Google初のフォルダブルスマホか?未発表な5Gスマホ「G9FPL」と「G0B96」がFCC通過

米連邦通信委員会(FCC)は30日(現地時間)、Googleの未発表な5G対応ハイエンドスマートフォン(スマホ)「G9FPL」および「G0B96」が2023年3月9日(木)より認証を順次取得していることを公開しています。FCC IDは「A4RG9FPL」。早ければ現地時間(PST)の2023年5月10日(水)に開催される開発者向けイベント「Google I/O 2023」にて正式発表になりそうです。

なお、認証情報から5GのSub6だけでなくミリ波(mmWave)にも対応しているほか、ワイヤレス充電(WPT)や非接触IC機能(NFC)に加え、同社が「Made by Google」として展開している「Pixel」ブランドのスマホでは最上位機となる「Pixel 7 Pro」や「Pixel 6 Pro」のみが対応しているUWBにも対応しているため、位置付けとしてはかなり上位機となると見られます。

詳細は不明ですが、タイミング的には次期フラッグシップスマホ「Pixel 8」シリーズには少し早いですし、Pixel 8シリーズなら過去のPixel 7シリーズなどと同様にもう少しモデル(SKU・型番)にバリエーションがあると考えられ、さらに公開されている資料から「Closed Mode」と「Open Mode」があると図で示されているため、以前より噂されている同社初のフォルダブルスマホ「Pixel Fold」(仮称)ではないかと考えられます。

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FCCが公開している資料の一部。あちこちに「Closed Mode」や「Open Mode」という記述があるほか、この画像などのように図でClosed ModeとOpen Modeが示されており、いわゆるフォルダブルスマホであることがわかります

Pixel Foldは長らくGoogle初のフォルダブルスマホとして登場すると噂されていましたが、最近になって特にリーク情報なども増えており、以前から2023年に登場予定とされていたこともあってGoogle I/O 2023にて発表されるのではなかと見られています。また直近ではEvan Blass氏が自身のTwitterアカウント( @evleaks )にて外観やスペックをリークしています。

それによると、いわゆる「横開き」の「Galaxy Z Fold」シリーズや「OPPO Find N」シリーズなどと同様に閉じた片面にカバーディスプレイ、開くと大画面なメインディスプレイが搭載されており、閉じた状態では普通のスマホのように、開くとタブレットのように使えるスタイルで、閉じたときの背面は最近のPixel 6シリーズやPixel 7シリーズのようなリアカメラがバーデザインとなっています。

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メインディスプレイはアスペクト比6:5の約7.6インチ2208×1840ドット有機EL(約380ppi)、カバーディスプレイは上部中央にパンチホールが配置されたアスペクト比9:17.4の約5.8インチFHD+(1080×2092ドット)有機ELで、ともに120Hzリフレッシュレートに対応したスムースディスプレイとなっているとのこと。カバーディスプレイはCorning製の強化ガラス「Gorilla Glass Victus」で覆われていますが、メインディスプレイはプラスチック保護層のみ。

またリアカメラは以下のトリプル構成で、パンチホール部分には約950万画素CMOS/広角レンズ(F2.2、画角84°)のフロントカメラが内蔵されています。さらに開いた状態では約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0、画角84°)のインナーカメラが搭載。サイズは閉じた状態で約139.7×78.74×12.7mm、開いた状態で約139.7×158.7×5.8mm、質量は約283g、本体色はObsidianとPorcelainの2色展開。

・約4800万画素CMOS/広角レンズ(F1.7、画角82°)
・約1080万画素CMOS/超広角レンズ(F2.2、画角121.1°)
・約1080万画素CMOS/望遠レンズ(F3.05、ペリスコープ式、光学5倍ズーム)

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チップセット(SoC)にはPixel 7シリーズと同じ「Google Tensor G2」とセキュリティーチップ「Titan M2」を搭載し、内蔵メモリー(RAM)は12GB LPDDR5、内蔵ストレージ(UFS3.1)は256GBまたは512GB、外部接続・充電端子はUSB Type-C(USB 3.2 Gen 2)、バッテリー容量は4821mAhで、駆動時間は最大72時間とされています。また防水(IPX8準拠)にも対応しているとのこと。

今回、FCCを追加したことで認証情報から恐らく少なくとも1モデルはアメリカ向け製品となると見られ、日本で発売されるかどうかは不明ですが、以前に「Pixel 5a (5G)」がアメリカと日本のみで販売したという実績もあり、アメリカと同様に日本もかなり重要視されている市場であることを鑑みると、もう1モデルは日本向けとなる可能性はゼロではなく、日本向けとなるのであれば、おサイフケータイ(FeliCa)対応も期待されます。正式発表が楽しみですね!

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FCCが公開している資料のうちのClosed ModeとOpen Modeの説明の一部。折りたたみ型で閉じた状態の片側にディスプレイがあることがわかります


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こちらもFCCにて公開されている資料の一部。ミリ波やワイヤレス充電、NFC、UWBなどに対応していることがわかります


記事執筆:memn0ck


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