auとUQ mobileでも中古スマホなどのSIMロック解除が可能に!

KDDIおよび沖縄セルラー電話は1日、携帯電話サービス「au」において2015年4月23日以降に発売した携帯電話端末のSIMロック解除条件を一部変更し、知人・友人などから譲り受けたり、販売店などで中古で購入した製品などのSIMロック解除などに対応したとお知らせしています。

譲渡・中古製品のSIMロック解除は「auショップ」(直営店およびPipitを含む)にて実施でき、解除にかかる費用は既存の製品と同様に1台あたり税抜3,000円(税込3,240円)で、解除する製品の他に本人確認書類が必要となるとのこと。また解除できるのは1人当たり2台/日まで。

一方、UQコミュニケーションおよびUQモバイル沖縄は1日、au回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「UQ mobile」において2015年5月以降に発売した携帯電話端末のSIMロック解除条件を一部変更し、同じく譲渡や中古で購入した製品などのSIMロック解除などに対応しています。

UQ mobileでは多くの製品が購入時からSIMロックのかかっていないSIMフリー製品ではありますが、2015年5月以降に新たにUQ mobileから発売された「iPhone 7」および「iPhone 6s」、「iPhone SE」が対象で、譲渡・中古製品といった契約者以外の場合におけるSIMロック解除は「UQお客さまセンター」にて受け付け、手数料が1台あたり税抜3,000円(税込3,240円)かかります。

その他、auおよびUQ mobileともに自分で購入したものの、すでに解約済みの製品についてもこれまでは解約日から90日以内のみ解除できましたが、日数制限が撤廃されました。なお、購入日から101日以上経過している必要がある(購入日から解除できる特定の割引施策を利用していない一括購入時などは除く)など、その他の条件は2017年12月1日の改訂時と同じとなっています。

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中古製品などのSIMロック解除については総務省において昨年6月に「モバイル市場の公正競争促進に関する検討会」で取りまとめられ、移動体通信事業者(MNO)の各社に指導・要請していた内容で、すでにNTTドコモでは今年2月20日よりSoftBankおよびY!mobileでは8月21日より対応していましたが、auやUQ mobileでは2019年9月のガイドライン改正を踏まえて対応しました。

なお、auやUQ mobileでも解除したい製品に故障や水濡れがある場合やネットワーク利用制限がある製品の場合は解除ができないとのこと。その他の詳細な条件などはそれぞれ公式Webページをご確認ください。



記事執筆:memn0ck


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