OneOdioのワイヤレスイヤホン「SuperEQ Q2 Pro」を試す!

中国に拠点を置くオーディオメーカー「OneOdio(ワンオディオ)」が販売中の「SuperEQ Q2 Pro(スーパーイーキュー キューツー プロ)」は、アクティブノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込みモードを搭載したワイヤレスイヤホンだ。

取り扱いは「OneOdio Japan公式サイト」や大手Webストア「Amazon.co.jp」などで、本記事執筆時点の価格(金額はすべて税込)は、公式サイトでは4,999円、Amazon.co.jpでは7,590円だが2022年3月21日(月)まで2,500円引きのクーポンが配布されており適用した場合5,090円で購入できる。

今回は、メーカーから提供いただいたSuperEQ Q2 Proを試してみたので、製品の概要や仕様、同梱品チェックの他、操作方法、音質、使用感などをレビューする。

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OneOdio Japan公式サイト トップ

2015年に設立されたOneOdioは、DJモニターヘッドホンやワイヤレスヘッドホン、ワイヤレスイヤホンおよび関連アクセサリー製品を中心に製造および販売を手がけている。「高品質なヘッドホンを手ごろな価格で提供したい」という理念の通り、現在のOneOdio Japanの公式サイトで扱われている製品はすべて1万円以下の価格で販売されている。

S-MAXではこれまでに、ノイキャン搭載の若者向け製品「SuperEQ S1(スーパーイーキュー エスワン)」と、有線接続タイプのプロ向け製品「MONITOR 60(モニター シックスティ)」を紹介したが、いずれもヘッドバンドタイプのヘッドホン製品だったが、今回のSuperEQ Q2 Proは、カナル型のワイヤレスイヤホン製品だ。

■同梱品をチェック
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個装箱正面


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個装箱裏面


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個装箱上部側面(画像=上)、個装箱下部側面(画像=下)


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個装箱左側面(画像=上)、個装箱右側面(画像=下)


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個装箱を持ったところ


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上蓋を開けたところ

個装箱はかなりコンパクトなサイズ。裏面には同梱品や仕様およびカスタマーサービスの連絡先がすべて英語で記載されている。以前紹介したSuperEQ S1と同じく「BE YOUNG, BE FREE」のコピーロゴも記載されており、ターゲットとしては若年層向け製品のようだ。

とはいえ、イヤホンや充電ケース自体のデザインやカラーは、幅広い年齢層で利用できそうなものになっている。

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同梱品一式


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イヤーチップとUSB Type-Cケーブル

イヤホン以外の付属品は、
・充電ケース
・USB Type-Cケーブル
・イヤーチップ(S、M、L)
・User Manual(取扱説明書)
これらが同梱する。

イヤホンは充電ケースに収められた状態で入っている。イヤーチップは、Mサイズがイヤホンに装着されているため、別途2種類4個のイヤーチップが入っている。

また、USB Type-Cケーブルは短めとなっており、充電するためのACアダプタは同梱していないため別途用意する必要がある。取扱説明書は最後のページに「保証書」との記載とカスタマーサポートへの連絡先が記載されているため、取扱説明書兼保証書となっている。

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取扱説明書の見開き1ページ目。3カ国表記に対応


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日本語表記の1ページ目は「製品の仕様」


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「製品詳細」と「充電」のページ


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「装着」と「電源オン/オフ」のページ


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「Bluetoothペアリング」と「操作方法」のページ


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「操作方法」のページ


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保証書のページ

全30ページの取扱説明書は、English(英語)、Deutsch(ドイツ語)、日本語の3言語に対応している。イラストやアイコンが多めで分かりやすく、日本語も変わった表現などはなく違和感なく読むことができた。

■充電ケースとイヤホンをチェック
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充電ケース正面


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充電ケース背面


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充電ケース上部側面(蓋部分)


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充電ケース底面


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充電ケースを持ったところ

ここからは充電ケースとイヤホンをみていこう。まずは充電ケースから。指でつまんで持つことができる程度の大きさで、ツヤ消しのさらさらとした質感。正面にはLEDインジケータが3つ並び、背面には充電用のUSB Type-Cポートを備える。上部の蓋部分には「Super EQ」のロゴ、底面にはモデル名、バッテリー容量のほか日本の技適マークなどの記載がある。

