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1万円台の高コスパなスマートウォッチ「Redmi Watch 5」をレビュー! |
スマートウォッチはディスプレイが大きいと表示できる情報量が増えて使いやすくなり、通知のテキストデータや心拍数のグラフ表示などの視認性が上がります。そのため、最近では大画面搭載モデルはハイエンドモデルだけでなく、コストパフォーマンス(コスパ)の良いより安価なモデルでもディスプレイサイズが大型化が進んできています。
このような状況ですでに紹介しているように新たにコスパの良いスマートウォッチとして小米技術日本(以下、シャオミ・ジャパン)から「Redmi」ブランドの新商品として「Redmi Watch 5(型番:M2462W1)」(Xiaomi Communications製)が2025年1月23日(木)に発売されました。同機はRedmi Watchシリーズにおいて史上最大のディスプレイを搭載し、さらにGPSなどの人工衛星による正確な位置情報取得やマイク・スピーカーを内蔵したBluetooth通話などにも対応しています。
価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格および公式Webストアでは14,980円で、さらに発売を記念して2025年2月5日(水)までは早割価格12,980円で販売されており、販路は同社の公式Webサイト「Mi.com」および公式Webストア「Xiaomi公式 楽天市場店」、大手Webストア「Amazon.co.jp」などとなっています。今回、シャオミ・ジャパンより先行してお借りして実際に試してみましたので紹介したいと思います。
Redmi Watch 5はスクエア型の約2.07インチ432×514ドットAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載し、前機種「Redmi Watch 4」からサイズを変えずベゼルを狭くすることで画面占有率82%という大画面でスリムなデザインを実現しています。またディスプレイ性能も輝度が最大1500nits(High Brightness Mode時)、リフレッシュレート60Hz、解像度324ppiと視認性が高くなっています。
一方でバッテリー性能は電池容量が550mAhで最大24日間持続となり、前機種の最大20日間の連続使用から20%バッテリー持続時間の改善しています。充電は付属のマグネット式充電ケーブルで行います。また2つのマイクとスピーカーを搭載し、Bluetooth通話にも対応しており、毎秒3mの風切り音ノイズリダクションや最大80cmの集音で通話品質が向上しています。
本体側面にはサンドブラストとダイヤモンドカット仕上げで精密に研磨されたステンレススチールのクラウン(回転式リューズ)が搭載され、本体フレームはアルミニウム合金が用いられ、5ATM(5気圧防水)に対応しています。サイズは約47.5×41.1×11.3mm、質量は約33.5g(ストラップ除く)、本体色はオブシディアンブラック、シルバーグレー、ラベンダーパープルの3色展開となっています。
また人工衛星を用いた位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS)にも対応しており、内蔵するオーディオ機能とともにRedmi Watch 5単体で位置情報ログを取得しながらイヤホンで音楽再生しながらランニングが可能なのでワークアウトに活用しやすいモデルになっています。
音楽再生はスマートフォン(スマホ)など向け「Mi Fitness」アプリ経由で音楽をダウンロードすることによってスマホを介さず最大41曲分の音楽再生が可能で、内蔵ストレージは164MBを搭載しています。さらにマイクを使ったボイスレコーダー機能も内蔵されており、スマートウォッチ単体で録音とローカル保存が可能です。
また運動モニタリングは150以上のスポーツに対応しており、5気圧防水に対応しているため、18種類のウォータースポーツでの使用もできます。なお、ウォータースポーツはスイミングプールや浅瀬での活動を想定しており、温水やサウナ、ダイビングでの使用には対応していないためご注意ください。さらにMi Fitnessアプリで健康データや運動データの閲覧や文字盤のカスタマイズなど可能で、健康データの心拍数モニタリング性能、睡眠トラッキング性能も向上しているということです。
スマートウォッチでワークアウトを実施する場合にはGPSなどの人工衛星による位置情報取得に対応していると便利で、ウォーキングやランニングでスマートウォッチだけ持っていれば、位置情報ログを取ることができます。さらに内蔵オーディオ機能によってスマートウォッチとイヤホンで音楽を聴きながらワークアウトを楽しむことができます。そのため、Redmi Watch 5は1万円台という価格帯で活用の幅が広く、画面も大きく視認性も高いため、スマートバンドやローエンドモデルのスマートウォッチからステップアップしたい人にオススメだと感じました。
大きさ(W×H×D) | 47.5×41.1×11.3mm |
重さ | 33.5g(ストラップ除く) |
カラー | オブシディアンブラック、シルバーグレー、ラベンダーパープル |
フレーム素材 | アルミニウム合金 |
ディスプレイ | 2.07インチ有機EL(リフレッシュレート60Hz、最大輝度1500nits) |
バッテリー容量 | 550mAh |
使用時間 | 最大24日間 |
充電方式 | マグネット式充電 |
Bluetooth | Version 5.3 |
防水 | 5ATM(5気圧防水) |
センサー | 光学式心拍センサー(パルスオキシメーター対応)、加速度センサー、ジャイロスコープセンサー、電子コンパス、環境光センサー |
フィットネス機能 | 150種類以上のワークアウト・スポーツモード、10種類のランニングモードをサポート |
ヘルスケア機能 | 終日血中酸素レベル測定、終日心拍数モニタリング、睡眠モニタリング、ストレスレベルモニタリング、女性の健康管理、深呼吸エクササイズ |
スマートアシスタント | ミュージックコントロール、アラーム、タイマー、ストップウォッチ、フラッシュライト、天気、着信通知、懐中電灯、スマートフォンを探す、コンパスなど |
付属するストラップの調節可能な長さ | 135〜205mm |
対応OS | Xiaomi HyperOS |
パッケージ内容 | Redmi Watch 5本体、ストラップ、専用充電ケーブル、取扱説明書 |
シャオミ(Xiaomi)
2025-01-23
記事執筆:伊藤浩一
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