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5G対応ミッドハイスマホ「motorola edge 50 pro(XT2321-1)」がAndroid 15に! |
Lenovo傘下のMotorola Mobility(以下、Motorola)の日本法人であるモトローラ・モビリティ・ジャパン(以下、モトローラ)が販売する5G対応ミッドハイレンジスマートフォン(スマホ)「motorola edge 50 pro(型番:XT2403-4)」に対して最新プラットフォーム「Android 15」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新が2025年2月12日(水)より順次提供開始しています。
更新は本体のみで無線LAN(Wi-Fi)や携帯電話回線にてネットワーク経由(OTA)で実施でき、更新ファイルサイズは約2.21GBと大きいため、Wi-Fiでの更新が推奨されます。更新後のビルド番号は「V1UM35H.10-67-1」で、更新内容はAndroid 15へのOSバージョンアップとなっており、合わせてMotorola Mobilityの公式Webページ『Android 15の新機能 | Motorola Support JP』ご確認ください。
motorola edge 50 proはMotorolaが展開するフラッグシップスマホ「motorola edge」シリーズにおける2024年モデルの上位機種で、これまでのmotorola edge ** proはQualcomm製ハイエンド向けSoCであるSnapdragon 8シリーズを採用してきましたが、新たにQualcomm製ミッドハイレンジ向けチップセット(SoC)「Snapdragon 7 Gen 3 Mobile Platform」を搭載してスペックをやや下げた代わりに価格を抑える形となりました。
一方で前機種「motorola edge 50 pro」で新たに導入した防水・防塵(IP68準拠)や最大125Wの急速充電「TurboPower」にも引き続いて対応しており、125W Turbo Powerに対応するACアダプター「ターボパワーチャージャー 125W」(USBケーブルセット)が同梱されています。なお、内蔵メモリー(RAM)や本体色のラインナップなどが異なる「motorola edge 50s pro(型番:A402MO)」がソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」から販売されており、SoftBankでは急速充電によって電池残量1%の状態からわずか19分で100%まで充電できることから「神ジューデン」対応製品としてラインナップしています。
主な仕様は約6.7インチSuper HD(1220×2712ドット)有機ELディスプレイや12GB RAM、256GB内蔵ストレージ、4500mAhバッテリー、ワイヤレス充電(最大50W)、ワイヤレス電力共有(最大10W)、USB Type-C端子(USB 3.1、DisplayPort 1.4)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GNSSなど)、ハイレゾ音源、ステレオスピーカー、マイク×2、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー、SARセンサー、ジャイロスコープ、電子コンパス、顔認証、指紋認証で、カメラは以下の構成となっています。
<フロントカメラ>
・約5000万画素CMOS(1画素0.64μm、4in1)/広角レンズ(F1.9)
<リアカメラ>
・約5000万画素CMOS(1画素1.0μm、4in1、Omni-directional PDAF、Laser AF)/広角レンズ(F1.4、焦点距離24mm相当、OIS)
・約1300万画素CMOS(1.12μm)/超広角マクロレンズ(F2.2、焦点距離13mm相当、画角120°)
・約1000万画素CMOS(1画素1.0μm、PDAF)/望遠レンズ(F2.0、焦点距離73mm相当、光学3倍、OIS)
サイズは約161.23×72.4×8.19mm、質量は約186g、本体色は日本におけるオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)ではブラックビューティおよびリュクスラベンダーの2色展開。独自のAI機能「moto ai」を搭載。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通りで、SIMはnanoSIMカード(4FF)とeSIMに対応しており、KDDIではnanoSIMカードの対応SIMが「au Nano IC Card 04」としています。同梱品は125W ターボパワーチャージャー(USB Type-C to USB Type-Cケーブル含む)、SIM取り出しピン、カバー、ガイド類、LG(法令/安全/規制)。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。
・モトローラ、FeliCa対応フラッグシップスマホ「motorola edge 50 pro」を発表!7月12日発売で価格は7万9800円。SoftBank向け「50s」も - S-MAX
