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SoftBankスマホ「AQUOS R9 A401SH」がAndroid 15に! |
ソフトバンクは12日、携帯電話サービス「SoftBank」向け5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R9(型番:A401SH)」(Sharp製)に対して最新プラットフォーム「Android 15」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2025年2月12日(水)より提供開始したとお知らせしています。
更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(5G/4G)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、ソフトウェア更新にかかる通信料は無料となっているものの、更新ファイルサイズは大きいのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されています。ただし、契約時に提供したUSIMカード以外を利用したり、契約または登録内容と異なる用い方をした場合などでは通信料が発生するときがあるとのことなのでご注意ください。
また更新は完了まで最大30分程度かかる場合があるとのこと。更新後のビルド番号は「02.00.04」で、ビルド番号は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」にて確認できます。主な更新内容は以下の通りですが、詳細はシャープの公式Webページ『Android 15対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ』および『OSアップデート(ver.15) – よくあるご質問』をご覧ください。
・Android 15へのOSバージョンアップ
・特定条件下でごくまれに緊急速報メールが受信できない場合がある事象の改善
・特定のアプリ利用時、周辺機器と接続できない場合がある事象の改善
セキュリティの向上
※ 最新バージョンの詳細については<<メーカーサイト>>にてご確認ください。
AQUOS R9はシャープが展開する「AQUOS」ブランドにおけるフラッグシップモデル「AQUOS R」シリーズの2024年モデル「AQUOS R9」のSoftBank版で、2020年から続くライカ監修のカメラ機能を搭載した機種としては初代「AQUOS R6」や第2弾「AQUOS R7」、第3弾「AQUOS R8」シリーズの上位機「AQUOS R8 pro」ではリアカメラのメインセンサーが1型でしたが、AQUOS R9ではAQUOS R8と同じく1/1.55型となっています。
また性能としてもこれまでのAQUOS Rシリーズはハイエンドモデルだったものの、AQUOS R9はチップセット(SoC)はQualcomm製「Snapdragon 7+ Gen 3 Mobile Platform」を搭載したミッドハイレンジモデルとなり、その代わりに価格は若干ですが、抑えられています。さらにシャープでは2024年よりAQUOSスマホのブランドを刷新し、デザイナーの三宅一成氏が設立した「miyake design」監修によるデザインに一新してリアカメラを囲う円でも四角でもない“自由曲線”と不揃いなレイアウトが印象的なシンプルさと存在感を併せ持つデザインとなっています。
画面は上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:19.5の縦長な約6.5インチFHD+(1080×2340ドット)Pro IGZO OLED(有機EL)ディスプレイを搭載し、1〜240Hzの可変駆動による滑らかでクリアな表示と輝度が2000nits(ピーク時)に大幅アップしたほか、10億色表示とDolby Visionによって臨場感ある映像を楽しめるようになっており、パンチホール部分には約5030万画素CMOS/広角レンズ(F2.2、焦点距離23mm相当、画角84°)を内蔵し、マスクをしたままでも使える顔認証に対応しているほか、生体認証としては電源キーに内蔵された側面指紋センサーを搭載しています。
主な仕様は12GB内蔵メモリー(RAM)および256GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、5000mAhバッテリー、急速充電(PD3.0)、USB Type-C端子(USB3.2 Gen 1)、位置情報取得(A-GNSSなど)、加速度センサー、照度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、ハイレゾ音源、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/Bなど。リアカメラは以下のデュアル構成で、画質エンジン「ProPix pro」に対応。
・約5030万画素CMOS/広角レンズ(F1.9、焦点距離23m相当、画角84°)
・約5030万画素CMOS/超広角レンズ(F2.2、焦点距離13mm相当、画角122°)
防水(IPX5・IPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)に加えて米軍調達基準「MIL-STD-810」準拠の耐衝撃や高温・低温・低圧などの16項目の耐久性能に対応。サイズは約156×75×8.9mm、質量は約195g、本体色はグリーンおよびホワイトの2色展開。携帯電話ネットワークは5G NR方式のSub6に対応し、対応周波数帯は以下の通りとなっており、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しています。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。
・シャープ、ライカ監修カメラ搭載の新フラッグシップスマホ「AQUOS R9」を発表!日本ではメーカー版やNTTドコモ版、SoftBank版が7月中旬以降より順次発売 - S-MAX
・シャープの新フラッグシップスマホ「AQUOS R9」を写真と動画で紹介!LeicaカメラやSnapdragon 7+ Gen 3を搭載し、デザインも刷新【レポート】 - S-MAX
5G NR: n1, n3, n28, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 17, 18, 19, 21, 28, 38, 39, 40, 41(AXGP), 42
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
発売時にはAndroid 14がプリインストールされていましたが、今回、最新のAndroid 15が提供開始されました。なお、最大3回のOSアップデートと最大5年のセキュリティーアップデートのサポートが保証されています。更新は「設定」→「システム」→「詳細設定」→「システムアップデート」を選択してから画面の案内に従って操作します。詳細は『更新後のソフトウェアバージョンの確認する(PDF形式:214KB)』をご覧ください。更新に際しての注意事項は以下の通りです。
・ソフトウェア更新中は、発着信を含むスマートフォンの各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェア更新の完了までに最大30分程度かかる場合があります。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波状態のよい場所で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本機の電源を切らないでください。故障の原因となります。
・ソフトウェア更新は電池を十分に充電した状態で実施してください。ソフトウェア更新中に電池切れになると、故障の原因となる可能性があります。
・本機の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失されることがあります。必要なデータは、ソフトウェア更新前にバックアップしておくことをおすすめします。なお、データが破損・消失した場合の損害につきましては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・その他のご注意点はソフトバンク公式サイト<<ソフトウェアアップデート>>をご確認ください。
記事執筆:memn0ck
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