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無駄がないって美しい!?HTC 10 HTV32の内蔵アプリや機能をチェック

auから「2016年夏モデル」として販売中の新しいハイスペックスマートフォン(スマホ)「HTC 10 HTV32」(HTC製)。前回の購入・開封記事でも紹介しましたが、auのアプリ(サポートサービスアプリなど)が追加されている以外はグローバルモデル「HTC 10」のままに近い製品となっており、おサイフケータイ(Felica)やワンセグなどの日本向け機能は非搭載となっています。

そこで今回は「機能はシンプルに、基本性能は(現時点で)最高のものに、そして、それをできるだけ安く」をコンセプトに開発されたHTC 10のプリインストールされている内蔵アプリなどを紹介していきます。


◯初期状態のホーム画面をチェック
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HTC 10 HTV32のホーム画面

HTC 10 HTV32のホーム画面は初期設定で3枚。左からHTCスマホではお馴染みの「BlinkFeed」(ニュースや予定などを自動更新で表示してくれる特殊なホーム画面)、中央と右側の2枚が通常のホーム画面となります。ホーム画面は最大で6枚(BlinkFeedと通常ホーム5枚)まで拡張が可能となっています。

また、一部のウィジェット(Google検索、時計・天気、au WALLET)を除いてすべてのアプリが下段に整理されています。


◯非常にシンプルなプリインストールアプリ
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ドロワー(アプリ一覧)はわずか2ページ。

アプリのドロワー(アプリ一覧)はわずか2ページ。それも2ページ目に1つだけというシンプルさです。auが提供するキャリアサービスアプリが2つのフォルダにまとめて入っている以外は本当に必要最低限のアプリに絞って用意された印象を受けます。

カレンダーやYouTubeはGoogleのアプリなので、これらを「Google」のアプリフォルダへ整理すれば1ページに収まるでしょう。すでに紹介したようにHTCではGoogleと協力して同じようなアプリを極力プリインストールしない方針となっていることが大きいでしょう。

これまでは同じ写真などを表示するいわゆる「アルバム」がメーカーのもの、携帯電話会社のもの、Googleの「Googleフォト」というように重複していたものが少なくともHTCのものはなるべくなくしているということです。

一方で、サードパーティー製アプリとしてSNSアプリ(TwitterやFacebook、Facebook Messenger、Instagram)はプリインストールされているのが目を引きます。

ただし、この辺りも例えば、Galaxy S7 edgeで比較した場合にauにはプリインストールされているけれどもNTTドコモにはなかったり場合もあるので、これらもauの施策ということもあるのかもしれません。


◯Androidのバージョンやメモリなどを確認する

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HTC 10 HTV32のソフトウェア情報画面(写真=左側)とユーザーメモリ

OSはAndroid 6.0.1(コード名:Marshmallow)で、内蔵ストレージ(ROM)は約32GB。購入直後の時点での空き容量は22.19GBとかなり余裕があります。

そのため、慌ててmicroSDカードを買い足さなくても大丈夫ではないかと思われます(もちろん、後々を考えると買っておいた方がいいかと思いますが)。

また、設定のメニューには新たに追加された指紋センサーを管理する「指紋スキャナ」という項目が追加されています。

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「指紋スキャナ」では最大で5種類の指紋が登録可能

今回のプリインストールアプリの紹介はここまで。プリインストールされていたアプリは最小限に留まっており、コンセプトの通りに「高性能だけど、シンプルなスマホを求める人」や「自在にアプリを追加して自分色に染め抜いて使いたい人」にオススメしやすい製品ではないでしょうか。

今回のHTC 10 HTV32から追加された指紋スキャナーも最大5つまでの指紋登録が可能ですし、認証も速いので便利に使っていくことができそうです。次回はハイスペックモデルということで、HTC 10 HTV32がどの程度の性能なのかベンチマークアプリを使って確かめてみたいと思います。



記事執筆:河童丸


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