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SoftBank向けフォルダブルスマホ「motorola razr 40s」がAndroid 15に! |
ソフトバンクは27日、携帯電話サービス「SoftBank」向け5G対応フォルダブルスマートフォン(スマホ)「motorola razr 40s(型番:A401MO)」(Motorola Mobility製)に対して最新プラットフォーム「Android 15」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2025年3月27日(木)より順次提供開始するとお知らせしています。
更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(5G・4G)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新時間は最大105分で、ソフトウェア更新にかかる通信料は無料となっているものの、更新ファイルサイズが大きいと思われるのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されています。ただし、契約時に提供したUSIMカード以外を利用したり、契約または登録内容と異なる用い方をした場合などでは通信料が発生するときがあるとのことなのでご注意ください。
更新後のビルド番号は「V1TV35H.41-48-5」で、ビルド番号は「設定」→「端末情報」→「ビルド番号」から確認可能。主な更新内容は両機種ともに以下の通りとなっているほか、Android 15へのOSバージョンアップに関してはMotorola Mobilityの公式Webページ『ユーザーガイド(HTML) - motorola razr 40 | Motorola Support JP』における「電話のセットアップ」の「Android 15の新機能」も合わせてご確認ください。
・Android 15へのOSバージョンアップ
・特定条件下でごくまれに緊急速報メールが受信できない場合がある事象の改善
・動作安定性の向上
・セキュリティの向上
※ 上記以外にもより快適にご利用いただくための更新が含まれております。
motorola rarz 40sはMotorola Mobilityが展開するフォルダブルスマホ「motorola razr」ブランドの2023年モデル「motorola rarz 40」シリーズのベース機「motorola rarz 40」のSoftBank版で、開くと普通のスマホとして使え、閉じると小型で持ち運びやすくなる縦折りタイプとなっており、チップセット(SoC)にはQualcomm製「Snapdragon 7 Gen 1(型番:SM7450-AB)」を採用し、フォルダブルスマホとしては比較的に価格が抑えられています。
なお、同等製品としてオープン市場向けメーカー版「motorola razr 40(型番:XT2323-4)」も販売されており、motorola razr 40およびmotorola rarz 40sはともに日本市場向けにおサイフケータイ(FeliCa)に対応しているほか、内蔵メモリー(RAM)が8GB、内蔵ストレージが256GB、SIMがnanoSIMカードスロット(4FF)が1つとeSIMのデュアルSIMがデュアルVoLTE(DSDV)に対応し、本体色はセージグリーンおよびサマーライラック、バニラクリームの3色展開となっています。
メインディスプレイは上部中央にパンチホールが配置されたアスペクト比9:22の縦長な約6.9インチFHD+(1080×2640ドット)有機ELで最大144Hzリフレッシュレート対応となり、サブディスプレイは8-bitカラーや60Hzリフレッシュレート、最大120Hzタッチサンプリングレート、明るさ最大1000nitsなどに対応したアスペクト比1:2の約1.5インチ194×368ドットAMOLED(282ppi)となっており、開いた状態での画面占有率は85.5%です。
これにより、サイズは開いた状態で約170.82×73.95×7.35mm、閉じた状態で約88.24×73.95×15.8mm、質量は約188.6gで、外装はディスプレイ面が強化ガラス「Corning Gorilla Glass Victus」で覆われ、背面パネルはフェイクレザー素材、側面フレームは7000シリーズのアルミニウム素材を採用し、防滴・防塵(IP52準拠)も共通です。カメラの構成は以下の通りで、フロントカメラによる顔認証に対応しているほか、生体認証としては側面指紋センサーも搭載しています。
<リアカメラ>
・約6400万画素CMOS(1画素0.7μm、4in1)+広角レンズ(F1.7、OIS)
・約1300万画素CMOS(1画素1.12μm)+超広角/マクロレンズ(F2.2、画角120°)
<フロントカメラ>
・約3200万画素CMOS/広角レンズ(F2.4)
その他、Wi-Fi 6EやBluetooth 5.3、NFC Type A/B、ステレオスピーカー、Dolby Atoms、位置情報取得(GPS、A-GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou)、加速度計、近接センサー、環境照度センサー、ジャイロセンサー、eコンパスにも対応。バッテリーは容量は4200mAhで、超急速充電「Turbo Power 30W」とワイヤレス充電(最大5W)に対応しています。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。
・モトローラ、FeliCa対応フォルダブルスマホ「motorola razr 40」を発表!11月22日発売で価格は12万5800円。SoftBank向け「40s」も - S-MAX
・折りたたみスマホの価格破壊!10万円以下で購入できる「motorola razr 40」を試す。FeliCaにも対応したSIMフリーモデル【レビュー】 - S-MAX
5G NR: n1, n3, n8, n28, n40, n41, n77, n78
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 17, 18, 19, 25, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G:850, 900, 1800, 1900MHz
OSはAndroid 14をベースにした独自ユーザーインターフェース「MYUI 5.0」がプリインストールされていましたが、今回、最新のAndroid 15が提供開始されました。更新は「設定」→「システムアップデート」→「アップデートの確認」→「了解」→「今すぐ再起動」から行います。詳細は『更新後のソフトウェアバージョンを確認する(PDF形式:513KB)』をご確認ください。その他、更新に際しての注意事項は以下の通りとなっています。
・ソフトウェア更新中は、発着信を含むスマートフォンの各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェア更新の完了までに最大105分程度かかる場合があります。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波状態のよい場所で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本機の電源を切らないでください。故障の原因となります。
・ソフトウェア更新は電池を十分に充電した状態で実施してください。ソフトウェア更新中に電池切れになると、故障の原因となる可能性があります。
・本機の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失されることがあります。必要なデータは、ソフトウェア更新前にバックアップしておくことをおすすめします。なお、データが破損・消失した場合の損害につきましては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・その他のご注意点はソフトバンク公式サイト<<ソフトウェアアップデート>>をご確認ください。
記事執筆:memn0ck
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