docomoスマホ「Xperia 1 VI SO-51E」がAndroid 15に! |
NTTドコモは9日、昨年6月に発売した「2024年夏モデル」のうちの5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia 1 VI SO-51E」(Sony製)に対して最新プラットフォーム「Android 15」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2025年1月9日(木)より順次提供開始するとお知らせしています。
更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(5G/4G)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新時間は約27分と案内しています。なお、更新ファイルサイズは明らかにされていませんが、ファイルサイズは大きいのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されています。更新後のビルド番号は「69.1.A.2.115 release-keys」、Androidセキュリティパッチレベルは「2024年12月」になるとのこと。
主な更新内容はNTTドコモでは以下のように案内しているほか、Android 15へのOSバージョンアップに伴う機能向上や操作性改善についてはソニーの公式Webページ『Introducing Android 15 | Sony JP』も合わせてご確認ください。またXperiaの公式YouTubeチャンネル( @SonyXperia )にて「プロ動画モード」などのAndroid 15の新機能が紹介されているムービーが公開されており、プロ動画モードを紹介するムービーのテキスト版も掲載されています。
<主なアップデート内容>
・Android 15に対応
詳細はAndroid 15のページをご確認ください
・Android 15以外の機能向上や操作性改善
詳細はこちらをご確認ください。
<改善される事象>
・セキュリティ更新(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2024年12月になります。)
・ドコモ絵文字がダークモードでも見やすいように絵文字の色味改善を行いました。
Xperia 1 VI SO-51Eはソニーが展開する「Xperia」ブランドの最新フラッグシップスマホ「Xperia 1 VI」のNTTドコモ版で、一昨年に発売された「Xperia 1 V」の後継機種ではありますが、それまでのXperia 1シリーズが採用していた映画のスクリーンのアスペクト比である2.35:1とほぼ同じとなる21:9の約6.5インチ4K(1644x3840ドット)有機ELディスプレイからより一般的なスマホと同じアスペクト比9:19.5の約6.5インチFHD+(1080×2340ドット)有機ディスプレイに変更されました。一方、チップセット(SoC)は新たにQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform」となって高性能化しています。
またカメラも引き続いてZEISS T*コーティングレンズや低照度性能を持つイメージセンサー「Exmor T for mobile」を採用し、新たに85mmから170mmの広い焦点距離をカバーする望遠光学ズームレンズを搭載しつつ、さらに標準のカメラアプリがこれまでのソニーのデジタル一眼カメラ「α(アルファ)」シリーズを模した「Photography Pro」などからより一般的なスマホ向けカメラアプリのユーザーインターフェース(UI)に変更されました。
<リアカメラ>
・約4800万画素CMOS/広角レンズ(F1.9、焦点距離24mm)
・約1200万画素CMOS/超広角レンズ(F2.2、焦点距離16mm、光学0.67倍ズーム相当)
・約1200万画素CMOS/望遠レンズ(F1.9、焦点距離48mm、光学2倍ズーム相当)
・約1200万画素CMOS/超望遠レンズ(F2.3〜3.5、焦点距離85〜170mm、光学3.5〜7倍ズーム相当)
<フロントカメラ>
・約1200万画素CMOS/広角レンズ(F2.0)
主な仕様は12GB内蔵メモリー(RAM)および256GB内蔵ストレージ、5000mAhバッテリーおよびUSB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、ワイヤレス充電、microSDXCカードスロット(最大1.5TB)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、防水(IPX5・IPX8)、防塵(IP6X)、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GNSSなど)、指紋センサーなど。
サイズは約162×74×8.2mm、質量は約192g、本体色は日本ではブラックおよびプラチナシルバー、カーキグリーン、スカーレットの4色展開ですが、NTTドコモ版ではブラックおよびプラチナシルバーの2色のみが販売されています。SIMはnanoSIMカード(4FF)が1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)をサポートし、携帯電話ネットワークの対応周波数対は以下の通り。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。
・Sony、新フラッグシップスマホ「Xperia 1 VI」を発表!日本ではメーカー版やNTTドコモ版、au版、SoftBank版が6月上旬より順次発売 - S-MAX
・赤あり〼!ソニーの新フラッグシップスマホ「Xperia 1 VI」のメーカー版「XQ-EC44」を購入。開封して外観や同梱品、基本機能を紹介【レビュー】 - S-MAX
・ソニーの最新フラグシップスマホ「Xperia1 VI」をしばらく使っていて気がついた点などを紹介!多方向に器用系なハイエンドモデルに進化【レビュー】 - S-MAX
5G NR: n1, n3, n5, n28, n41, n66, n77, n78, n79, n257
4G LTE: Band 1, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 21, 28, 38, 39, 40, 41, 42, 66
3G W-CDMA: Band I, V
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
OSはAndroid 14がプリインストールされており、最大3回のOSバージョンアップおよび4年間のセキュリティアップデートを保証されていますが、今回、その最初のOSバージョンアップとなるAndroid 15が配信開始されました。更新は「設定」→「システム」→「システムアップデート」を選択して画面の案内に従って操作してください。ビルド番号は「設定」→「デバイス情報」における「ビルド番号」にて確認可能です。その他、更新に際しての注意事項は以下の通りとなっています。
・アップデート手順をよく読み、お客さまの責任において実施してください。
・アップデート完了後は、以前のソフトウェアへ戻すことはできません。
・アップデート中、本端末固有の情報(機種や製造番号など)が当社のサーバーに送信されます。当社は送信された情報を、アップデート以外の目的には利用いたしません。
・アップデートには再起動が伴い、その間は電話の発着信を含めすべて機能をご利用いただけません。
・アップデートは、本端末に保存されたデータを残したまま行うことができますが、お客様の端末の状態(故障・破損・水濡れなど)によってはデータの保護ができない場合があります。必要なデータは事前にバックアップを取っていただくことをおすすめします。各アプリの持つデータについて、バックアップ可能な範囲はアプリにより異なります。各アプリでのバックアップ方法は、各アプリの提供元にご確認ください。
・国外でアップデートを行う場合は、Wi-Fi接続が必要です。
・以下の場合はアップデートができません。事象を解消後に再度お試しください。
・日付・時刻を正しく設定していないとき
・必要な電池残量がないとき
・内部ストレージに必要な空き容量がないとき
・国際ローミング中
・アップデート中は電源を切ったりしないでください。
・更新ファイルのダウンロード中は電波状態の良いところで、移動せずに実行することをおすすめします。電波状態が悪い場合には、アップデートを中断することがあります。
・サポート期間中にアップデートに失敗し、一切の操作ができなくなった場合には、ご相談ください。お問い合わせ先については、ホームページ掲載の取扱説明書の裏表紙をご覧ください。
・サポート期間終了後にアップデートが配信される場合がございますが、アップデートについてはお客様の責任において実施してください。
・アップデート後にGoogle Playストアなどからアプリケーションをアップデートしてください。
※Android 14向けのアプリケーションはAndroid 15では正常に動作しない場合があります。
※Android 15に非対応のアプリによって端末の動作が不安定になる場合や、機能が正常に動作しなくなる場合があります。
※各アプリケーションのAndroid 15対応有無については、アプリケーションの提供元にご確認ください。
・Android15新機能のPrivate Spaceはドコモホーム(docomo LIVE UX)では非対応となります。
記事執筆:memn0ck
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Sony Xperia VI 関連記事一覧 - S-MAX
・Xperia 1 VI SO-51Eのソフトウェアアップデート | お客様サポート | NTTドコモ
・Xperia 1 VI SO-51E | Android スマートフォン | 製品 | NTTドコモ