新フラッグシップスマホ「Samsung Galaxy S22・S22+」が登場!

Samsung Electronics(以下、Samsung)は9日(現地時間)、プレスイベント「Samsung Galaxy Unpacked 2022」を開催し、新たな5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Galaxy S22」と大画面モデル「Galaxy S22+」、最上位プレミアムモデル「Galaxy S22 Ultra」、タブレット「Galaxy Tab S8」シリーズなどを発表しています。

Galaxy S22およびGalaxy S22+、Galaxy S22 Ultraはともにアメリカや韓国などの1次販売国・地域では2022年2月25日(金)に発売され、すでに予約受付を実施しており、価格はアメリカではGalaxy S22が799ドル(約92,000円)から、Galaxy S22+が999ドル(約115,000円)から、Galaxy S22 Ultraが1,199ドル(約138,000円)からとなっています。本記事ではGalaxy S22とGalaxy S22+についてまとめます。

なお、日本での発売については現時点では明らかにされていませんが、日本向け公式WebサイトにもGalaxy S22およびGalaxy S22+の製品ページ( https://www.galaxymobile.jp/galaxy-s22/ )やGalaxy S22 Ultraの製品ページ( https://www.galaxymobile.jp/galaxy-s22-ultra/ )も掲載されていますし、すでに海外の認証機関にてNTTドコモ向けと見られる「Galaxy S22 5G SC-51C」や「Galaxy S22 Ultra 5G SC-52C」、au向け「Galaxy S22 5G SCG13」や「Galaxy S22 Ultra 5G SCG14」が通過しているため、少なくともこれらの機種は販売されるのではないかと見られます。

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Galaxy S22とGalaxy S22+

Galaxy S22およびGalaxy S22+ 5Gは昨年に日本でもNTTドコモやauから発売された「Galaxy S21」および「Galaxy S21+」の後継機種で、フラッグシップモデル「Galaxy S」シリーズの最新機種となり、大まかなデザインや製品コンセプトはGalaxy S21シリーズを継承し、着実なスペックアップが施されています。主な違いは画面サイズの違いによる大きさや重さ、電池容量のほか、Galaxy S22はWi-Fi 6と最大25Wの急速充電、Galaxy S22+はWi-Fi 6Eと最大45Wの急速充電に対応しています。

ディスプレイはGalaxy S21・ S21+と同様にフラットディスプレイが採用され、Galaxy S21・S21+では48〜120Hzの可変リフレッシュレートでしたが、Galaxy S22・S22+では10〜120Hzとなり、画面上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:19.5の縦長なFHD+(1080×2340ドット)有機ELとなっています。またHDR 10+やEye Comfort Shield、Vision boosterに対応しています。

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画面サイズと電池容量はGalaxy S22が約6.1インチ(約422ppi)および3700mAh、Galaxy S22+が約6.6インチ(約390ppi)および4500mAhで、Galaxy S21の約6.2インチ(約421ppi)および4000mAh、Galaxy S21+の約6.7インチ(約394ppi)および4800mAhよりも小さく少なくなっています。なお、ディスプレイを覆うのは強化ガラス「Corning Gorilla Glass Victus」で、防水・防塵(IP68)に対応しています。

機種Galaxy S22Galaxy S21Galaxy S22+Galaxy S21+
画面6.1型有機EL
FHD+(1080×2340ドット)
6.2型有機EL
FHD+(1080×2400ドット)
6.6型有機EL
FHD+(1080×2340ドット)
6.7型有機EL
FHD+(1080×2400ドット)
サイズ146×70.6×7.6mm151.7x71.2x7.9mm157.4×75.8×7.6mm161.5x75.6x7.8mm
質量168g169g196g202g
電池容量3700mAh4000mAh4500mAh4800mAh

パンチホール部分にはデュアルピクセルAFに対応した約1000万画素CMOS(1画素1.22μm)/広角レンズ(F2.2、画角80°)のフロントカメラを搭載し、顔認証に対応しており、生体認証としては他にも画面内指紋センサーに対応しています。外観はGalaxy S21・S21+に近く背面のリアカメラモジュール部分が特徴的なデザインとなっており、本体色は両機種ともに通常色がPhantom BlackおよびPhantom White、Green、Pink Goldの4色展開、Samsung.comにて限定色のCreamおよびGraphite、Sky Blue、Violetの4色が販売されます。

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両機種ともに以下の構成のトリプルリアカメラとなっています。これにより、ハイブリッド光学3倍ズームや30倍スペースズームに対応し、新しいズームロック機能によってAIを活用して焦点をフレームの中央に維持して手ブレを最小限に抑えて撮影できるようになったほか、改善された8Kムービー撮影や60fpsによるステディカム撮影、Vloggerビュー、ライブサムネイル、仮想スタジオ照明、AI背景効果などの新機能にも対応しています。

・約5000万画素CMOS(1画素1.0μm、Dual Pixel AF)/広角レンズ(F1.8、画角85°、OIS)
・約1200万画素CMOS(1画素1.4μm)/超広角レンズ(F2.2、画角120°)
・約1000万画素CMOS(1画素1.0μm)/望遠レンズ(F2.4、画角36°、OIS、光学3倍)

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チップセット(SoC)はQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 1」(3.0GHz×1+2.5GHz×3+1.8GHz×4コアCPU)またはSamsung製「Exynos 2200」(2.6GHz×1+2.5GHz×3+1.7GHz×4コアCPU)で、ともに4nmプロセスで製造された64bit対応CPUとなっており、内蔵メモリー(RAM)は8GB、内蔵ストレージは128または256GBとなっています。なお、microSDカードなどの外部ストレージスロットは引き続いて非対応です。

外部接続・充電端子はUSB Type-Cで、急速充電「USB PD 3.0(AFCやQC2.0互換)」およびワイヤレス充電「Wireless Charging 2.0」(最大15W)、Wireless PowerShareに対応。またOSはAndroid 12をプリインストールし、ユーザーインターフェースは「One UI 4.1」となっており、セキュリティーチップやセキュリティーメモリーを搭載して強化された「Samsung Knox Vault」に対応しているとのこと。

その他、Bluetooth 5.2およびNFC Type A/B、速度センサー、気圧センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、ホールセンサー、近接センサー、環境光センサーなどに対応。携帯電話ネットワークでは5G NR方式におけるSAおよびNSAをサポートし、Sub6のみに対応するモデルと、Sub6に加えてミリ波(mmWave)に対応するモデルが用意され、販売する国・地域・通信事業者によって異なるということです。



記事執筆:memn0ck


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