macOSも32bitアプリのサポートがHigh Sierraで終了!警告が表示されるように

Appleは11日(現地時間)、パソコン(PC)向けプラットフォーム「macOS」において最新バージョン「macOS High Sierra 10.13.4」以降では32bitアプリを起動時に警告画面を表示するようにしたと案内しています。

警告が表示された後もmacOS High Sierra 10.13.4では「OK」ボタンを押せばそのままこれまで通り使えるようになっていますが、同社では開発者向けに64bit化するよう推奨しています。

なお、macOS High Sierra 10.13.4ではiOS 11.3ど同様に「ビジネスチャット」に対応したほか、外付けGPU(eGPU)への対応やプレビューでHEIF形式の保存が可能になるなど、多数の機能追加や不具合修正などが実施されています。

同社では順次64bitへの移行を進めており、すでにmacOSにおいて32bitアプリをサポートするのは「macOS High Sierra 10.13」が最後になると昨年に開催した「WWDC 2017」で発表していましたが、それに向けてユーザーにもわかりやすい形で32bitアプリであることを明示するようになりました。

同社ではすでにスマートフォン(スマホ)やタブレット向けプラットフォーム「iOS」においては昨年9月に配信開始した「iOS 11」で32bitアプリのサポートを終了しており、同じくその前の「iOS 10」の最終マイナーバージョンである「iOS 10.3」で警告を表示するなどしていました。

記事執筆:memn0ck


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