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5G対応ミッドハイスマホ「arrows We2 Plus M06」がAndroid 15に! |
Lenovo Group(以下、レノボ)傘下のFCNTは24日、同社が展開する「arrows」ブランドにおける5G対応ミッドハイレンジスマートフォン(スマホ)「arrows We2 Plus」のオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「arrows We2 Plus(型番:M06)」に対してより新しいプラットフォーム「Android 15」へのOSバージョンアップを含めたソフトウェア更新の提供を2025年6月24日(火)より順次提供するとお知らせしています。
更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)や携帯電話回線(5G・4G・3G)によるネットワーク経由(OTA)で行う方法が用意されており、更新時間や更新ファイルサイズは明らかにされていませんが、更新ファイルサイズが恐らく大きいのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されます。更新後のビルド番号は「V30RD49B」で、ビルド番号は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」にて確認可能。なお、楽天モバイルが販売しているarrows We2 M07も含まれるとのこと。
FCNTでは更新によってAndroid 15に対応したほか、各種の改善や機能追加を行っており、起動音の設定項目を追加して起動時に音を鳴動させるか選択できるようになったり、フロントカメラのミラー撮影の追加、AODにディスプレイ消灯時間の設定を追加、かこって検索の追加などといった各種の改善や機能追加が行われているとしています。詳細はFCNTの公式Webページ『arrows We2 Plus M06 Android 15 OSバージョンアップ | FCNT合同会社』も合わせてご確認ください。
arrows We2 Plus M06はarrowsブランドにおいて「“すべての人が使いやすく、すべての人が手に取りやすい” 5Gスマートフォン」というコンセプトで幅広い人に人気となった前機種「arrows We」に続く「arrows We2」シリーズの上位機種「arrows We2 Plus」のメーカー版で、arrowsブランド最高品質の快適さや操作性を提供するチップセット(SoC)やカメラなどのさまざまなアップデートによってスマホのある日常に楽しさやワクワクする体験を提供し、特に世界初となるセンサーによる自律神経活性度の測定機能を搭載しています。
またこれまで培ってきた「防水・防塵」や「耐久性」、「環境配慮」といった独自の強みは受け継ぎながらより多くの人に満足してもらえるようにコストと機能のバランスを取った快適なスマホとなっており、環境に配慮しながらもまる洗いやアルコール除菌ができる防水(IPX5・IPX8)や防塵(IP6X)に対応したほか、従来からのarrowsの強みとして米国国防総省のMIL規格23項目に準拠した性能に加え、1.5mの高さから26方向でコンクリートに落下させる独自試験をクリアした画面割れに強い堅牢性によって利用時の安心安全を提供します。
さらに新たにチップセット(SoC)にはQualcomm製のミッドハイレンジ向け「Snapdragon 7s Gen 2 Mobile Platform」(オクタコアCPU「2.4GHz Cortex-A78ベースのKryo Goldコア×4+1.95GHz Cortex-A55ベースのKryo Silverコア×4」、GPU「940MHz Adreno 710」)を採用してかなり性能が上がっているほか、内蔵メモリー(RAM)も8GBに増量され、さらに内蔵ストレージの一部を処理用RAMとして活用することで8GBが追加可能になり、合計16GBとして使えるようになっています。
画面は上部中央にパンチホールが配置された縦長な約6.6インチFHD+(1080×2400ドット)有機EL(pOLED)ディスプレイ(約1677万色表示)を搭載し、最大144Hzリフレッシュレートに対応しており、パンチホール部分には約1610万画素CMOS(1/3.1型)+広角レンズ(F2.45)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証としては本体右側面にある電源キーに指紋センサーが搭載され、電源キーはさらに復活を希望する声を受けてなぞったりして操作できる「Exlider」を搭載しています。サイズは約162×75×8.5mm、質量は約182gで、本体色はスレートグレイおよびシャンパンシルバーの2色展開。
主な仕様は256GB内蔵ストレージおよびmicroSDXCカードスロット(最大1TB)、5000mAhバッテリー、USB Type-C端子(USB 3.1 Gen 1、DisplayPort 1.4)、3.5mmイヤホンマイク端子、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、位置情報取得(A-GNSS)、緊急速報メール、ハイレゾ音源、Dolby Atmos、防犯ブザーなど。リアカメラは以下のデュアル構成で、引き続いてシャッターを切るだけで写真が美しく仕上げる「Photoshop Express」モードを搭載しています。
・約5010万画素CMOS(1/2.7型、4in1)+広角レンズ(F1.8)
・約800万画素CMOS(1/4.0型)+超広角レンズ(F2.2)
携帯電話ネットワークの対応周波数対は以下の通りで、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMののデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)となっています。自動生成されたパスワードで使いまわしを防止してIDとパスワードを端末本体で一括管理することで情報漏洩のリスクを最小化できる「arrows passport」などを搭載しています。なお、ワンセグやフルセグ、赤外線通信、ワイヤレス充電には非対応。その他、詳細な製品情報は以下の記事をご参照ください。
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5G NR: n1, n3, n28, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 18, 19, 21, 28, 38, 39, 40, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
記事執筆:memn0ck
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