Rakuten Mobileスマホ「Galaxy S23 SM-S911C」がAndroid 14に! |
楽天モバイルは5日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービス( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )に対応している楽天回線対応製品として販売している5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Galaxy S23(型番:SM-S911C)」(Samsung Electronics製)に対して最新プラットフォーム「Android 14」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2023年12月5日(火)より順次提供開始したとお知らせしています。
更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)によるネットワーク経由(OTA)のほか、パソコン(PC)に接続して実施する方法が用意されており、更新後のビルド番号は「UP1A.231005.007.S911CONU1BWK2」。なお、更新時間や更新ファイルサイズは明らかにされていません。主な更新内容は「OSアップデート(Android 14)」となっていますが、合わせて独自ユーザーインターフェース「One UI 6.0」にアップデートされるとのことで、One UI 6.0についてはGalaxyの公式Webページ『One UI 6の新機能 | Samsung Japan 公式 JP』にてご確認ください。
Galaxy S23 SM-S911CはSamsung Electronicsが展開する「Galaxy」ブランドにおけるフラッグシップモデル「Galaxy S」シリーズの最新機種「Galaxy S23」の楽天モバイル版で、日本では昨年のNTTドコモやauから発売された「Galaxy S22」に続いての投入となり、大まかなデザインや製品コンセプトはGalaxy S22を継承しつつも着実なスペックアップが施されています。
これまで通り、SペンやUWBに対応するのは最上位のプレミアムモデルとなる「Galaxy S23 Ultra」のみですが、Galaxy S23では新たにGalaxy S22 Ultraと同様に背面のリアカメラモジュールは境目のないシームレスとなったほか、チップセット(SoC)には最新のQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載しています。
またGalaxy S22は6GHz帯の無線LANであるWi-Fi 6Eには非対応でしたが、Galaxy S23では日本市場向けを含めて対応しています。その他の仕様はワイヤレス充電やワイヤレス給電、3900mAhバッテリー、防水・防塵(IP68)、画面内指紋センサー、顔認証、240Hzタッチサンプリングレート、NFC Type A/B、Bluetooth 5.3など。リアカメラの構成は以下の通り。
・約5000万画素CMOS(1画素1.0μm、Dual Pixel AF)/広角レンズ(F1.8、画角85°、焦点距離23mm、OIS)
・約1200万画素CMOS(1画素1.4μm)/超広角レンズ(F2.2、画角120°、焦点距離13mm)
・約1000万画素CMOS(1画素1.0μm)/望遠レンズ(F2.4、画角36°、焦点距離69mm、OIS、光学3倍)
サイズは約146.3×70.9×7.6mm、質量は約168g、本体カラーは楽天モバイル版ではCreamおよびPhantom Blackの2色と、NTTドコモやauにて販売されているGreenが発売されません。また日本向け製品は楽天モバイル版を含めておサイフケータイに対応しており、さらに日本向け製品はこれまで背面のロゴが「GALAXY」となっていましたが、新たに「SAMSUNG」となりました。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。
・Samsung、新フラッグシップスマホ「Galaxy S23」と「Galaxy S23+」、「Galaxy S23 Ultra」を発表!S23とS23 Ultraは日本でも発売へ - S-MAX
・新スマホ「Galaxy S23」を写真と動画で紹介!NTTドコモ版「SC-51D」やau版「SCG19」、楽天モバイル版「SM-S911C」が発売【レビュー】 - S-MAX
5G NR: n1, n3, n28, n41, n77, n78, n79, n257
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 18, 19, 20, 21, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, V
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
発売時はAndroid 13/One UI 5.1をプリインストールしていましたが、今回、最新のAndroid 14/One UI 6.0が提供開始されました。更新方法は本体のみで手動で行うには「設定」→「ソフトウェア更新」→「ダウンロードおよびインストール」から画面の案内に従って操作します。ビルド番号は「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア情報」→「ビルド番号」にて確認可能。更新に際しての注意事項は以下の通り。
・モバイルデータでのソフトウェア更新は、データ通信費がかかります。
・ソフトウェアの更新を行う際は電波状態の安定した環境で移動せず行ってください。
・ソフトウェアの更新中は、発着信を含む各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェアの更新中は、故障の原因となるため、絶対に本機の電源を切らないでください。
・ソフトウェアの更新中は、故障の原因となるため、更新中に電池切れになることが無いよう、十分に充電した状態で行ってください。
・ソフトウェアの更新を行うと、一部の設定が初期化されることがありますので、再度設定を行ってください。
・ソフトウェアアップデート完了後は、以前のバージョンに戻すことはできません。
・Android™ OSアップデート後、必要に応じてアプリケーションの更新を行ってください。古いOSバージョン向けのアプリケーションは正常に動作しない場合があります(※OSアップデートのソフトウェア更新の場合)
・製品の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失することがありますので重要なデータは、更新前にバックアップしておくことをおすすめします。
・なお、データが破損・消失した場合の損害に関しては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
記事執筆:memn0ck
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