125W超急速充電にも対応した高機能スマホ「motorola edge 50 pro」「motorola edge 50s pro」をチェック! |
既報通り、モトローラ・モビリティ・ジャパン(以下、モトローラ)は3日、都内にて「モトローラ・モビリティ・ジャパン新製品発表会」を開催し、5Gやおサイフケータイ(FeliCa)、125W超急速充電などに対応したミッドレンジスマートフォン(スマホ)「motorola edge 50 pro(型番:XT2403-4)」および「motorola edge 50s pro(型番:A402MO)」(いずれもMotorola Mobility製)を2024年7月12日(金)に発売すると発表した。
オープン市場向けとなるmotorola edge 50 proの販路は公式Webショップ「MOTO STORE」のほか、Amazon.co.jpやヨドバシカメラ、エディオン、上新電機、ビックカメラ、ヤマダデンキなどのECサイトおよび量販店、さらに仮想移動体通信事業者(MVNO)のインターネットイニシアティブが展開する携帯電話サービス「IIJmio」( https://www.iijmio.jp )でも取り扱う。
ECサイトや量販店では現在予約受付中で、価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格およびMOTO STOREでの販売価格は79,800円となっている。またIIJmioでは、一括払いの通常価格が69,800円、24回払いで2,916円。2024年9月2日(月)までの期間は「のりかえ価格」(サマーキャンペーン【スマホ大特価セール】)として、他社からの乗り換え(MNP)でギガプランの音声通話機能付きSIMとセット購入で一括払いが49,800円、24回払いが2,076円となる。
またソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」向けとなるmotorola edge 50s proの価格は公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」などの直営店では85,584円(分割では1〜12回:1円/月、13~48回:2,377円/月)で、販売施策「新トクするサポート(バリュー)」を利用して24回目の支払いの後に返却すると残りの割賦金の支払いが免除されて実質負担額が1円/月×12回(総額12円)となっている。こちらも現在予約受付中だ。
今回はそんなmotorola edge 50 proおよびmotorola edge 50s proについて発表会のタッチ&トライで試すことができたので、外観や基本機能などを中心に写真や動画を交えて紹介していく。
現在、国内市場で展開しているモトローラの製品カテゴリーはフラッグシップモデルの「razr(レーザー」、プレミアムモデルの「edge(エッジ)」、スタンダードモデルの「moto g」の3つで、今回のmotorola edge 50 pro、motorola edge 50s proはプレミアムモデルに位置づけられる。高性能モデルありながら、10万円を大きく下回る価格で、もっとも選びやすいポジションの製品となっている。
本体のサイズは約161.23×72.4×8.19(最薄部)mm、重量は約186gと、これまでのedgeシリーズ同様に薄くてスタイリッシュなデザインが特徴。背面はヴィーガンレザーを採用したマットな仕様で、サラサラとした手触りが心地よい質感を演出。さらに、指紋跡も目立ちにくい。
ディスプレイは、約6.7インチSuper HD(2712×1220)のpOLED(Plastic OLED:有機EL)。アスペクト比20:9、リフレッシュレートは144Hzに対応している。側面部分は丸みを帯びた「カーブディスプレイ」を採用している。
本体正面に向かって右側面には上下(音量)キーと電源(スリープ)キーを搭載している。本体上部には「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」のロゴ、下部には、nanoSIMカード(4FF)スロットとUSB Type-C端子、スピーカーを備えている。
カードスロットはSIMピンを使って取り外すタイプとなっており、SIM取り出しピンが付属する。nanoSIMカードスロットが1つとeSIMに対応する。microSDカードなどの外部メモリーには対応しない。
背面のリアカメラは、縦方向に見て左上が
約5000万画素メイン OIS (F値1.4) Omni-directional PDAF
メインカメラの右隣りが
約1300万画素 超広角(120°)+マクロ (F値2.2)
メインカメラの下に
約1000万画素 3倍光学望遠 OIS (F値2.0)
を搭載する。
AIによる撮影モードの最適化や手ブレ補正などの機能も搭載している。
また、ディスプレイの上部中央の小さなパンチホールには約5000万画素(F値1.9)のフロントカメラを搭載している。なお、生体認証は顔認証と指紋認証に対応している。
標準カメラアプリの撮影モードは、標準モードにあたる「写真」の他、「スローモーション」や「動画」、「ポートレート」、「プロ」、「スキャン」が選択できる。もっとも右側にある「詳細」を選択すると、さらに他の撮影モードを選択することができる。「スポットカラー」、「ナイトビジョン」、「パノラマ」、「Ultra-Res」(5000万画素撮影モード)、「デュアル撮影」、「フォトブース」「ティルトシフト」「長時間露光」「タイムラプス」が用意されている。
「設定」画面はモトローラ独自の黒背景の折りたたみ式メニューから、他社製スマホの標準カメラアプリの設定画面に近いデザインに変更されている。
OSはAndroid 14を採用し、チップセット(SoC)はQualcomm製のSnapdragon 7 Gen 3 Mobile Platform(2.63GHz×1+2.4GHz×3+1.8GHz×4のオクタコアCPU)、内蔵メモリー(RAM)は12GB、内蔵ストレージ(ROM)は256GBを搭載している。前述の通りmicroSDなどの外部メモリーは非対応。
内蔵バッテリーは4500mAh、125WのTurboPowerチャージと15Wのワイヤレス充電(Qi:チー)に対応しており、125WのTurboPowerチャージャー(ACアダプター)も同梱する。
無線LAN(Wi-Fi)はIEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)/ax(Wi-Fi 6)およびWi-Fi 6E(6GHz)を、Bluetoothはバージョン5.4をサポートする。
5G | sub6 | n1/n3/n5/n8/n28/n41/n66/n77/n78 | |||
4G | LTE | B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B26/B28/B38/B39/B40/B41/B42/B66 | |||
3G | W-CDMA | B1/B2/B4/B5/B8 |
国内市場で需要が高いとされているFeliCa(おサイフケータイ)対応やIP68相当の防水および防塵性能を備えている。
モトローラ独自のジェスチャー機能「Motoジェスチャー」にも対応しており、クイック起動やクイック撮影、簡易ライト、3本指でのスクリーンショット、持ち上げてロック解除、下向きでマナーモード、持ち上げて消音、スワイプで分割といった動きに連動して各種機能を起動させることもできる。
なお、本体以外に125W TurboPowerチャージャー、USB Type-C ケーブル、カバー、SIM取り出しピン、ガイド類、LG(法令/安全/規制)が付属品として同梱する。
ソフトバンク向けmotorola edge 50s proとベースモデルmotorola edge 50 proとの差異は
1)カラーバリエーションにバニラクリームを追加した3色展開
2)内蔵メモリー(RAM)が8GB
3)ソフトバンク関連のアプリがプリインストール
この3点で、モトローラによると対応バンドを含め、このほかの仕様はすべて同じとのこと。
最後に、タッチ&トライで基本操作やカメラアプリを操作した動画と発表会のプレゼン、公式プロモーション動画を紹介する。
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S-MAX:モトローラ新製品発表会「motorola edge 50 pro/motorola edge 50s pro」【プレゼン&トークセッション】
【15秒】motorola edge 50 pro
Motorola(モトローラ)
2024-07-12
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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