オッポの未発表製品が総務省の非接触IC設備認証に登録!写真は既存のOPPO Reno7 A

総務省が高周波利用設備における「型式指定の型式名・指定番号・製造業者等の氏名又は名称の公示(平成29年4月17日~令和5年1月31日)」を更新し、このうちの非接触IC機能「NFC(Type F/FeliCa含む)」に関する「誘導式読み書き設備」としてオウガ・ジャパンが未発表製品「A301OP」および「CPH2523」を申請したことが掲載されています。

指定番号はA301OPが「第AC-23006号」、CPH2523が「第AC-23007号」。型番規則からA301OPはソフトバンク(携帯電話サービス「SoftBank」および「Y!mobile」)版、CPH2523はオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリー」製品)であることが推察できますが、現時点では海外を含めてどちらの型番も未発表となっており、詳細は不明です。

これまでの販売実績から鑑みると、日本向け独自モデルとして展開されているスタンダードスマートフォン(スマホ)「OPPO Reno A」シリーズの次期モデル「OPPO Reno9 A」(仮称)やエントリースマホ「OPPO A5*」の次期モデルあたりが有力そうですが、どうなるでしょうか。なお、誘導式読み書き設備は必ずしもFeliCaに対応しているとは限らず、NFC Type A/Bのみでも高周波利用設備に該当する場合は申請が必要となっているので、どちらの可能性もあるかと思われます。

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オウガ・ジャパンでは「OPPO」ブランドにてOPPO Mobbile Telecommunication製のエントリーからミッドレンジクラスのOPPO Aシリーズ、ミッドレンジからミッドハイレンジで日本市場向けに独自開発したOPPO Reno Aシリーズ、ハイエンドクラスのOPPO Find Xシリーズなどのスマホを主に日本国内で展開しており、特にOPPO Reno Aシリーズは初代「OPPO Reno A」から「OPPO Reno3 A」や「OPPO Reno5 A」、「OPPO Reno7 A」とそれぞれ人気機種となっています。

そうした中で今回、同社の次期製品となるA301OPとCPH2523の存在が総務省が公開する資料にて明らかとなりました。前述通り、これらの製品は過去の製品からOPPO Reno9 AやOPPO A56などになる可能性が高いと思われますが、特にOPPO Reno Aシリーズは初代から毎年安定して発売されているため、今年も次のOPPO Reno9 Aが発売される可能性が高いので最も有力だと考えられます。

一方でフォルダブルスマホ「OPPO Find N」シリーズの第2世代となる「OPPO Find N2 Flip」は中国向けだけでなくグローバル向けも販売されているため、日本での投入も期待され、ソフトバンクでは「razr 5G」(Motorola Mobility製)以降にフォルダブルスマホを投入してないことを考えると、OPPO Find N2 Flipの可能性も大穴としてあるかなとも思えます。どういった製品が発売されるのか、正式発表が楽しみですね!







記事執筆:memn0ck


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