OPPOが日本市場で加速!?新たなソフトバンク向けと見られる未発表製品が技適通過

OPPO Mobile Telecommunications(以下、OPPO)が新たに未発表のスマートフォン(スマホ)「A002OP」について日本向けの認証(いわゆる「技適」)をTeleficationを通じて2020年5月25日付で取得していることが明らかとなりました。認証番号は技術基準適合証明/工事設計認証(電波法)が「201-200333 / 00」、技術基準適合認定(電気通信事業法)が「ADF 20 0078 201 / 00」。

型番規則からソフトバンクが提供する携帯電話サービス「SoftBank」や「Y!mobile」向けと見られ、すでに発表されている5Gスマホ「OPPO Reno3 5G(型番:A001OP)」に続いてOPPOのスマホがソフトバンクに納入されることになるようです。なお、それ以外の詳細については不明です。

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OPPOはスマホの販売台数シェアで世界4位争いをしている中国メーカーで、日本には2018年2月にSIMフリースマホ「OPPO R11s」にて参入し、その後、精力的に新製品を日本市場に投入して今年に入ってからSoftBank向けOPPO Reno3 5Gに加え、au向け「OPPO Find X2 Pro(型番:OPG01)」と移動体通信事業者(MNO)の大手にも納入することになっています。

参入当初から日本市場でもMNOへの納入を強く望んでおり、ライバルのHuawei Technologies(ファーウェイ)がアメリカによる制裁による「ファーウェイ問題」で日本ではMNOによる採用が難しくなっていることも影響したとは思われますが、着実に日本での販売台数を伸ばしていると見られます。

特に昨年発売した日本市場でニーズの高いおサイフケータイ(FeliCa)や防水・防塵に対応した「OPPO Reno A」はコストパフォーマンスが高いと好評で、直近ではその系譜となる「OPPO Reno3 A」がUQ mobileから発表されました。なお、OPPOが技適を取得した未発表の製品は「CPH2013」と「CPH2053」も存在しています(これらがOPPO Reno3 Aの可能性はありますが)。

【2020年の日本市場向けOPPO製品概要】

製品型番工事設計認証番号
OPPO Find X2 ProOPG01、CPH2025201-200176
OPPO Reno3 5GA001OP201-200116
OPPO Reno3 A不明不明
不明CPH2053201-200016
不明CPH2013201-200055
不明A002OP201-200333






記事執筆:memn0ck


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