LEDインジケータは、白く点灯および点滅してバッテリーの残量を知らせてくれる。左が点滅で0~30%、左が点灯し中央が点滅で30~70%、左と中央が点灯し右が点滅で70~99%、3つともすべて点灯で100%となっている。なお、充電ケースはワイヤレス充電には対応していない。

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USB Type-Cケーブルを接続して充電中の充電ケース

内蔵バッテリーは充電ケースが370mAh、イヤホンは左右それぞれに55mAhを搭載しており、再生可能時間の目安は以下の通り。
・70%のボリュームでANCオフの場合:最大11時間、充電ケース併用で最大40時間
・70%のボリュームでANCオンの場合:最大8時間、充電ケース併用で最大30時間
・50%のボリュームでANCオンの場合:最大7.5時間、充電ケース併用で最大28時間

充電ケースにイヤホンをセットして蓋を閉めて少しすると、LEDインジケータの左と右が青くゆっくり点滅する。このことについて取扱説明書や製品ページでは説明されていないが、動作を確認してみると、どうやらイヤホンを充電している状態を知らせているようだ。

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充電ケースの蓋を開けたところ


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充電ケースのイヤホンを取り外した状態


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イヤホンの内側部分


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充電用の接点に貼られているフィルムを剥がした状態

イヤホンは充電ケースに収められた状態で入っており、まずは充電ケースから取り出して内側に貼られている青いフィルムを剥がして再び充電ケースに入れて一旦蓋を閉める。

青いフィルムを剥がすことで、充電ケースに入れて充電ができるようになる。また、充電ケースの蓋の開閉が電源ON/OFFの操作も兼ねている。そのため、イヤホンを再度充電ケースに入れて一旦蓋を閉めた後、改めて蓋を開けることで、イヤホンの電源が入りペアリングモードが自動で起動する。

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Windows 10のBluetooth設定で「デバイスを追加する」画面(クリックもしくはタップで拡大表示)


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「Bluetoothとその他のデバイス」画面で接続状態を確認

Windows PCでは「設定」→「デバイス」→「Bluetoothとその他のデバイス」→「Bluetooth またはその他のデバイスを追加する」→「Bluetooth マウス、キーボード、ペン、オーディオ、またはその他の種類の Bluetooth デバイス」を選択し「SuperEQ Q2 Pro オーディオ」が表示されたらクリック(タップ)する。次の画面で「接続」を選択して正常に接続できれば「完了」をクリック(タップ)すればペア設定が完了する。

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Androidスマホ(シャオミのMIUI 12)のBluetooth設定画面

AndroidスマホもBluetoothをONにした状態で、Bluetoothの設定画面に進み表示される「SuperEQ Q2 Pro」を選択してペア設定を完了することで、すぐに音楽が聴けるようになる。

1度ペア設定すれば次回以降は自動で接続される。もし接続されない場合は、Bluetoothの設定画面から「SuperEQ Q2 Pro」を選択すれば接続できる。

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マイクの穴


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イヤホンを手のひらに乗せたところ

イヤホンには通話やANC、外音取り込みで使用されるマイクを搭載している。表面の「S」の部分がタッチセンサーになっており、以下の各種操作ができる。

●音楽再生関連
左右とも1回タップ…再生と一時停止
左を2回タップ…曲戻り
右を2回タップ…曲送り
左右とも2秒間長押し…ANCオン、オフ、外音取り込みモード切り替え
左右とも3回タップ…Siriなどの音声アシスタント起動

●通話関連
左右とも着信時に1回タップ…応答
左右とも通話時に1回タップ…終話
左右とも着信時に2秒間長押し…着信拒否

タップや長押しの反応は良く、誤操作はほとんどしない印象だ。2秒間長押しのANC切り替えは「Noise cancelling on(ノイズキャンセリング オン)」「Noise cancelling off(ノイズキャンセリング オフ)」「Ambient sound(アンビエントサウンド:外音取り込み)」の女性の音声アナウンスが流れて、この順番にモードが切り替わる。アナウンスが流れる際は再生中の音声は一旦聞こえなくなる。

