楽天モバイルが楽天回線のエリアマップを3月4日時点のデータに更新!

楽天モバイルは15日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービスの正式プラン「Rakuten UN-LIMIT V」( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )において新たに宮城県および新潟県、石川県、茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、滋賀県、大阪府、兵庫県、鳥取県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、福岡県、長崎県、熊本県、宮崎県における43地域が楽天回線エリアに追加されたとお知らせしています。

合わせて同社では公式Webサイトにて公開しているサービスエリア( https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/ )を更新し、対応予定エリアについてはこれまでと同様に「現在」および「2021年5月末」、「2021年夏以降」が掲載されています。なお、現在を含めたデータは前回の2月18日時点から3月4日時点となっているとのこと。

02

楽天モバイルでは楽天回線による正式サービスを2020年4月に開始し、300万人まで1年間無料となるRakuten UN-LIMIT V(開始時は「Rakuten UN-LIMIT」)を提供しており、楽天回線エリアにおけるデータ通信は使い放題、専用アプリ「Rakuten Link」での音声通話・SMSも無料で月額2,980円(金額はすべて税抜、税込では3,278円)となっています。

また1月29日に発表された新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」ではさらに内容がアップグレードされ、4月1日からは高速データ通信を使った分によって段階的に月額利用料が変わるようになり、1GB以下なら月額0円(無料)、3GB以下ならげ月額980円、20GB以下なら月額1,980円、使い放題で月額2,980円となります。

03
今回追加された2021年3月4日時点における楽天回線エリア(首都圏)


04
以前に案内されていた2021年2月18日時点における楽天回線エリア(首都圏)


05
2021年3月4日時点における楽天回線エリア(東京)


08
以前に案内されていた2021年2月18日時点における楽天回線エリア(東京)

さらにRakuten UN-LIMIT VIではRakuten Linkでの音声通話・SMSはカウントフリーとなるため、月1GB以下の月額0円でも音声通話・SMSは使い放題となるとのこと。なお、楽天回線エリア以外ではパートナー(au)回線のローミングサービスで提供されており、月5GBまでは追加料金なしで使え、月5GBを超えても最大1Mbpsで利用できます。

そんなRakuten UN-LIMITですが、当面の最大の課題は楽天回線エリアの拡大となっており、MNO参入のために総務省に提出した新規開設計画を5年前倒ししてエリア拡大を行っています。そうした中で最近は比較的頻繁に楽天回線のエリアマップが更新されており、今回も前回の2月18日から3月4日での更新となりました。今回の新たに追加された地域は以下の通り。

・宮城県女川町
・茨城県つくばみらい市
・群馬県太田市
・埼玉県行田市
・埼玉県久喜市
・埼玉県吉川市
・千葉県銚子市
・千葉県木更津市
・千葉県成田市
・千葉県市原市
・千葉県袖ケ浦市
・東京都国分寺市
・東京都東大和市
・東京都武蔵村山市
・神奈川県秦野市
・神奈川県大和市
・神奈川県開成町
・新潟県新潟市秋葉区
・石川県小松市
・静岡県浜松市中区
・静岡県御殿場市
・静岡県小山町
・滋賀県近江八幡市
・滋賀県守山市
・大阪府貝塚市
・大阪府茨木市
・兵庫県神戸市西区
・兵庫県西宮市
・兵庫県伊丹市
・兵庫県川西市
・鳥取県鳥取市
・鳥取県米子市
・岡山県倉敷市
・広島県福山市
・山口県下関市
・山口県防府市
・徳島県徳島市
・福岡県北九州市門司区
・福岡県香春町
・長崎県佐々町
・熊本県熊本市南区
・熊本県荒尾市
・宮崎県都城市


またローミングによるパートナー(au)回線エリアについては2026年3月31日(火)までは「東京23区、名古屋市、大阪市および局所的なトラヒック混雑エリアを除く全国エリア」および「地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設や観光名所等の一部」で使えるものの、都道府県ごとに楽天回線エリアの人口カバー率が70%を上回った時点でKDDIとの協議をもってローミング提供の継続・終了が決定されます。

特にすでに昨年10月22日時点で東京都(23区除く)の一部や大阪府(大阪市除く)の一部、奈良県の一部にて順次、au回線のローミングを終了し、さらに東京都では2021年3月末に原則ローミングサービスを終了すると案内されており、東京都内のエリア拡大は急務となっています。なお、東京都の人口カバー率は10月時点では87.4%となっており、その後、今回の国分寺市や東大和市、武蔵村山市、前回の羽村市や瑞穂町などが追加されています。

06
2021年3月4日時点の2021年5月末における楽天回線拡大予定エリア(首都圏)


07
2021年3月4日時点の2021年夏以降における楽天回線拡大予定エリア(首都圏)

楽天モバイルでは楽天回線のエリアマップ通りに使えていないのが悩ましいところではありますし、ある程度は参考にはなると思いますし、300万人まで1年間無料になるキャンペーンは4月7日に終了することが発表されていますので、これからRakute UN-LIMIT Vを利用してみようかと検討している人は是非、エリアマップをチェックしてみてはどうでしょうか。


記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
楽天モバイル 関連記事一覧 - S-MAX
楽天モバイル