SoftBank向け位置情報端末「どこかなGPS2」が登場!

ソフトバンクは1日、携帯電話サービス「SoftBank」における新商品として子供や大切な物などの位置情報をスマートフォン(スマホ)などで確認できる小型な位置情報端末「どこかなGPS2(型番:NC002)」(ZTE製)を発表しています。発売日は2022年12月7日(水)とのこと。なお、どこかなGPS2はSoftBankの携帯電話回線契約がない場合でも利用可能です。

販路は公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」のほか、SoftBank SELECTION オンラインショップやYahoo!ショッピング、Amazon.co.jpなどとなっており、価格(金額はすべて税込)は7,480円となっています。また月額利用料は528円で、利用開始から6カ月間は月額利用料が無料となるということです。

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どこかなGPS2は衛星測位システムの信号を受信する機能(GPS機能)を搭載した正方形の小型な位置情報端末で、どこかなGPS2を持った子供や老人の場所をスマホなどから確認できます。また新たに衛星測位システムにおいてL1とL5というデュアルバンド(2周波)に対応したことで屋外での測位精度が向上しました。

通常のGPS信号(L1波)ではビルや木々などで測位結果に誤差が出るような場面でもノイズや干渉に強い信号(L5波)も受信しているため、位置情報をわずかな誤差で確認することができて安心です。なお、衛星測位システムはGPSのほか、GalileoやBeiDou、みちびき(QZSS)、GLONASS(L1のみ)に対応しています。

その他にも携帯電話の基地局や無線LAN(Wi-Fi)を利用した位置情報測位にも対応しており、あらかじめ学校などの場所を地図上に登録したり、自宅のWi-Fi(SSID)を登録したりすることによって「着いた」や「出た」を自動で検知して保護者などにメールで通知することができるようになっています。

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またスマホなどに専用アプリをインストールすることでどこかなGPS2の直近の位置情報や移動履歴を表示することが可能となり、迎えに来て欲しいときや迷子になったときなどにどこかなGPS2の側面ボタンを押すと、その時点の位置情報をメールで通知する「いまここ連絡」やスマホと一定距離が離れると通知が届く「はなれたアラート」、移動速度を検知してバス・車・電車や自転車などの乗り物に乗った場合に知らせてくれる「のりもの検知」など、豊富な見守り機能を搭載しています。

さらに1810mAhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電で初期設定状態(現在地の更新間隔3分、いまどこ検索など通知設定OFF)なら最長1カ月半の連続使用が可能で、登下校や習い事の往復などの途中で電池切れをする心配がありません。充電端子はUSB Type-Cを採用し、充電時間は約300分。本体は防水(IPX7準拠)および防塵(IP6X準拠)で、サイズは約52×52×20.2mm、質量は約60g、本体色はホワイトの1色のみ。

携帯電話ネットワークの対応周波数帯は4G LTEのBand 1(2.1GHz)およびBand 5(900MHz)で、LTE Category M1をサポートしています。なお、利用開始に当たってSMSを受信できるスマホなどの機器が必要で、専用アプリの対応OSはAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)以降およびiOS 12.0以降。製品保証は購入日より1年間で、同梱品は製品本体のほか、USBケーブル(C to A)やクイックスタートガイド、お願いとご注意兼保証書となっているため、別途、USB Type-A対応の充電器を用意する必要があります。



記事執筆:memn0ck


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