無音状態もしくは音量を小さめでANCや外音取り込みの切り替えを試すと、各モードの違いがよく分かる。片側に2個、合計で4個のマイクを搭載し、周囲の騒音を最大35db低減、90%のノイズカットが可能なハイブリッドアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能は予想以上に強力で、屋外利用でも没入感が得られる。

Bluetoothはバージョン5.2、コーデックはAACとSBCに対応し、12mmの大口径ドライバ(スピーカー)を搭載している。ブレがなくクリアな音質といった印象で、低音を強調したチューニングはされていないが、しっかりと低音も出ており聴き疲れし難い良い音質だと感じた。

低音強調ではないものの、大音量で聴いてみると中低音は良い音が出ているが、高音はややうるさく感じた。クラブミュージックやダンスミュージック系は大音量でも心地良く感じるが、J-POPなどのポップス系は音量を抑えたほうが聴きやすかった。

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イヤホンを充電ケースから取り出すところ


211221_oneodio_Q2Pro_32_960イヤホンを装着した様子


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イヤホンを装着した様子


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イヤホンを装着した様子
撮影協力: 夢白小夜華さん

イヤホンは決して小さいとはいえないサイズ感で、それなりの存在感はあるものの思ったよりは目立たない印象だ。「S」のロゴ部分が平らで広めなのはタッチ操作がしやすくて良い。

充電ケースからの出し入れはあまりしやすくはない。充電ケース内部の左右の広く開いている部分に指を入れてイヤホンを取り出すことになるが、右のイヤホンは右側に、左のイヤホンは左側に指を入れることになる。充電ケースからイヤホンを取り出す時は通常片手で取り出すためどうしても右利きなら左側のイヤホンが、左利きなら右側のイヤホンが取り出し難い。

充電ケースに収める際も、イヤホン内部にマグネットが入っているようで、磁力が反応してうまく充電ケースに収まらないことがよくある。加えてイヤホンの形状も比較的丸く、手元からつるんと落としてしまう場合も結構あった。気を付けながら出し入れをすれば大丈夫だが、できれば出し入れはしやすい工夫や形状にしてほしかった。今後の製品には期待したい。

また、タッチ操作で音量調整ができないのは人によっては致命的かもしれない。

装着感は悪くなく、バッテリーの持ちも良く、前述のように聴き疲れ疲れし難い音質でもあるため、長時間利用したい人にはおすすめできる製品だ。

製品の特長をまとめると
・中低音がしっかりと再生される
・聴き疲れし難い音質
・ANCおよび外音取り込み機能に対応
・Bluetooth 5.2でのワイヤレス接続
・タッチ操作はしやすい
・装着感も良い
・充電ケースと併用で30~40時間の連続利用が可能なバッテリー持ち
・約5千円で購入可能
これらがあげられる。

最後に、同梱品や製品外観、操作方法などのチェックや実際に使ってみた感想を話した動画を紹介する。



【SuperEQ Q2 Proの主な仕様】
製品名SuperEQ Q2 Pro
メーカーOneOdio
重量約48g(充電ケース含む)
約5.6g(イヤホン本体:片耳)
充電ケースサイズ約41(高さ)×65(幅)×29(厚さ)mm
スピ一カ一直径12mm
入力5V=0.35A
Bluetooth5.2
BluetoothプロファイルA2DP、AVRCP、HFP、HSP
コーデックAAC/SBC
バッテリー容量イヤホン:55mAh×2
充電ケース:370mAh
再生可能時間・70%のボリュームでANCオフの場合:最大11時間、充電ケース併用最大40時間
・70%のボリュームでANCオンの場合:最大8時間、充電ケース併用最大30時間
・50%のボリュームでANCオンの場合:最大7.5時間、充電ケース併用最大28時間
充電ケース充電時間約2時間
カラーブラック
同梱品・イヤホン本体
・充電ケース
・USB Type-Cケーブル
・イヤーチップ(S、M、L:Mはイヤホンに装着済)
・User Manual(取扱説明書)







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