秋吉健のArcaicSingularity

秋吉 健のArcaic Singularity:花は咲いたか、夢は見えたか。東日本大震災で得た教訓はどう活かされてきたか、テクノロジーと通信の世界から10年を振り返る【コラム】

東日本大震災から10年間のテクノロジーや通信の進化について考えてみた!「何を書こうか」ではなく「何から書こうか」……そう考え続けて3日程経ってしまいました。何について書くのかは、1ヶ月ほど前から決めていたのですが。あと数日で、東日本大震災(以下、震災)から10年です。この10年、筆者の生活は停滞している感覚と激動する感覚が同時並行で襲ってくる、不思議な状態がずっと続いていました。停滞する感覚とは筆者の心の病の問題であり、それは数年前に寛解しました。激動の感覚とはテクノロジーの...

秋吉 健のArcaic Singularity:夢と希望のテレマティクス。2022年に終了するG-BOOKの思い出とともに車向けサービスの未来を夢想する【コラム】

トヨタのG-BOOKサービス終了について考えてみた!先日、筆者のもとに1通の手紙が届きました。それはトヨタの「テレマティクス」(「カーテレマティクス」とも呼ぶ)サービス「G-BOOK(ジーブック)」のサービス終了についての案内でした。サービス終了の時期は2022年3月31日(木)と、まだしばらく先ですが、「終了」という赤い文字に想うものが込み上げてきます。G-BOOKサービスがスタートしたのは2002年。異業種合同プロジェクトととして行われた壮大なマーケティング実験、「WiL...

秋吉 健のArcaic Singularity:遥かなるIOWN。通信業界が直面する問題を解決し、新たな世界を切り開くフォトニクス・ネットワーク構想を解説【コラム】

未来のネットワーク構想「IOWN」について考えてみた!みなさんは「IOWN」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。恐らく聞いたことがないどころか、どのように発音すべき言葉なのかも分からない人が多数いらっしゃると思います。IOWNは「アイオン」と読みます。日本電信電話(以下、NTT)が2019年に発表した新たなネットワーク構想を指した言葉であり、IOWNは「Innovative Optical and Wireless Network」の頭文字を取った略称となります。直訳すれ...
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秋吉 健のArcaic Singularity:ゲームの世界もカジュアル重視?簡単操作で気軽に遊べるカジュアルゲームの隆盛と市場的価値を考える【コラム】

カジュアルゲームについて考えてみた!みなさんは「カジュアルゲーム」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。スマートフォン(スマホ)など向けのゲームを扱っているWebサイトなどを頻繁に見に行く人なら知っているかもしれませんが、一般にはあまり馴染みのない言葉のように思われます。カジュアルゲームとはシンプルな操作性で簡単に遊ぶことができるゲームのことです。分かりやすく言うなら、家庭用ゲームの中で遊べるミニゲームのようなものです。ロールプレイングゲーム(RPG)によくあるカジノゲーム...

秋吉 健のArcaic Singularity:通信会社の「脱・通信」が加速!通信に頼らない事業構造への改革と各社の明暗、これからの通信のあり方を考える【コラム】

通信会社の「脱・通信」について考えてみた!既報通り、NTTドコモは2月5日に「2020年度 第3四半期決算」の説明会を開催し、データ通信容量20GBで月額税抜2,980円(税込3,278円)の新料金プラン「]」を3月26日(金)より提供開始すると発表しました。昨年12月から今年1月にかけて、移動体通信事業者(MNO)および仮想移動体通信事業者(MVNO)の各社から低廉な料金プランの発表が相次ぎました。前回のコラムでも通信料金戦争の幕開けとして解説を行いましたが、この大戦争が意...

秋吉 健のArcaic Singularity:ついに月額0円まで登場した仁義なき通信料金戦争!楽天モバイルと各MVNOの新プランから業界トレンドを考える【コラム】

モバイル業界各社の新料金プランについて考えてみた!モバイル通信業界の大戦争が始まりました。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクといった移動体通信事業者(MNO)の大手3社によるメインブランドでの月間データ通信容量20GBプランが出揃い、それらに対してMNOに新規参入した「楽天モバイル」に加え、仮想移動体通信事業者(MVNO)の各社も対抗策を出してきました。当然、楽天モバイルやMVNOが大きく動いてくることは予想していましたが、各社の動きは想像以上に早かったと感じます。まずはM...

秋吉 健のArcaic Singularity:祇園精舎の着信音、諸行無常の響きあり。モバイル技術の変遷を2000年代に隆盛した着メロ・着うた文化とともに振り返る【コラム】

携帯電話の着信音について考えてみた!ここ数年、携帯電話界隈でめっきり聞かなくなった言葉があります。それは「着メロ」や「着うた」です。今この文字を読んで「あー、懐かしい」、「そんなのに凝ってた頃もあったなぁ」と、しみじみと思い出した人もいるのではないでしょうか。かつての従来型携帯電話(フィーチャーフォン、いわゆる「ガラケー」)の全盛時代、着信音の設定は携帯電話の楽しみ方の1つでした。スマートフォン(スマホ)ネイティブの世代にはまったく伝わらない話だと思いますが、自分だけのオリジ...

秋吉 健のArcaic Singularity:auの新料金プラン「povo」は「非常に紛らわしい」?武田良太総務大臣による批判が適切なのか検証する【コラム】

KDDIの新料金プラン「povo」に対する武田良太総務大臣の発言を徹底検証してみた武田良太総務大臣(以下、武田総務大臣)は1月15日に行われた記者会見において、au(KDDIおよび沖縄セルラー電話)が1月12日に発表した新料金プラン「povo(ポヴォ)」について記者から意見を求められた際、「非常に紛らわしい発表だった」と発言しました。発言の趣旨は「最安値と言いながら、他社と結局同じ値段であったということについては、もっと分かりやすいやり方をしっかりと考えていただきたい」という...

秋吉 健のArcaic Singularity:そのケースはお気に入り?スマホ普及が生み出した「スマホケース文化」の歴史を紐解き、魅力や流行の変遷を書き綴る【コラム】

スマホケースの歴史と魅力を追いかけてみた!みなさんはスマートフォン(スマホ)用の保護ケース、いわゆる「スマホケース」を利用しているでしょうか。筆者は以前からポリカーボネートやそれに準じた樹脂製の薄いクリアケースを愛用しています。透明度が高く経年劣化や衝撃に強いため、スマホのデザインを活かしつつ長期間しっかりと衝撃やキズから守ってくれるからです。現在ではおしゃれな手帳型ケースから耐衝撃性を高めたバンパータイプの保護ケースまで、さまざまなものが販売されています。恐らくみなさんも新...

秋吉 健のArcaic Singularity:2021年、5Gリブート!通信・スマホ業界の動向から5Gの「再起動」が見えてきた【コラム】

2021年の5G動向について考えてみた!みなさま、新年あけましておめでとうございます!この年末年始はのんびりと過ごせましたでしょうか。筆者はこのコラムを元旦に書いております。物書きには盆も正月もないのです(単に計画性がなく書き溜めておくのを忘れただけ)。昨年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にひたすら翻弄され続けた1年でした。モバイル業界もその影響を強く受け、端末販売(買い替え需要)が落ち込んだり店舗営業の自粛を余儀なくされてきました。5G通信も出鼻をくじかれ、決...
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