OPPOが日本市場におけるスマートデバイスの新製品を9月26日に発表へ!いよいよタブレット投入か

オウガ・ジャパン(旧:オッポジャパン)は3日、同社が展開している「OPPO」ブランドの日本市場向け公式Twitterアカウント( @OPPOJapan )において「OPPO NEW デバイス 2022.09.26」というティザー画像とともに「6月の発表会の時に、下半期にスマートデバイスで新製品を出すと言っていましたね。皆さん、楽しみにしていてくださいね」と投稿しています。

同社では今年6月に開催した「OPPO 2022 新製品発表会」において日本でも2022年後半にOPPOのタブレットを投入することを明らかにしているため、恐らくこのタブレットを2022年9月26日(月)に発表するのだと思われます。OPPOでは同社初のタブレット「OPPO Pad(型番:OPD2101)」を今年2月に発表し、さらに続く「OPPO Pad Air(型番:OPD2102)」も海外ではすでに投入されています。

一方、総務省が公開している「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースにはOPPO Mobile Telecommunicationが「OPD2102A」の相互承認(MRA)による工事設計認証(いわゆる「技適」)を2022年5月16日(月)付けでKL-Certificationを通じて取得(認証番号:219-218052)していることが判明しています。

そのため、OPD2102となるOPPO Pad Airが日本で発売されることになりそうです。またすでに紹介しているようにOPPOでは4G対応エントリースマートフォン(スマホ)「OPPO A77」または「OPPO A57s」(型番:CPH2385)も工事設計認証を取得しているほか、スマートバンド「OPPO Band 2」(型番:OBBE215)も2022年7月6日(水)付けでKL-Certificationを通じてMRAによる工事設計認証を取得(認証番号:219-218055)しており、これらも合わせて発表される可能性もあるのではないでしょうか。


OPPOではライバルのXiaomiが掃除機や炊飯器、空気清浄機などのさまざまな商品展開をしているのに対して“スマホ専業”を謳っていましたが、スマホを中心とした多様な使い方が模索される中で競争が激化し、周辺機器としてスマートバンドや完全ワイヤレスイヤホンなどを投入して少しずつ商品ラインナップを増やしています。

そうした中で今年に入ってから海外ではOPPO初のタブレットも投入し、さらにあまり将来のことは明かさない印象のある同社ですが、珍しく今年6月に開催したスタンダードスマホ「OPPO Reno7 A」の新製品発表会において「今年後半に日本でもタブレットを投入する」ことを予告していました。

05
今年6月に開催したOPPO 2022 新製品発表会に登壇したオウガ・ジャパン株式会社 専務取締役の河野 謙三氏

日本に投入されることになりそうなOPPO Pad AirはOPPO Padよりも薄く低価格なモデルで、チップセット(SoC)にはOPPO PadがQualcomm製「Snapdragon 870」を搭載するのに対し、OPPO Pad AirはQualcomm製「Snapdragon 680」を搭載し、中国では価格が12,999人民元(約25,000円)からとコストパフォーマンスの高い製品となっています。

ディスプレイは約10.36インチ2K(2000×1200ドット)IPS液晶(225ppi)で、リフレッシュレートは60Hz、タッチサンプリングレートは120Hz、明るさは360nits、色域はNTSC 71%、表示色は1億となっており、画面占有率83.5%に達する画面の周りの縁(ベゼル)の狭いデザインを採用しています。本体色はグローバルモデルではGreyの1色で、サイズは約245.08×154.84×6.94mm、質量は約440g。

04

主な仕様はmicroSDXCカードスロットおよび7100mAh(27.47Wh)バッテリー、急速充電「USB PD」(最大18W)、USB Type-C端子、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、顔認証、地磁気センサー、光センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、ホール効果センサー、歩数計など。3.5mmイヤホンマイク端子は非搭載。カメラの構成は以下の通り。

<リアカメラ>
・約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0、画角80°、4P)

<フロントカメラ>
・約500万画素CMOS/広角レンズ(F2.2、画角77°、3P)

内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージは4GB RAM+64GBストレージモデルと4GB RAM+128GBストレージモデルがあり、RAMはLPDDR4X(16bitsデュアルチャンネル2133MHz)、ストレージはUFS 2.2を採用。OSはAndroid 12ベースの独自ユーザーインターフェース(UI)「ColorOS 12.1」をプリインストール。なお、日本で発売される製品を含めてWi-Fiモデルとなっています。

02
OPPO Pad AirとなるOPD2102Aの工事設計認証


03
OPPO Band 2となるOBBE215の工事設計認証




記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索 | 219-218052
総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索 | 219-218055
OPPO Pad Air | OPPO Global
OPPO Mobile for Smartphones & Accessories | オウガ・ジャパン