・モトローラの新ミッドハイスマホ「motorola edge 50 pro」とソフトバンク向けの「motorola edge 50s pro」を写真と動画で紹介【レポート】 - S-MAX
5G NR: n1, n3, n5, n8, n28, n41, n66, n77, n78
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 17, 18, 19, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42, 66
3G W-CDMA: Band 1, II, IV, V, VIII
2G GMS: 850, 900, 1800, 1900MHz
発売時にはAndroid 14(MYUI 5.0)がプリインストールされていましたが、今回、最新のAndroid 15(MYUI 6.0)が提供開始されました。更新は「設定」→「システムアップデート」→「アップデートの確認」→「了解」→「今すぐ再起動」から行います。なお、Android 15では接続と共有の改善やアクセシビリティーの向上、セキュリティー機能強化などが行われているということです。
<Android 15の新機能>
アップグレード後、Androidオペレーティングシステムおよびその他のアプリに次のような改善が見られます。
接続と共有の改善
⚪︎クイック設定からBluetoothのその他の機能を制御する
これまでは、クイック設定でBluetoothをタップしてONまたはOFFに切り替えることができました。
クイック設定でBluetoothをタップすると、さらに多くの操作を実行できるようになります。
・BluetoothのON/OFF切り替え
・新しいデバイスをペア設定する
・ペア設定されたデバイスを切り替える
・ペア設定されたデバイスのバッテリー残量を確認する
・ペア設定されたデバイスを切断または削除する
・ペア設定されたデバイスの場合、サウンド設定の変更、連絡先と履歴へのアクセス
⚪︎モバイルネットワークが利用できない場合、衛星メッセージの使用
一部の携帯通信会社では、この機能をサポートしていません。
モバイルネットワークが利用できない場合でも、SMSを送信できるようになりました。電話では自動的に衛星に接続し、テキストメッセージを送信できるようになります。
ロック画面とメッセージアプリに、衛星に接続したことを通知するメッセージが表示されます。
⚪︎ワンタップホットスポットを使用して、同じGoogleアカウントを持つデバイスを接続する
電話とホットスポットに接続するデバイスが同じGoogleアカウントを使用している場合は、接続時にパスワードを入力する必要がなくなります。
アクセシビリティの向上
⚪︎クイック設定から補聴器を制御する
クイック設定に、補聴器を制御するタイルを追加できるようになりました。タイルをタップすると、補聴器のバッテリー残量を確認したり、デバイスの設定を変更したり、[自動字幕起こし]などのその他のオーディオ機能をONまたはOFFにしたりできます。
リスニング環境に基づいて補聴器を自動的に調整するプリセットサウンドプロファイルを切り替えることもできます。次のプリセットを入手してください:
・レストラン
・仕事用
・TV
・屋外
・オールラウンド(ニュートラル、バランス)
⚪︎ビジョンサポートの強化
・テキストが大きくなりすぎないようにするフォントスケーリングを使用して、読みやすくなりました。
・Braille Display HIDのサポートにより、最新の更新可能な点字表示をUSBまたはBluetooth経由で電話のスクリーンリーダーに接続できるようになりました。
セキュリティ機能強化
⚪︎電源がOFFになった電話と接続されたアクセサリを見つける
デバイスを探すは次の場所を見つけるのに役立ちます:
・電話(オフラインでも可)
・ヘッドフォン、トラッカータグ、その他の互換性のあるデバイス(電源がOFFの場合でも可)
⚪︎安全で使いやすい認証の実現
・電話の盗難攻撃を遅らせるために、適応型認証では、認証の試行(PINまたは生体認証)が5回失敗すると画面がロックされるようになりました。
・Android 15向けに設計されたアプリでは、保存したパスワードに顔認識、指紋、または画面ロックを使用してログインできます。パスキーのプロンプトを誤って閉じた場合でも、キーボード候補やドロップダウンメニューなどの自動入力画面にパスキーやその他の候補が表示されるため、簡単にログインできます。
その他の改良点
⚪︎写真ピッカーでより大きなサムネイルを表示する:写真やビデオのサムネイルが見やすくなり、共有用に選択しやすくなりました。
⚪︎新しい絵文字ステッカー:ミラーボールやヘッドフォンなどの新しい絵文字キッチンステッカーが利用可能になりました。ヒップホップ、カントリー、ジャズなど、どんな音楽でも、音楽好きな自分を表現する方法がさらに増えました。
⚪︎生成AI絵文字:生成AIを使用して、幅広い表現、スタイル、テーマでカスタマイズされた絵文字を作成します。お気に入りの絵文字をリメイクして、Gboardからステッカーとして共有します。
Motorola(モトローラ)
2024-07-12
記事執筆:memn0ck
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