SH02H01
コンパクトなボディに4.7インチフルHDIGZO液晶搭載!

既報通り、NTTドコモは30日、今冬および来春に発売・開始する新モデルや新サービスを披露する「2015-2016冬春モデル新商品発表会」を開催し、幅66mmとコンパクトなボディーに4.7インチフルHD(1080×1920ドット)TFT液晶IGZOを備えたAndroid 5.1(開発コード名:Lollipop)採用のシャープ製スマートフォン(スマホ)「AQUOS Compact SH-02H」(以下、SH-02H)を発表しました。

発売時期は2015年12月上旬を予定し、すでに9月30日からドコモショップ店頭や公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などにて事前予約が開始されています。価格はまだ公表されていませんが、実質負担額で新規契約および機種変更、他社から乗り換え(MNP)で3万円台後半を予定。

今回は発表会における展示会場でSH-02Hの実機をタッチ&トライすることができましたので、写真と動画でチェックしていきます。

SH02H02SH-02Hの表面。左からYellow×Silver、Blue×Black

今年の夏モデル「AQUOS EVER SH-04G」(以下SH-04G)は5.0インチHD(720×1280ドット)ディスプレイでしたが、SH-02Hは4.7インチながらフルHD(1080×1920ドット)のIGZO液晶を搭載しています。大きさもSH-04Gは約133×71×9.7mmでしたが、126×66×8.9mmとコンパクトです。なお、フルHD液晶ではありますが、ワンセグのみ対応で、フルセグとNOTTVには対応しません。

画面側には約500万画素裏面照射型CMOSフロントカメラを搭載。ベゼル部分はどちらもBlackで、背面の色はYellow×SilverはSilver、Blue×BlackはBlackとなります。

SH02H03SH-02Hの背面。左からYellow×Silver、Blue×Black


SH02H04背面に貼れるニュアンスシートが同梱される

背面には約1310万画素裏面照射型CMOSカメラを搭載。また、バッテリー容量は2810mAh。質量は未定です。真ん中あたりにFeliCaマーク(NFC対応)、下部にAQUOSロゴ、その下にSH-02Hと型番があります。

今回のSH-02Hはデザインやファッション性にこだわっていて、背面に貼ることのできる「ニュアンスシート」が2枚同梱されています。ニュアンスシートの柄に合わせた壁紙もインストールされているので、トータルコーディネートできます。ニュアンスシートは、画面保護フィルムのような形で背面に貼る物なので、気軽に貼ってはがすような形では使えません。貼る時はどちらのデザインが好きかよく考えた上で、綺麗に貼りましょう。

SH02H05SH-02Hの左側面。上からBlue×Black、Yellow×Silver


SH02H06左側面のカバーを外したところ

側面の色はYellow×SilverはYellow、Blue×BlackはBlueとなります。左側面上部にはキャップレス防水のmicroUSB端子、カバーの中にSIMカードスロット、microSDカードスロットがあります。SIMカードスロットとmicroSDカードスロットの間にあるスロットらしきものは何も入りません。microSDカードは200GBのXC規格まで対応します。下部にはストラップホールがあります。

SH02H07SH-02Hの右側面。上からBlue×Black、Yellow×Silver

右側面は上部に電源キー、その下に音量上下キーがあります。

SH02H08SH-02Hの上側面。上からBlue×Black、Yellow×Silver

上側面はキャップレス防水の3.5mmイヤホンマイク端子と受話スピーカー穴があります。

SH02H09SH-02Hの下側面。上からBlue×Black、Yellow×Silver


SH02H10通知LEDは下側面の両脇に

下側面はスピーカーとマイク穴があります。そして両脇に通知LEDがあります。意外なところが光るつくりとなっていて、ファッション性にこだわった商品らしさが出ています。

