなっています。

利用方法はSoftBankまたはY!mobileの回線契約を終了した翌日から起算して31日以内にオンラインサポート「My SoftBank」にてメールアドレス持ち運びを申し込み、設定情報をパソコン(PC)やスマートフォン(スマホ)などにおいてIMAP対応メールアプリに登録して使います。

支払方法はクレジットカードのみ。なお、同社ではメールアドレス持ち運びのサービス内容を2022年夏頃に改定予定としており、当初はメールアドレスや迷惑メール設定が変更不可となっていますが、改定後はそれぞれ変更が可能になるということです。

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メールアドレス持ち運びサービスは菅義偉前総理大臣の意向によって総務省にて議論が進められたキャリアメールの持ち運び制度に対応したサービスで、総務省では今年6月には移動体通信事業者(MNO)の各社が年内に提供開始するよう指針を打ち出していました。

そうした中で今回、ソフトバンクではメールアドレス持ち運びサービスによって@softbank.ne.jpドメインなどのSoftBankとY!mobileのキャリアメールサービスについて携帯電話回線契約の解約後も利用できるようになります。対象のメールアドレスは以下の通り。

ブランドメールサービスメールアドレスデータ容量
SoftBankS!メール(MMS)@softbank.ne.jp
@●.vodafone.ne.jp
@jp-●.ne.jp
@disney.ne.jp
@y-mobile.ne.jp
@willcom.com
@pdx.ne.jp
@●●.pdx.ne.jp
200MB(最大5000件)
Eメール(i)@i.softbank.jp
Y!mobileMMS@ymobile.ne.jp
@emobile-s.ne.jp
@wcm.ne.jp
@willcom.com
@pdx.ne.jp
@●●.pdx.ne.jp
@y-mobile.ne.jp
Y!mobileメール@yahoo.ne.jp無制限

なお、メールアドレス持ち運びサービスにおけるメールボックスのデータ容量はY!mobileメールは無制限ですが、それ以外は200MB(最大5000件)となっており、同社ではサービスの申し込み前にメールアプリなどの機能を利用してバックアップを取ることを推奨しています。

ただし、利用するIMAP対応メールアプリによってはバックアップデータを利用できない場合があるとのこと。また回線解約後、31日以内に他社から乗り換え(MNP)で新たに仮想移動体通信事業者(MVNO)を含むソフトバンク回線を利用した携帯電話サービスを契約し、当該回線契約が終了していた場合は申し込めないとのこと。





記事執筆:memn0ck


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