初の共創スマホ「Nothing Phone (2a) Community Edition」および「Nothing Phone (2a) Plus Community Edition」が登場! |
Nothing Technologyは30日、同社が展開している「Nothing」ブランドにおいて初の共創モデルとして5G対応スマートフォン(スマホ)「Nothing Phone (2a) Community Edition」および「Nothing Phone (2a) Plus Community Edition」(以下、Community Edition)を発表しています。全世界で合計1000台を限定販売するとのこと。
Community Editionは日本でも販売されますが、日本以外の市場向けは「Nothing Phone (2a) Plus」(型番:A142P)をベースにしているものの、日本市場向けは「Nothing Phone (2a)」(型番:A142)をベースにしており、内蔵メモリー(RAM)が12GB、内蔵ストレージが256GBで、おサイフケータイ(FeliCa)にも対応しており、日本での価格は55,800円(税込)とのこと。
販売は同社の公式Webサイト( https://jp.nothing.tech )にて行われ、すでに2024年10月30日(水)から購入登録( https://jp.nothing.tech/pages/community-edition )が開始されており、2024年11月12日(火)に販売開始される予定です。また日本では東京で2024年11月下旬にオープン予定のポップアップストアでも限定販売予定となっています。
Community Editionを購入する場合は購入登録が必要で、登録した人には先着順で11月12日から招待コードが送付されます。なお、Community Editionは背面がさまざまな素材と色を試すことで「燐光」のコンセプトに暗闇で光るほか、特別な6種類の壁紙がプリセットされ、パッケージデザインも「Less is More」をコンセプトに暗所で幻想的に光る反射素材が巧みに使われているなどしているということです。
Nothingは企業とユーザーコミュニティーの間にある壁を消し去っていく、そんな新しい「ものづくり」の先駆者であり、オンラインによるコミュニティーサービス「Nothing Community」を提供し、Nothing CommunityにおいてNothingのチームと一緒に作業をしながらコミュニティーメンバーの想像力を形にしていく初の共創モデルとしてプロジェクト「The Community Edition」を展開していました。
The Community Editionでは厳正な審査を経て選出されたアストリッド・ヴァンミュイーズ氏と赤崎 健太氏、アンドレス・マテオス氏、イアン・ヘンリース・シモンズ氏、ソーニャ・パルマ氏はNothingのデザインスタジオ、クリエイティブチーム、ブランドチーム、マーケティングチームとともにアイデアをさらに洗練させていったということです。
これにより、ハードウェアや壁紙、パッケージ、マーケティングの各ステージで選ばれた人がアイデアを出し、自らのアイデアが製品化されるという画期的な取り組みは大きな反響を呼び、世界47カ国から900件を超える応募が寄せられ、今回、その結果としてNothing Phone (2a)およびNothing Phone (2a) Plusをベースとした暗闇で光る新しいバージョンのCommunity Editionが開発されました。
またCommunity Editionはコミュニティーとともにハードウェアやソフトウェア、コンテンツを作り上げるNothing初の壮大な試みとなった一方、ビジネスの未来をコミュニティーとともに形作る重要な一歩となったとしています。Nothingチームとコミュニティのコラボレーションを通じ、新しいNothing Phone (2a) Community EditionおよびNothing Phone (2a) Plus Community Editionが誕生しました。
<STAGE 1:ハードウェアデザイン>
アストリッド・ヴァンミュイーズ氏および赤崎 健太氏はハードウェアデザインを担当し、Nothingのデザイン ディレクターを務めるアダム・ベイツ氏およびサブブランド「CMF by Nothing」のデザイナーを務めるルーシー・バーリー氏とコラボレーションしてデザインアイデンティティーを維持しつつ、さまざまな素材と色を試すことで「燐光」のコンセプトを実現しました。
緑色のリン光性発光素材で仕上げてあるため、デバイスの背面にあるさまざまな部分が暗い場所でやわらかな光を放ちます。この革新的な機能は、電力を必要とせず純粋にアナログ方式で動作し、数時間に渡って光を放ち続け、日中に自然と再充電されるという環境に優しい設計となっています。
<STAGE 2:壁紙デザイン>
アンドレス・マテオス氏は壁紙デザインを担当し、ハードウェアデザインをもとに最先端のAIツールとデジタルデザイン技術を融合させ、「Connected Collection」を創出しました。当初は4種類の壁紙デザインを予定していましたが、Nothingのソフトウェアデザインディレクターを務めるムラデン・M・ホイス氏やソフトウェアデザイナーのケン・ジアン氏とコラボレーションし、コレクションは6種類の壁紙へと拡充されました。
<STAGE 3:パッケージデザイン>
イアン・ヘンリース・シモンズ氏はパッケージデザインを担当して「Less is More」をコンセプトに大胆かつシンプルなスーパーマクロの視点を採用しました。パッケージデザインには暗所で幻想的に光る反射素材が巧みに使われており、ハードウェアデザインを最大限引き立てています。
<STAGE 4:マーケティングキャンペーン>
ソーニャ・パルマ氏はマーケティングキャンペーンを担当して「Find your light. Capture your light」をコンセプトに力強いキャンペーンを作り上げました。この魅力的なキャンペーンはNothing最初の「pure instinct」キャンペーンを彷彿させます。どちらも私たちひとり一人の中に眠る独自の輝きを発見し、それを表現することの大切さを訴えかけています。Nothingのクリエイティブチームとのコラボレーションによってソーニャ氏が開発する魅力的なフィルムキャンペーンやなデジタルアセットなどのコンテンツが製品導入をサポートします。
共創(コクリエーション)はNothingの大切なミッションで、Nothing Phone (2a) Community EditionおよびNothing Phone (2a) Plus Community Editionはコミュニティーチームのこれまでで最大のプロジェクトとなり、Nothingは常コミュニティーメンバーと協力してソフトウェアやコンテンツを共に創り上げています。なお、2022年にはNothingの取締役会に参加する「コミュニティ・ボード・オブザーバー」をコミュニティメンバーから選出しました。
記事執筆:memn0ck
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