SH02H11内蔵ストレージは16GB


SH02H12内蔵メモリー(RAM)は3GB

CPUはヘキサコアでクアルコム製の「Snapdragon 808 MSM8992」を搭載。内蔵ストレージは16GB、内蔵メモリー(RAM)は3GBとなります。ストレージは少なめですが、メモリーが多いのは嬉しいですね。

SH02H13通知を出したところ。トグルの一部も出てくる


SH02H14トグルを全て出したところ

画面上からのスワイプ操作1回で通知、2回でトグルが出てきますが、通知を出した時にもトグルの一部が出てくるので、よく使う機能を登録しておくと便利でしょう。

SH02H15背面のカメラを立ち上げたところ


SH02H16カメラの設定画面


SH02H17インカメラを立ち上げたところ

以前のシャープ製スマートフォンよりもカメラUIがスッキリして操作しやすくなった印象です。インカメラも500万画素で広角レンズなので自撮りもしやすいです。

SH02H18エモパーにも対応

3.0にバージョンアップしたエモパーにも対応。話すだけでメモができる「エモパーメモ」は曖昧な日時表現でも理解して、タイミング良く思い出させてくれます。スマホからコミュニケーションしてくれる不思議な体験を味わいたい人は使ってみてはいかがでしょうか。

これまでもシャープはコンパクトなスマートフォンを提供してきましたが、初めてCompactの名を冠したモデルとなったSH-02H。派手さはないものの内蔵メモリー3MB、フルHD液晶搭載という部分は売れ筋コンパクトモデルXperia Z5 Compactを上回るスペック。デザインもファッショナブルで魅力的です。コンパクトなスマートフォンが欲しい人はこちらを検討しても良いと思います。手堅くまとまった商品と言えるでしょう。

【AQUOS Compact SH-02Hを動画で紹介】


◯主な仕様
機種名AQUOS Compact SH-02H
寸法(高さ×幅×厚さ:mm)約126×66×8.9
質量(g)約130台
OSAndroid 5.1
CPU
(チップ名、クロック)
MSM8992
ヘキサコア
(1.8GHzデュアル+1.4GHzクアッド)
内蔵メモリー
(ROM/RAM)
16GB/3GB
外部メモリー
(最大対応容量)
microSDXC(200GB)
バッテリー容量2810mAh
連続待受時間(静止時[自動])
(LTE/3G/GSM:時間)
未定
連続通話時間
(LTE/3G/GSM:分)
未定
実使用時間(時間)※1未定
ディスプレイ
(サイズ:インチ、解像度:ドット、
方式、発色数)
約4.7インチ
フルHD 1080×1920
TFT液晶
1677万色
Xi(LTE、受信時最大/送信時最大)150Mbps/50Mbps
VoLTE(◎は海外対応)
LTE対応周波数帯
(2GHz/1.7GHz/1.5GHz
/800MHz/700MHz)
○/○/○/○/ー
対応方式
(FDD-LTE/TD-LTE)
○/ー
FOMAハイスピード
(HSDPA/HSUPA)
14Mbps/5.7Mbps
外側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
裏面照射型CMOS
約1310万/約1280万
内側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
裏面照射型CMOS
約500万/約500万
防水/防塵○/○(IPX5、7/IP6X)
Bluetooth○(4.1)
ワンセグ/フルセグ
(◎は録画対応)
◎/ー
ハイレゾオーディオ対応
LTE/Wi-Fi同時接続による
高速ダウンロード
LTE/Wi-Fi同時接続による
スムーズな通信
UIMカードnanoUIM
Yellow×Silver
Blue×Black
製造メーカーシャープ
※1 一般に想定されるスマートフォンの利用(Web閲覧、アプリの利用等、約80分間/日の利用)があった場合の電池の持ち時間です(NTTドコモ調べ)。実際の利用状況(連続通話や動画を大量にダウンロードした場合など)によっては、それを下回る場合があります。なお、各機種の実使用時間については、 順次ドコモのホームページで公表される予定。
※2 外付けのアンテナケーブル(同梱)が必要。
※3 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。



記事執筆:こば


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