実は本命?価格を抑えたミッドハイスマホ「Galaxy A53 5G」をチェック! |
既報通り、サムスン電子ジャパンは7日、日本市場向けに最新のミッドハイレンジスマートフォン(スマホ)「Galaxy A53 5G(ギャラクシー エーフィフティスリー ファイブジー)」(Samsung Electronics製)を2022年5月下旬以降に発売すると発表した。
日本ではNTTドコモ向け「Galaxy A53 5G SC-53C」と、KDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」および「UQ mobile」向け「Galaxy A53 5G SCG15」が販売される。
販路はドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」など、auショップやau Style、量販店などのau取扱店および公式Webストア「au Online Shop」など、またUQスポット、量販店などのUQ mobile取扱店や公式Webストア「UQ mobile オンラインショップ」などで取り扱われる。
発売に先立ってNTTドコモ向け、au向け、UQ mobile向けのいずれも4月7日(木)から事前予約を受け付けているが、現在のところ販売価格は未定となっている。参考までに昨年6月に発売された前機種「Galaxy A52 5G SC-53B」の発売当初の価格(金額はすべて税込)はドコモオンラインショップなどでは59,400円で、他社から乗り換え(MNP)の場合には「5G WELCOME割」が適用されて22,000円OFFの37,400円となっていた。
ちなみに同時に発表された最新フラッグシップモデル「Galaxy S22 SC-51C」が127,512円、「Galaxy S22 Ultra SC-52C」が183,744円、「Galaxy S22 SCG13」が125,030円、「Galaxy S22 Ultra SCG14」がau Online Shopなどの直営店で178,820円となっており、いずれも10万円を大幅に超える価格設定となっているため、そこまでの性能は求めない層がGalaxy A53 5Gのターゲットとなる。
今回はそんなGalaxy A53 5Gについて、サムスン電子ジャパンが7日に「Galaxy Harajuku(ギャラクシー原宿)」(東京・渋谷区)で開催した「Galaxy新製品発表会」のタッチ&トライ会場で実機を試すことができたので、その模様を写真や関連動画を交えながらレポートする。
本体サイズは約160(高さ)×75(幅)×8.1(厚さ)mm、重量は約189g。ディスプレイは約6.5インチFHD+(1080×2400)Super AMOLED(有機EL)を搭載している。本体のカラーバリエーションは各キャリア問わず「オーサムブルー」「オーサムホワイト」「オーサムブラック」の3色展開。
ディスプレイは最大800nitの高輝度で明るく、最大120Hzのリフレッシュレートに対応している。本体はIP68の防水および防塵性能も備えている。
USB Type-C端子、SIMカード(4FF)スロットを備え、カードスロットはSIMピンを使って取り出す仕様。外部メモリーは、最大1TBまでのmicroSDXCに対応する。
背面の4つのカメラは縦位置に見て、
・左上…約1200万画素CMOS/超広角レンズ(F2.2、画角123°)
・左中央…約6400万画素CMOS/広角レンズ(F1.8、OIS)
・左下…約500万画素CMOS/深度カメラ(F2.4)
・右上…約500万画素CMOS/マクロカメラ(F2.4)
と並ぶ。高画素なメインの広角カメラに加え、人間の視野角と同等の約123°の超広角カメラと接写撮影専用のマクロカメラを搭載する。また、前機種のGalaxy A52 5G SC-53Bと同様に、背面カメラ周辺は滑らかなデザインと統一したカラーで、カメラの出っ張りがあまり目立たないようなデザインを採用している。
正面のディスプレイ上部中央の小さなパンチホールには、約3200万画素CMOS/広角レンズ(F2.2)のイン(サブ)カメラを搭載している。
標準カメラアプリによる撮影モードは、「写真」「動画」「ポートレート」「プロ」「プロ動画」「シングルテイク」「ナイト」「食事」「パノラマ」「マクロ」「スーパースローモーション」「スローモーション」「ハイパーラプス」などを搭載している。
背面はマットな仕様で光沢感が抑えられている。サラサラとした手触りで指紋跡も目立ちにくい。内蔵するバッテリーは5000mAh、最大25Wの高速充電にも対応するが、ワイヤレス充電には対応していない。
オーディオ面ではハイレゾに対応する他、本体自体にDolby Atmos(ドルビーアトモス)対応のステレオスピーカーを備え立体的な音響を実現している。本体正面に向かって右側面には上下のボリュームキーと電源キーを搭載しており、生体認証は顔認証と画面内指紋認証に対応する。日本市場で需要が高いとされているテレビ機能のワンセグやフルセグには対応していなが、FeliCa(おサイフケータイ)には対応している。
OSはAndroid 12、チップセット(SoC)はExynos 1280(2.4GHz×2+2.0GHz×6のオクタコアCPU)、内蔵メモリー(RAM)は6GB、内蔵ストレージは128GBを搭載し、前述の通り外部ストレージは最大1TBまでのmicroSDXCに対応する。
モバイルネットワークはSub6(サブシックス:6GHz未満の低周波数帯)の5G通信に対応しており、ミリ波には非対応。国内利用では4G(LTE)にも対応している。無線LANは、IEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)に対応、IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)には非対応で、BluetoothはVersion 5.1に対応する。
最後に発表会でのプレゼン動画および関連動画を紹介する。
S-MAX:Galaxy発表会「Galaxy A53 5G」製品説明&「Galaxy S22 Ultra」「Galaxy S22」を含む取り扱いキャリア・発売日情報【プレゼン】
機種 | 製品名 | Galaxy A53 5G | ||
型番 | SC-53C | SCG15 | ||
本体 | サイズ[高さ×幅×厚さ/mm] | 約160×75×8.1mm | ||
SIM | nanoSIM | |||
質量[g](電池含む) | 約189g | |||
OS | Android 12 | |||
SoC | Exynos 1280(5nm) | |||
CPU | オクタコア(2.4GHz ARM Cortex-A78×2+2.0GHz ARM Cortex-A55×6) | |||
GPU | Mali-G68 MP4(897MHz) | |||
内蔵メモリー(RAM) | 6GB | |||
内蔵ストレージ | 128GB | |||
外部ストレージ(最大対応容量) | microSDXC(1TB) | |||
画面 | ディスプレイ | 約6.5インチ Super AMOLED(有機EL) | ||
解像度 | Full HD+ | |||
1080×2400 | ||||
HDR | ー | |||
カメラ | 有効画素数/F値 | リア | 約6400万画素/1.8 約1200万画素/2.2 約500万画素/2.4 約500万画素/2.4 | |
フロント | 約3200万画素/2.2 | |||
通信・通話 | 通信速度[受信時/送信時の最大速度] | 5G | 2.3Gbps/218 Mbps | |
4G(LTE) | 1.1Gbps/75Mbps | |||
VoLTE/VoLTE(HD+) | ○/○ | |||
テザリング同時接続数 [Wi-Fi/USB/Bluetooth] | 10台/1台/3台 | |||
Bluetooth(対応バージョン) | ○(5.1) | |||
電池・充電 | バッテリー容量 | 5000mAh | ||
接続端子 | USB Type-C | |||
ワイヤレス充電(Qi) | ー | |||
その他 | 防水・防塵 | ○/○ | ||
ワンセグ/フルセグ | ー/ー | |||
おサイフケータイ(FeliCa)/NFC | ○/○ | |||
生体認証 | ○(指紋、顔) | |||
ハイレゾ音源 | ○ | |||
カラー | オーサムブルー オーサムホワイト オーサムブラック | |||
メーカー | サムスン電子 |
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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