大容量バッテリーで安心して使えるスマホは幅広く活用できた!

ASUS JAPANが3月18日に発売するタブレット並みの5000mAhのバッテリーを搭載し、1か月以上の連続待受時間を実現したAndroid 5.0.2(開発コード名:Lollipop)を採用したSIMフリースマートフォン(スマホ)「ZenFone Max(型番:ZC550KL)」(ASUSTeK Computer製)。

価格はオープンながら事前予約受付を実施している公式Webストア「ASUS ZenFone Shop」では27,800円(税抜)で、ブラック(型番:ZC550KL-BK16)とホワイト(型番:ZC550KL-WH16)の2色が販売される。

大容量バッテリー以外の主な仕様は、約5.5インチHD(720×1280ドット)IPS液晶やQualcomm製64bit対応1.2GHzクアッドコアCPU「Snapdragon 410 MSM8916」、2GB LPDDR3内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ(eMMC)、microSDXCカードスロット(最大128GB)、約1300万画素リアカメラ、約500万画素フロントカメラなどとミドルレンジクラスとなっている。

そんなZenFone Maxについてこれまでに何回かに分けてレビューを行ってきたが、外観紹介ベンチマークテストカメラに続いて、今回はモバイルバッテリーとしても使える大容量バッテリーについて紹介していく。

まずはZenFone Maxの5000mAh大容量バッテリーがどの程度の電池持ちなのかを「GeekBench 3」のバッテリーベンチでチェックしてみたところ14時間以上動作しており、タブレットよりも画面サイズが小さいこともあり、仕様通りにバッテリーの持ちはなかなかものであることがわかった。

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この大容量バッテリーを活かす機能として、付属のUSBホストケーブルを経由してスマホなどを充電することができる。


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バッテリー残量100%のZenFone Maxで「ZenFone 2 Laser」(型番:ZE601KL)を充電してみた。ディスプレイサイズがひと回り大きいZenFone 2 Laserだが、バッテリー容量は3000mAhとZenFone Maxよりも少ない。


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バッテリー残量27%から100%まで充電したところ、ZenFone Maxのバッテリー残量は16%(※100%充電されてすぐ確認したわけではない)となっていた。

さすがにバッテリー容量3000mAhクラスのスマホ充電に利用すると、ZenFone Maxのバッテリー残量が少なくなりすぎるため実用性は少ないが、必要最低限のバッテリーを充電するような使い方なら利用価値はありそうだ。


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スマホよりもバッテリーが小さいスマートウォッチならZenFone Maxとの相性が良い。特に「ZenWatch 2」(型番:WI501Q、WI502Q)には約36分で約50%充電できる急速充電機能があるので便利だ。その他、携帯音楽プレイヤーやコンパクトデジカメ(※USB充電対応)なども充電可能で、いざという時に役立ちそうだ。


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アップルの「iPhone」シリーズの充電ももちろん可能で、「iPad mini 4」なども満充電は流石に無理だがある程度は充電可能だ。


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ちなみに付属のUSBホストケーブルは、USB接続のストレージやカードリーダー、キーボードなどが接続可能だ。さらにUSB接続のゲームコントローラーなども利用可能なので、対応するゲームアプリならゲーム機感覚で遊べる。

ZenFone Maxの大容量バッテリーは、他のスマホを充電できるだけではなくUSB充電に対応している機器が充電できることは便利だと感じた。特にバッテリー容量が数百mAhのスマートウォッチとの組みあわせは実用性と相互のバランスがよく、この組みあわせで発売しても良いように思える。



記事執筆:mi2_303


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