dotomoとau向けと見られるGalaxy S22とGalaxy S22 Ultraがデンマークの認証を通過! |
Samsung Electronics(以下、Samsung)は9日(現地時間)、プレスイベント「Samsung Galaxy Unpacked 2022」を開催し、新たな5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Galaxy S22」と大画面モデル「Galaxy S22+」、最上位プレミアムモデル「Galaxy S22 Ultra」、タブレット「Galaxy Tab S8」シリーズなどを発表しました。
これに合わせてサムスン電子ジャパンでは日本向けの「Galaxy」シリーズの公式WebサイトにてGalaxy S22およびGalaxy S22+とGalaxy S22 Ultra、Galaxy Tab 8シリーズの製品ページをそれぞれ掲載しています。
これまで日本向けに製品ページが掲載された場合は日本で発売されており、現時点で日本での発売については明らかにされていませんが、これらの製品についても何らかの日本で発売されるのではないかと期待されます。
またIEC(国際電気標準会議)の電気機器安全規格適合試験制度を運営するIECEEにてデンマークの認証機関「DEMKO」における検査をGalaxy S22およびGalaxy S22+、Galaxy S22 Ultraの各製品が2022年1月19日付で通過したことが公開されています。
認証情報ではGalaxy S22となる「SM-S901*」(*は任意の英数字)に「SC-51C」と「SCG13」、Galaxy S22 Ultraとなる「SM-S908*」(*は任意の英数字)に「SC-52C」と「SCG14」という型番が記載されており、それぞれ型番ルールから日本のNTTドコモとau向け製品だと見られます。
これにより、NTTドコモから「Galaxy S22 SC-51C」および「Galaxy S22 Ultra SC-52C」、auから「Galaxy S22 SCG13」および「Galaxy S22 Ultra SCG14」として投入されると予想されます。なお、Galaxy S22+には現時点では日本向けと見られる型番は見られないため、発売されない可能性が高そうです。
Galaxy S22およびGalaxy S22+、Galaxy S22 Ultraは昨年に日本でもNTTドコモやauから発売された「Galaxy S21」および「Galaxy S21+」、「Galaxy S21 Ultra」の後継機種で、フラッグシップモデル「Galaxy S」シリーズの最新機種です。
大まかなデザインや製品コンセプトはGalaxy S21シリーズを継承しているものの、Galaxy S22 UltraはSペンを収納できるなどとさらに「Galaxy Note」シリーズ的な要素が強くなりました。各製品の詳細は以下の記事をご覧ください。
・Samsung、新フラッグシップスマホ「Galaxy S22」と「Galaxy S22+」を発表!6.1型と6.6型のフラットディスプレイ搭載で小型化 - S-MAX
・Samsung、新プレミアムスマホ「Galaxy S22 Ultra」を発表!NoteのDNAを継承してSペン内蔵に。1億800万画素カメラや10倍光学ズームなど - S-MAX
機種 | Galaxy S22 | Galaxy S22+ | Galaxy S22 Ultra |
画面 | 6.1型フラット有機EL FHD+(1080×2340ドット) | 6.6型フラット有機EL FHD+(1080×2340ドット) | 6.8型エッジ有機EL QHD+(1440×3080ドット) |
サイズ | 146×70.6×7.6mm | 157.4×75.8×7.6mm | 163.3×77.9×8.9mm |
質量 | 168g | 196g | 229g |
電池容量 | 3700mAh | 4500mAh | 5000mAh |
Sペン | ー | ー | ○(内蔵) |
本体色はGalaxy S22とGalaxy S22+が通常色としてPhantom BlackおよびPhantom White、Green、Pink Goldの4色、Samsung.comのて限定色としてCreamおよびGraphite、Sky Blue、Violetの4色、Galaxy S22 Ultraが通常色としてPhantom BlackおよびPhantom Silver、Green、Burgundyの4色、Samsung.comの限定色としてRedおよびGraphite、Sky Blueの3色が販売されます。
なお、Galaxy S22およびGalaxy S22+、Galaxy S22 Ultraはともにアメリカや韓国などの1次販売国・地域では2022年2月25日(金)に発売され、すでに予約受付を実施しており、価格はアメリカではGalaxy S22が799ドル(約92,000円)から、Galaxy S22+が999ドル(約115,000円)から、Galaxy S22 Ultraが1,199ドル(約138,000円)からとなっています。
またサムスン電子ジャパンではGalaxyシリーズの日本向け公式WebサイトにてGalaxy S22およびGalaxy S22+とGalaxy S22 Ultra、Galaxy Tab 8シリーズの製品ページをそれぞれ掲載しています。Galaxy S22シリーズだけでなく、Galaxy Tab S8シリーズの発売も期待できそうです。
・Galaxy S22 Ultra (ギャラクシーS22ウルトラ)|Galaxy公式 (日本)
・Galaxy S22 Ultra (ギャラクシーS22ウルトラ)|Galaxy公式 (日本)
・Galaxy Tab S8 & S8+ & S8 Ultra (ギャラクシータブS8 & S8+ & S8ウルトラ)|Galaxy公式(日本)
今回、これらのGalaxy S22シリーズのうちのGalaxy S22とGalaxy S22 Ultraの両機種においてNTTドコモ向けとau向けの製品と見られる型番がデンマークの認証を通過していることが判明しました。これまでも日本ではGalaxy SシリーズはNTTドコモとauから販売されてきただけに「今年も順当に」といったところでしょうか。
とはいえ、一昨年はNTTドコモから「Galaxy S20 5G SC-51A」と「Galaxy S20+ 5G SC-52A」、auから「Galaxy S20 5G SCG01」と「Galaxy S20+ 5G SCG02」、「Galaxy S20 Ultra 5G SCG03」、昨年はNTTドコモから「Galaxy S21 5G SC-51B」と「Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B」、auから「Galaxy S21 5G SCG09」と「Galaxy S21+ 5G SCG10」でしたので、今年はどちらもGalaxy S22+がないということになりそうですが。
製品 | 認証番号 | 型番 |
Galaxy S22 | DK-123359-UL | SM-S901E/DS、SM-S901E、SM-S9010、SC-51C、SCG13 |
Galaxy S22+ | DK-123311-UL | SM-S906E/DS、SM-S906E、SM-S9060 |
Galaxy S22 Ultra | DK-123359-UL | SM-S908E/DS、SM-S908E、SM-S9080、SC-52C、SCG14 |
記事執筆:memn0ck
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