Appleの新しいタブレット「iPad mini 5」と「iPad Air 3」が登場! |
Appleは18日(現地時間)、チップセット(SoC)に「Apple A12 Bionic」を搭載でスペックアップして新たにペン入力「Apple Pencil」にも対応した新しいタブレット「iPad mini(第5世代)」(以下、iPad mini 5)および「iPad Air(第3世代)」(以下、iPad Air 3)を発表しています。
日本を含む各国・地域で販売され、すでに同社の公式Webサイト内およびiOS向けアプリ「Apple Store」によるオンラインストアでは予約販売を開始しており、2019年3月30日(土)より出荷開始となっているほか、Apple直営店の店頭でも来週より販売開始されるということです。
それぞれWi-FiモデルおよびWi-Fi+Cellularモデルの内蔵ストレージの64GBと256GBが用意されており、本体カラーもシルバーおよびスペースグレイ、ゴールドの3色展開。なお、NTTドコモおよびau、SoftBankからも販売されます。
価格(税別)はApple直販ではiPad mini 5のWi-Fiモデルが64GBで45,800円、256GBで62,800円、Wi-Fi+Cellularモデルが64GBで60,800円、256GBで77,800円、iPad Air 3のWi-Fiモデルが64GBで54,800円、256GBで71,800円、Wi-Fi+Cellularモデルが64GBで69,800円、256GBで86,800円。
機種 | モデル | 容量 | 価格(税込) | |
本体代 | AppleCare+ | |||
iPad mini 5 | Wi-Fi | 64GB | 49,464円 | 9,072円 |
256GB | 67,824円 | |||
Wi-Fi+Cellular | 64GB | 65,664円 | ||
256GB | 84,024円 | |||
iPad Air 3 | Wi-Fi | 64GB | 59,184円 | |
256GB | 77,544円 | |||
Wi-Fi+Cellular | 64GB | 75,384円 | ||
256GB | 93,744円 |
iPad mini 5とiPad Air 3はそれぞれ「iPad mini」シリーズと「iPad Air」シリーズの最新モデルで、iPad mini 5は約7.9インチ1536×2048ドットRetinaディスプレイ(326ppi)、iPad Air 3は約10.5インチ1668×2224ドットRetinaディスプレイ(264ppi)を搭載したタブレットです。
ディスプレイの下中央に指紋認証「Touch ID」を兼ねたホームボタンを搭載している従来までのデザインを採用していつつ、最新スマートフォン(スマホ)「iPhone XS」や「iPhone XS Max」、「iPhone XR」と同じより高性能なApple A12 Bionicを搭載して性能を高め、iPad mini 5では前機種「iPad mini 4」よりも3倍速いパフォーマンスと9倍速いグラフィックス性能を有しています。
また新たにペン入力のApple Pencilにも対応しています。ただし、Apple Pencilは第1世代にのみ対応しており、昨年発売された新しい「iPad Pro」シリーズが採用した第2世代は使えないとのこと。
RetinaディスプレイはTrue Toneテクノロジーと広域色(P3)をサポートし、500nitとこれまでよりも25%明るいIPS液晶となっており、耐指紋性撥油コーティングやフルラミネーション、反射防止コーティング、1.8%の反射率などとなっています。
本体には3.5mmイヤホンマイク端子や電源キー(スリープ/スリープ解除)、音量上下キー、Lightning端子、デュアルマイク、ステレオスピーカーを搭載し、iPad Air 3にはSmart Connectorも搭載。
サイズはiPad mini 5が約203×134.8×6.1mm、iPad Air 3が約250.6×174.1×6.1mm、質量はiPad mini 5のWi-Fiモデルが約300.5g、Wi-Fi+Cellularモデルが約308.2g、iPad Air 3のWi-Fiモデルが約456g、Wi-Fi+Cellularモデルが約464g。
カメラは背面のりあカメラが約800万画素裏面照射型CMOS+F2.4レンズ(5枚構成)を搭載し、ハイブリッド赤外線フィルターやLive Photos、オートフォーカス、パノラマ、HDR(静止画)、バーストモード、タイマーモード、手ぶれ補正、HDビデオ(1080p)やスローモーション(120fps)の動画撮影などに対応。
フロントカメラは約700万画素裏面照射CMOS+F2.2レンズを搭載し、Retina FlashやLive Photos、バーストモード、タイマーモード、HDR(静止画・動画)、HDビデオ撮影(1080p・30fps)に対応。OSは最新の「iOS 12」をプリインストール。
センサーは電子コンパスやジャイロセンサー(3軸)、加速度センサー、気圧センサー、環境光センサーを搭載。電池はiPad mini 5が19.1Wh、iPad Air 3が30.2Whのリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー内蔵。ともにWi‑Fiでのインターネット利用・ビデオ再生・オーディオ再生で最大10時間。
通信面では2.4および5GHz帯におけるIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠のMIMOに対応したHT80の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 5.0をサポート。Wi-Fi+CellularモデルではAssisted GPS+GLONASSによる位置情報取得にも対応。
携帯電話ネットワークはWi-Fi+Cellularモデルのみ対応し、nanoSIMカード(4FF)が1枚入るSIMカードスロットも搭載し、Apple SIMに対応するほか、別途、eSIMもサポートしています。日本で販売されるモデル(iPad mini 5は「A2124」、iPad Air 3は「A2123」)の対応周波数帯は以下の通り。
この他、Wi-Fi+CellularモデルにはBand 71に対応したiPad mini 5に「A2126」、iPad Air 3に「A2153」が用意されており、さらにiPad mini 5は「A2125」、iPad Air 3は「A2154」もあり、これらの型番の製品でも日本の各携帯電話会社の回線が利用できると案内されています。なお、Wi-FiモデルはiPad mini 5が「A2133」、iPad Air 3が「A2152」となっています。
UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)、GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)
ギガビット級LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、34、38、39、40、41、46、66)
記事執筆:memn0ck
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